るりとうわた

日常をつづる

小さなお客さん

連休中に、泊まりに来た下の孫のことを書こうと思いましたが、埼玉で小学4年生の男の子が殺され、その犯人がお父さん(義父)と言う事件が起こり、同じ4年生だったので、書く気分になれませんでした。胸が痛みます。

私が戦争がない時代を望むのも、かわいい孫が、銃を担ぎ、人を殺したり、殺されたりして欲しくないからです。

大事な命をそういうことに使って欲しくないからです。

1回しか生きられないからです。

それが最近は、子供たちの環境が悪く、身近な、しかも守ってもらう存在である親に殺されるニュースが絶え間ありません、

大人になっていない親が多いということです、せっかく生まれて来たのに、子供の人生を奪う権利はないはず。

ただでさえ少ない日本の社会を支える子供たちが減ってしまいます。

かけがえのない命、1人として無駄な命がないことを知る親に、大人にならなくてはいけないと思います。無駄死にしないで欲しいと思います。

 

うちの4年生の孫は、夏休みが終わって総括したのでしょう、外で会って食事はしましたが、じじばばの家にお泊りに行っていないことに気が付いたようです。

電話を掛けて来て、連休中にお泊りに行きたいから、ママが送ってくれるからと電話がありました。

私達も夏休みに待っていたのですが、お兄ちゃんとスケジュールが合わず、お兄ちゃんの居るサッカー部が、東京都のベスト16にまで勝ち進み、日にちが取れませんでした。

1人でも来たいと忘れないでいてくれるのは大歓迎です。

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10月7日が誕生日なので、誕生会を早めにすることにして、ケーキを焼きました。

苺はありませんから、皮ごと食べられる葡萄の秋のケーキです。

ローソク5本で,1本は2歳で、10歳のお祝いです。

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ママは1泊で帰ったので、妹の小母さんと4人でしたが、驚くことに皆、4等分でいいと言います。

たしかに丸ごと葡萄を切るのは難しいので、そのまま4等分で分けましたが、ぺろりと食べてしまいました。

秋の展示会の作品作りの試作を作るからと、YOU TOUBEを見たいというので開けてやると、自分で検索をはじめます。

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ローマ字を知っているから出来るのですが、まだ濁音が分からないみたいでその時だけ聞いてきます。

紙コップの飛行機を見たり、私の提案はどんぐりゴマで、季節にピッタリだと思いましたが・・・・

そのうち、違うページに飛び、何やら、色々とプログラミングが出来るページです。

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指示して打ち込むと猫の絵が連続で、こういうことも出来るそうです。

これは学校にパソコン教室があり、そこで教わるそうです。

「すごいね」と言うと、

「おばあちゃんの頃はなかったの?」と聞きます。

「ない。ない。ママの大学生の頃にゼミや卒論のレポをコンピューターで作ると言うので家庭にパソコンを買ったのが最初だから」と昔語りです。

今の子は違いますね。

あとはHKAKINだかのページを見て笑っていました。

それで課題は泥団子をつくりに決定、それにさら砂を塗って、絵の具で絵を描くことにしました。

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庭の土で作った泥団子です。

3日目は雨が降ったので、中々乾きません。
この日はパソコンで、しきりと見ているページがありました。

それは泥団子のキットになったもので、ぴかぴかに光る泥団子ができるものです。

たくさんYOU TOUBEでも作っているので、「流行っているの?」と聞くと、

「年代は違うから、流行っているとは言えない」と言うので。「じゃ、僕の中では流行っているのね」と聞くと「そういうことかも」と話が通じます。

「誕生日に欲しい」と言います。これまで靴を買っていたのですが、昨年は欲しいものが決まらず、こちらが図書券を送ったので本になりました。

「いいわよ」と言うと大喜びです。

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これが家に着いた、泥団子のキット2つです。

我が家で作った泥団子はさら砂が手に入らず、泥団子なら自分の家でも作れるから、と置いて帰りました。

こちらを、さっそく作ったようです。

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作業中の写真が来ました。

そして早くも出来上がった様子です。

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あっ本当につるつるしている。

もう自慢げ~~一杯の顔でした。口元だけでもわかりますね。

泥団子の王様を作って、本人の顔が王様です!


 

残暑で猛暑連日

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台風15号は凄い風で、怖かったです。

夜中の3時過ぎに、ひゆーひゆぅーいう風の音に、周りの物が持って行かれそうなざわめき、そして通り過ぎた後の沈黙、とその繰り返しで・・・

何かが起こりそうで、寝れませんでした。

トイレに行ったら電気がつかない、停電中です。

トイレもリフォームで新型に変えたら、水も流れません。

そう言えば、カバーのどこかを外せば、レバーがついているということでしたが、試してみたことがありません。

洗面器に水を汲んで来て流しました。(明るいとすぐにレバーの場所がわかりました)

6時過ぎ、朝が来ても停電中で、テレビもつかないので情報が分かりません。

そう言えば小田急線も停まっているみたいで、いつもなら聞こえる電車の音もしません。

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電気が通っていないので、パンを焼くことが出来ないので、私は保温が切れて冷めたご飯に頂き物の有機卵の鮮度良しの卵かけご飯に海苔と漬物で、娘はこういう時の保存食とばかりにガスは来ているのでお湯を沸かしてカップ麺を食べました。

夫はいつものパンを焼いて、ハムとチーズをのせて食べるのがいいと言い、私達のはどちらも食べる気がしないと言います。

私も食べたくて食べているのではなく、薬を飲みたいから取りあえず朝食を食べているのです。夫も飲む薬があると言います。

やはりうちの男性は適応力がないみたいで、これでは生き残れませんよね。

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ここ急激に日の出が遅くなり、日の入りが早くなりました。

薄暗い中で、2人のスマホで情報収集の明かりだけが見えます。

8時10分ぐらいに、6時間の停電が解消されました。冷蔵庫も何とか無事、氷が溶ける直前でしたから。

夫はそれからパンを焼いて、いつもの朝食を食べて,ゴルフ場へむかいました。

娘は電車が開通しないので、家で待機中です。

ようやく10時過ぎに、小田急線開通で出掛けるし支度を始めました。まだ山手線は不通でが、家に居たのでは、山手線開通となっても、そこまで1時間半から2時間は掛かるのですから、行くしか仕方ありません。

千葉方面の方も多かったそうで、「皆行けるところまで」と言い合ったそうで、

サラリーマンにOLは辛いですね、まさに痛勤地獄です。

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 台風が過ぎて、踊りのお稽古に着物を着て行ったのですが、もう暑くて暑くて、異常です。

停電していたのはうちの近所あたりだけだったそうで、それも驚きました。

東京では今夏最高の気温とか?もう9月なんですけれど・・・普通でないのが何とも、台風と言い、激し過ぎます。

これも地球温暖化の影響なのかしら、また暑い季節が急激に寒くなり、日本から春と秋が無くなりそうで、不安です。

台風で倒れた吾亦紅も、乱れ咲きです。玉すだれの花、花壇に我が物顔で咲くホトトギス、秋海棠の花です。

 ニュースで千葉県の被害が大きかったことを知りました、お見舞い申し上げます、そして素早い復活をお祈りしております。

京都観光

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こちら、奈良観光の帰り、京都駅伊勢丹の中で、食した、パンケーキです。

私は女性ですから、友人や娘と食べたことがありますが、夫はこういう機会でもないと食べることはないでしょうから、誘いました。

昼はみたらし団子とあんみつで下から、ちょうどお3時に最適です。

日頃体験できないことに挑戦することが、旅の恥は掻き捨てで、反社でない正しい使い方だと思います。(笑)

私も今回はタピオカドリンクを飲む予定で、これはコンビニに売っていて、難なく食すことが出来ました。予想通りでした。

甘いもの好きの夫も初体験を、「美味しい」と言って喜んでいました。

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京都見学はこれまで、数年間実家との帰路には京都に宿泊しているので、結構京都のお寺は見学していると思います。

それで、嵐山方面は手付かずだったので、今回予定に入れることにしました。

宿泊が烏丸なので、阪急電車嵯峨嵐山まで行きました。

そこから桂川を見て、渡月橋を渡ります。このコースは人が意外と少なかったです。

やはり、京都駅からの観光客が多いのだと思います。

渡月橋を渡ると、賑やかな通りに来ましたが、綺麗に整備された通りはどこででも見るガイドブック化された綺麗な通りで、鎌倉へ来ても金沢でも、京都でも、皆同じという感じがします。

ですから、外人観光客が最近は路地の奥まで入り込んで、一般住宅地で写真を撮っている、などと言う記事に出くわします。

企画化しない方がいいと思いますが、私たちが子供の頃に訪れた、素朴な嵐山ではもうない感じがしました。

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京都のお寺は広々としていて、悠々と構え、鎌倉の立地を考えたお寺とは雰囲気が全然違います。

その中に合ってこじんまりした、野宮神社(ののみや)があります。

縁結びの神様で、

 天皇の代理として伊勢神宮に仕える斎王が伊勢に赴く前に身を清める場所であり、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた清浄の地を選んで建てられた。その様子は源氏物語「賢木の巻」にも描かれている。学問・恋愛成就・子宝安産等の祭神を祀り、地域住民からの崇敬はもとより、観光ルートの便から他府県または海外からも多くの参拝者が訪れる。

 記念撮影で、外国からの恋人たちが、神社の前に立つたびに、日本人はカメラを下げて待ってあげていました。

韓国の方だと思いますが、ベールを頭に付けて、服装は普通で、記念撮影をしている方がいました。新婚さんなのでしょうね、

この神社の庭にあるじゅうたん苔が、色合い、風合いがともによく、本当にその上に座って観たくなりました。

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ベルベットじゅうたんです。

その横の通りは前後がすでに、竹林の通りいなっています。

そこをもう少し行くと、涼しげな竹林の径が続きます。

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とてもいい雰囲気で、涼しそうに見えますが、凄く蒸し暑く、前日の雨で、湿度は100%で、蒸しぶろ状態で、汗が止まりませんでした。

京都の代表的な観光地であり、渡月橋と並んで嵐山のシンボルでもある竹林の小径。野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400mにわたって空を覆うほど高く伸びた竹の林が続く。
平安時代には貴族の別荘地だったといい、晴れた日には木漏れ日が心地よく、また太陽のない日は昼でも薄暗いほどで、1000年を経た今も幽玄の世界に誘われる。 

 

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この竹林の途中に,天龍寺の北門があり、そこから天龍寺の見学に入りました。

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北門からは、お庭側から本堂、方丈へ進むと言う順序になります。

 天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。山号霊亀山(れいぎざん)。寺号は正しくは霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。

 写真に見えている、京都・嵐山の「天龍寺」。世界遺産に登録されている、京都を代表する寺院の一つです。なかでも「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本初の国の史跡・特別名勝に指定された名庭園。桜やツツジ、新緑、雪景色など一年を通して風情がありますが、紅葉の美しさも格別だそうで、これは是非とももみじの頃に、是非

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来たいものですが、中々かないません。

 

「曹源池」という名前は、夢窓疎石が庭を作っている時に泥の中から、『曹源一滴(そうげんのいってきすい)』と記された石碑が現れたことによるもの。これは、禅の言葉で、“一滴の水だって、おろそかにしてはいけない”という意味があります。一滴の水が集まって大河となり、海へと繋がる。命の水となり、小さなものにも大きな可能性が秘められています。

 

こちらが本堂の入口 です。

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入って、左側が方丈です。

縁側に座って、曹源池庭園を眺めながら、借景の、左に嵐山、正面に亀山・小倉山を眺めることが出来ます。

また背中には大きな龍の襖絵が見られます。

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また、法堂では天井一面に描かれた「雲龍図」が有名(特別公開のみ参拝が可能)です。これも観る予定だったのですが、他で堪能してしまい、出て来てしまいました、残念です。

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見どころの多いお寺でした、次回は是非紅葉の頃に来てみたいと思っています。

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こちらが南門です。

帰りはJRの嵐山駅に行き、京都駅に着き、お土産を買い足して、烏丸のホテルへ戻り、余裕で帰ることが出来ました。

スケジュールはゆったり目にとったので、両日とも悠々の旅でした。

そして両日とも1万3000歩ぐらいでした、揃えたように、孫と行ったUSJは今でも最高の2万歩近くです。若い子に釣られるのでしょうね・・・連れられてかな?(笑)

奈良観光

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この時期、7,8月に帰省するので、その際は京都の烏丸に常宿にしているホテルがあり、毎年夫と宿泊して、京都巡りをしています。

それは大阪に居た頃には、近いからいつでも行けると思いあまり行かなかったのですが、関東住まいになり、何故行かなかったと後悔したからです。

それで新幹線に乗ると、寄ってくることにしています。

上の写真で分かるように、今年は京都ではなく奈良にも寄りました。

鹿も雨宿りする程どしゃ降りの雨でした。

特急は乗らなかったので、京都から準急で、1時間ほどです。奈良に着いたら雨が降り始めました。

夫が大仏しか知らないと言うので、まずは奈良公園の近場を選びました、最初は興福寺

です。

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南都七大寺の一つに数えられる。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は西国三十三所第9番札所である。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。

 

ここは何と言っても、国宝館の見学です。阿修羅像(国宝)があり、木造金剛力士立像(国宝)があり、木造天燈鬼・龍燈鬼立像(国宝)があり、木造千手観音立像(国宝) があります。

阿修羅像も、千手観音像も、三十三軒堂よりも、ずっと美しいです。

ここだけは、ゆっくり時間を掛けて、もう来ないかも?と雨宿りを兼ねて見学しました。

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興福寺東大寺の真ん中にあるのが、この氷室神社です。

 

由緒は「氷室神社縁起」絵巻に記されており、また『続日本紀』や『元要記』にも散見される。和銅3年(710年)、元明天皇の勅命により、吉城川上流の月日磐に氷神を奉祀し(下津岩根社)、厳寒に結氷させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京へ献氷させる制度が創始された。翌和銅4年(711年)6月1日に初めて献氷の勅祭が興され、以降毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を納めた。」と言うことです。

 

池に蓮がびっしりとあり花が咲いていました。

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夫が大仏は見たことがあると言うので、その前を通り過ぎ、3月堂、2月堂へ向かいます。

やはり観光客の大半が外国の人ということで、鹿が珍しいようで、構うので、鹿が付きまとい、悲鳴を上げる人がいました。無視して通り過ぎるのが日本人という感じでした。

3月堂の方へ行くと、さらに観光客はまばらとなり、ここまでこの雨では足を伸ばさないようです。

そこで、洋服もびっしょりなので、茶屋により一服することになりました。

まったく夫にとっては、一服の時間となりました。

至る所に禁煙マークが張られているので、タバコを吸うところがなく、だんだん機嫌が悪くなり、扱い難くなるのでこの辺で一服がベターです。(笑)

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このみたらし団子、3串400円でしたが、これがお餅で、こんがり焼けたところが最高に美味しいでした。

 

3月堂の前に4月堂があって驚きました、何月まであるのかしら?と・・・・

 

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奈良時代(8世紀)創建の仏堂。現存する建物は1669年の再建で、日本の国宝に指定されている。奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物として知られる。

 

 

よく二月堂を燃え上がる大きな松明をもった僧侶が走っている姿をテレビで見ます。

松明から降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われているため、火の粉をかぶる二月堂舞台の下にはたくさんの参拝者が集まります。
お水取りは、東大寺鎮護国家・天下泰安・五穀豊穣などの幸福を願う「修二会(しゅにえ)」という行事の中の儀式の一つです。
これは、天平時代の霊水信仰である日本の原始信仰が起源で、典型的な神仏習合行事として知られている。」

 

 

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2月堂の回廊を降りながら、鹿の居る自然な光景が奈良だな~と感じさせてくれます。

まさに、いにしえの 奈良の都の 鹿案内

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真正面に見える大きな建物が東大寺の大仏殿です。

大仏殿へ向かう途中に、大きな鐘があります。

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 大仏開眼と同年に鋳造された大鐘は、鐘声の振幅が非常に長く、「奈良太郎」と呼ばれ日本3名鐘のひとつです。現在の鐘楼は、重源上人のあとを継いで東大寺大勧進となられた栄西禅師が鎌倉時代(承元年間・1207~10年)に再建。奈良時代の梵鐘とともに国宝です。 

 そして、東大寺は、中に入らずに、門から見学しました。

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次は地図上は、お隣ですが、歩くのは少し遠そうです。バスを待って春日大社へ行きました。

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朱色が緑色に映えます。

 

 

 

 

   

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こちらにも

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帰り道、灯篭に苔がついていて風流です。

せんべいをねだる鹿が、待っています。

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この頃まだ時間は2時頃だったので、ここからは少し離れている法隆寺薬師寺へも行くことが出来ましたが、早目に京都に帰ることにしました。

そして京都駅で、お土産を見てウロウロし、伊勢丹のデパートでも、ウロウロしてパンケーキを食べてホテルへ戻りました。

次は京都編です。

夏草や~

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ミョウガ畑になっていたところ、ミョウガを抜いたらメキシカンセージが大きくなっていました。

梅雨明け以降、台風まで、雨がなかったので、大地は固く、ミョウガは出来ていないだろうと思ったのですが、少しありました。

夫がこの味が嫌いだと言うので、全体の料理には使いませんが、冷奴に、私はみじん切りにして乗せます。

夫はパクチーも嫌いですね、こういう独特のハーブや野菜は苦手みたいです、

少量あると味が締まりますよね。

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横向きの写真が自動で縦に入りました。(?)

その周りには、吾亦紅が咲いていました。

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荒れ放題感が強いです。(笑)

いつも月水金の4時過ぎにはラジオ体操で、家を出るので、夫はわざと「ラジオ体操の時間だぞ」と言います。

私が「夏休みだから」と言うと、「ラジオ体操って、夏休みにこそするものでは?」と言います。

「それは子どもの頃、涼しい朝の内に済ませるから」と言うと、「じゃ、早朝にすればいい」と言います。「年をとっても女性はすっぴんで出れないから・・・、朝は男と違う」と別の公園では、早朝ラジオ体操が男性陣で賑わっています。

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私は今は4時の制限を受けない時間を楽しんでいます。

4時ごろからリュックを背負って、スーパーまで歩きます。

こうでもしないと、この炎天下、もう歩きたくはありませんから、ポールを持たない手で日傘を差して歩いています。

そのうち、もっと年を取れば、廃車にして歩くしかないのですから、今から練習です。

手ぶらで歩くと、腰への負担は少し軽減されるようです。

ブロック塀に掛けたポーチュラカのミックスです。可愛い花です。

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下に鉢で置いたポーチュラカのそばには、もうキバナコスモスも咲き出して、夏と秋の混合です。

冬に種になったものをまき散らしています。この辺はこぼれ種で出たようです。

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ビッシリ芽が出て、茂っています。

これだけ芽が出るということは、草の芽ももちろん出ているということです。

もう最近は東西、北と見て回るのが怖くて、南だけを向いて暮らしています。

こわいこわい、きっと草が茂っているでしょう、あ~夏草や、抜く人居らぬ、草茫々

です。

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コルキカムも咲き出して2本目です。イネサフランとも言いますが、サフランにも似ています。

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台風の雨を感じて咲き出した?、秋の長雨の頃にも咲く、本番は梅雨の6月ごろに咲く匂い番茉莉です。

雨を感じて、何日で準備が整うの?と言うぐらい、つぼみの出来るのが急速です。

だから、しばし狂い咲きを、しています。咲いてみたら、条件が違った!!と。

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こちらも雨を感じて咲き出した、オキザリスの花です。

花にとってもこれからの天気が、優しい自然でありますように、願っています。

観劇

7月の末と、8日の日に、帝劇で観劇して来ました。

同じ演目で、3カ月もやっている「エリザベート」です。

2回も行くつもりはなかったのですが、6・7月のチケットが落選続きで取れないうちに、8月のチケット先行売り出しが始まり、そちらはいとも簡単に取れてしまい、その後に6・7月分も取れていたことが判りました。

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約3か月に及ぶロングラン公演にあたり、タイトルロールのエリザベート役として、宝塚版オリジナルキャストであり、その比類なき華やかさで客席を魅了する花總まりが2015、2016年に続き登場。 そして、2018年宝塚公演で同役を演じ、退団後初舞台・初主演を飾る愛希れいかが初参加する。 黄泉の帝王・トート役には2015、2016年から同役で新境地を開いた井上芳雄と、2018年『モーツァルト』で主演のヴォルフガング・モーツァルト役を見事に演じた古川雄大が初参加。 舞台の狂言回し役を担う皇后暗殺者ルイジ・ルキーニ役は山崎育三郎と成河が前回に続き演じる。

脚本/作詞

ミヒャエル・クンツェ

音楽/編曲

シルヴェスター・リーヴァイ

演出/訳詞

出演

エリザベート花總まり/愛希れいか(Wキャスト)
トート:井上芳雄/古川雄大(Wキャスト)
フランツ・ヨーゼフ:田代万里生/平方元基(Wキャスト)
ルドルフ:京本大我(SixTONES/ ジャニーズJr.)/三浦涼介木村達成(トリプルキャスト)
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希
ゾフィー:剣 幸/涼風真世香寿たつき(トリプルキャスト)
ルイジ・ルキーニ:山崎育三郎/成河(Wキャスト)

エルマー(ハンガリー貴族):植原卓也
マックス(エリザベートの父):原 慎一郎
ツェップス(新聞の発行人):松井 工
リヒテンシュタイン女官長):秋園美緒
ヴィンデッシュ(精神病患者):真瀬はるか

宝塚歌劇団の演出家だった 小池修一郎氏の出世作です。

 

日本では宝塚歌劇団が1996年よりエリザベートの上演を行ってきたが、加えて2000年から東宝により、ウィーン版を基本とした東宝エリザベートが上演されている。東宝版では、宝塚版でカットされたシーンが加えられ、各国版と同じくエリザベートが主役となるように脚本、演出、楽曲、歌詞が改訂された。一方で、宝塚版のみで使用される楽曲(愛と死の輪舞)や設定(ハンガリー革命家等)が残されるなど、東宝版はウィーン版と宝塚版の折衷版ともいえる。

東宝版初演のエリザベート役には宝塚初演でトート役を演じた一路真輝、トート役は元劇団四季山口祐一郎文学座内野聖陽、ルキーニ役は高島政宏、ルドルフ役は東京藝術大学在学中の井上芳雄などが抜擢された。

2000年の東宝版初演にあたって、新曲「夢とうつつの狭間に」などが書き下ろされた。2004年の再演では「私が踊る時」「ゾフィーの死」などが追加された。

演出等の大幅な変更は、2001年、2004年、2015年の再演の際に行われている。

2012年の再演では、ハンガリー版・ウィーン再演版でトート役を演じたマテ・カマラスが同役を日本語で演じた。

もうポスターを見てもらえば、即分かるのですが、ビジュアル重視で、それがすでに、20年前の2000年ごろのエリザベートとは違うということです。

ここ平成年間の技術進歩は著しく、照明や映像は画期的に進歩を遂げました。

その影響が当然舞台にも押し寄せてきています。

舞台装置は変わり、テンポは良くなり、若い観客が増えました。

20年前は、私たち世代の社交場でした、私達から上の世代の方達の・・・

今は、若い人が押し寄せています。

それゆえの、舞台装置や照明の進歩、俳優のビュジュアル化でしょうか。

私たち世代はどこへ追いやられたのかと見て行くと、東急文化村シアターコクーン蜷川幸雄氏のシェークスピア劇場 へ行くと、まだお仲間に会え、その空気感にホッとします。(笑)

新国立劇場でも大勢見かけるということはストレートプレイに多いということで、ミュージカルの舞台はやはり若い方が増えたということかもしれません。

最初トートが、大きな羽をつけて上から降りて来るのですが、これが宝塚版なのかしら?、まるで少女漫画を見ているような錯覚におちいります。

昔はもっと魑魅魍魎の世界で、死の世界を描いていたように感じるのですが、今はトートダンサーズも増えて、スマートな世界へと変わったように感じます。

 


長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

 

それを3カ月に渡り、Wキャストやトリプルキャストをはめて、それぞれの組み合わせを楽しんで、リピーターを増やそうと言う策なんでしょう。

セットは3カ月変えなくていいし、主催者側には美味しいことが多いのかもしれません。

私の1回目は、

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2回目の配役は

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トート役は井上さん、ルドルフは三浦さん、ルキーニーが成河(ソンハ)さんが両日とも同じでした。

でも、他が違うだけで、芝居が違いましたね。

エリザベート役は、このところ宝塚退団後の方が圧倒的に多く、すでに宝塚で、エリザベートなり、トート役を経験した方が、やっています。

花總まりさんは、在団中もエリザベート役は長かったようで、お芝居が、少女時代は可愛らしく、そして皇后エリザベートは当初ははつらつと、後半は静かに、と演じ分けていました。

メイリハリがついていると言えばそうですが、芝居がかっていたとも言えます、

その点、退団されたばかりという、愛希れいかさんの方が、自然と成長していく姿が演じられていて、私はこちらの方が気品を感じられました。

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私は一路真輝さんの気品に満ちたエリザベートが好きでした。

井上芳雄さんは、2015年の時は、この方は良い役の方が似合うのでは?と少し物足りなく感じたのですが、4年経って、成熟されましたね、見応えがありました。

というか、聞きごたえがあったというのが一番なのですが、もう歌声が凄い、圧倒的な声の圧があり、会場中を支配下に納めてしまう勢いがある。

その歌声に飲み込まれてしまい、かつ気分がいいという、この世界はしばらく続きそうです。

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そして芝居で言えば、ルキーニ役の成河さんの芝居がいいです。

ルキーニと言うのは狂言回しで、この芝居を展開していく役割を持つのですが、何より一番良いのは、台詞が明瞭であること、その言葉が客席全体に届くということです。これは重要なことです。

この方とはいろんな舞台で出会っていますが、どの役も違う役ですが、みんな上手いです。インタビューで

 ルキーニにとっては、あたかも自分が演出家であるかのように裁判長と傍聴人に向けてお芝居を見せている3時間5分。そう見えないかもしれないけれど(笑)、実は戯曲に書いてあることに忠実にやっているだけなんですよ。僕はそういうタイプです(笑)。狂言回しとしては、基本は常に逆を持ち込むことを考えています。華やかだったら淡々と、綺麗に対して汚い、甘美だったら辛辣に……。舞台を見て、前のシーンが落ち着いていたら盛り上げますし、華やいでいたら水を差す(笑)。要するがにツッコミ役なんです。そうやっていると自然にライブ感が生まれます。

 後は子役が、可愛いですね、ボーイソプラノの声がいつまでも、頭の中に残ります。

最後にこの写真に似せて衣装もポーズも同じように登場します。

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梅雨明け、夏日

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関東地方は梅雨が昨日開けました。

例年より8日遅く、昨年より30日遅いそうです。

梅雨の間は、大体雲が出ていたので、富士山も見えないだろうと、そちらの方向を見ていませんでした。

ベランダから、望遠で覗いてみると、1か月以上見なかった富士山にはもう雪はなく、当然ですが、黒富士の姿になっていました。

青空になっても富士山だけは雲に隠れています。

やはり富士山が良く見えるのは空気の澄んだ冬の時期が一番です。

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リコリスの花が咲き始めました。

ヒガンバナ属ですが、これは夏水仙とも言うので、やはりこの時期に咲く花です。この写真は3日前で、今朝の写真は

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花数が増え、ピンク色は最初よりか薄くなっています。

茎も数本出ているので、花数が今年は多いようです。

暑い太陽の下で、華麗に咲いています。

周りの夏草が茂って凄いのですが、草取りや垣根を剪定をすると汗がびっしょりで、上から下まで、着替えないといけません。

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引いて撮ると、茎が6本ほど出ています。

まだまだ咲いてくれそうで、楽しみにしています。