るりとうわた

日常をつづる

さつきは五月に咲く

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今年の春の花は早かったですね、桜に誘われてか、ツツジビオラもパンジーもみな早く咲いてしまいました。

その中にあって、例年と変わらず、同じ時期に咲き出した花が、皐月(さつき)です。

蕾が沢山付いているので、これから満開を迎えます。

 サツキとは、狭義では日本に自生するRhododendron indicumの和名であるが、そのR.indicumと近縁多種との交雑から生まれた園芸品種群の総称(Satuki Azalea hybrid)として用いられることもある。ほかのツツジ類と比べて花形や樹形についてはほとんど相違がないが、開花期が異なるために園芸的に区別されている。

やはりツツジより、1月は遅く咲くらしい。今年のツツジは3月から咲いていましたから、2か月も違うと言う感じがします。

梅雨のはしりの空に色とりどりで可愛いです。

そして、雨の匂いをかぐと咲き出す花があります。

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ニオイバンマツリの花です。

真ん中の枝が折れたので、今年はどうかな?と思いましたが、低いとこ新芽が出て、ちゃんと梅雨前に間に合いました。これも賢い花です。

最初は濃い紫色で咲き、だんだん薄くなり、白になります。

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ミニトマトの花が咲いた後に、ミニミニトマトの実が付いています。

まだ5㎜にもならないぐらい小さいです。陽の光を浴びて大きくなるといいですね、楽しみにしています。

今日から、東京・大阪の大規模集団接種も始まりますが、市での集団接種に続きかかりつけ医院での個別接種の予約も始まりました。

50名に達したので打ち切られたと、帰って来た近所の人もいました。また日を改めていくそうです。

菅総理が、7月いっぱいに高齢者の接種の85%を終えると発言されましたが、あれは、打ち手が十分揃えば?ワクチンがスムーズに来れば?のあいまいな返答も可能な中に入れて85%だそうです。現実の状況とは違うと新聞に書いてありました。

高齢者の後には、1億人近い方が控えているのですよね。日本、大丈夫ですか?

そして

東京五輪パラリンピックは中止すべき」信濃毎日新聞が社説で表明

の記事を載せます。

 

丸山貢一論説主幹はハフポスト日本版に対して「ここ1、2カ月の間、論説委員の中で議論し、開催が迫ったいまのタイミングで出すべきだと判断した」と説明した。

信濃毎日新聞社5月23日付の社説で、東京オリンピックパラリンピックを中止するよう政府に求める意見を表明した。

 

医療体制の崩壊、開催意義の喪失、国民分断の3点をあげて、「東京五輪パラリンピックの両大会は中止すべきだ」と訴えた。

これまで海外メディアからは五輪の中止を求める意見は出ていたが、日本のメディアが中止すべきと表明したことは、踏み込んだ対応と言える。

「何のための、誰のための大会かが見えない」

社説では、新型コロナウイルスの感染拡大で東京などで緊急事態宣言が発令されていることや医療への負担、経済的に追い込まれている人たちの存在に触れ、「7月23日の五輪開幕までに、感染状況が落ち着いたとしても、持てる資源は次の波への備えに充てなければならない」と指摘。

東京五輪パラリンピックの両大会は中止すべきだ」と訴えた。

ワクチン接種の状況について「予防効果が高まるとされる『集団免疫』の獲得はおろか、開幕の時期までに高齢者への接種を終えるめども立っていない」と疑問を呈した。

また、海外観客の受け入れ断念や、選手との交流も見込めないことから、「各国から集う人々が互いに理解を深め、平和推進に貢献する五輪の意義はしぼみつつある」とも指摘した。

さらに、菅義偉首相がバイデン米大統領との共同記者会見で、五輪開催を「世界の団結の象徴」と位置づけたことに対して、「何のための、誰のための大会かが見えない」と批判。「反対の世論は収まらず、賛否は選手間でも割れている。開催に踏み切れば、分断を招きかねない」と懸念を示した。

最後に「国民の命と暮らしを守る決断が、日本政府に求められる」と結んだ。

同社の丸山貢一論説主幹は5月23日、度重なる緊急事態宣言の発令を踏まえて「ここ1、2カ月の間、論説委員の中で議論してきた」とハフポスト日本版の取材に説明。

「開催が迫ったいまのタイミングで出すべきだと判断した」と語った。

ワクチン予約2

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ジキタリスの花が次々開き、花らしくなってきました。

各地で高齢者のワクチン接種の申し込みが始まり、繋がらないと言うトラブルが起きているようです。

今週ラジオ体操で集まった10人で話をすると、ワクチンの予約を取ったのは、我が家だけでした。

娘に、お母さん、「携帯はネットだからね!」と言われ、素直に「そうでした。」と言いましたが、私も同様で、この世代には「携帯は電話に過ぎない。」が正解でした。

数人は電話で申し込んだそうですが、当然繋がらなかったそうです。あとはかかりつけ医院でする人と、皆さんの情報待ちで、「どこへも出かけないから、いいわ」とのんびり構えている方が3人もおられました。

もう二人夫婦で暮らしている方がほとんどで、うちのように結婚しないで、未だ東京勤務で働いている子と同居と言う他とは状況が違うので、いつ菌を持って来ないとも言えない環境にいる私達とは、ちょっと違うのですけれど、ワクチンの予約取りの話をしました。

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それに刺激を受けてか、その後電話が繋がった人が二人で、後は個人接種で個人病院へ

行き訪ねた方が、来週以降に診察に来た時に予約を受け付けるそうで、報道と同じく一見さんはお断りだそうです。

皆さん連れが居たら怖くない方式で、暢気に捉えられていたようで、少しでも刺激になって ワクチン接種に進んだのは良かったと思いました。

上の写真はトマトの花も咲き出しました。

 

スギ薬局の会長夫妻の行動は商売人にあるまじき行動ですよね。

ワクチン接種で、市に便宜を図ってもらおうと言う策がばれたら、大変なことになるとは考えなかったのでしょうか?

社員や購買者の顔は浮かばなかったのかと不思議な気がします。

不買運動を起こされたら、たちまち売れなくなりますよね、しかも病気に関連する薬局の会長と言うのも問題が大きいですよね。

一市民には変わりはないので、常識的な行動でなくては受け入れられないでしょう。

そろそろ連休の頃の結果が出る時期ですが、一向に感染者数は下がりません。

もうワクチン以外に策はないのでしょう。

菅総理もそれで、大規模接種へと動いているのでしょうが、その費用がまたバカ高いですよね。

アベノマスクと言い、こういう人には、経済観念が働かないのでしょうか?、ぼったくられているような高いお金で契約しますよね。

税金だから、一向に構わないの感覚だとしか思えません。

市民はもっとつつましく暮らしています。と言いたいです。

薔薇園とワクチン予約(タッチの差)

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5月と言ったら薔薇ですよね。

それで、先日、雨の降る前だったから3日の日に行ってきました、出ている人もまばらで、混まないうちに撮影して帰ってきました。

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色とりどりですが、まだすべてが満開という訳ではなく、上の段というか中心はまだ、つぼみという状態でした。

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いろんな種類があります。それぞれに名前も付いています。

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こちらはプリンセス・ミチコ。

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これはアンダルシア。花びらの枚数が多くなっているような?スペインのアンダルシア宮殿の赤い薔薇は、もっとシンプルでした。数年前は同じだ!と思ったのですが、花弁の数が増えることがあるのかしら?

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ブルー・ムーンとなっていました。この開き加減は素敵でした。

この薔薇園の近くに市の体育館がありますが、ここが市の集団ワクチンの接種会場の一つになっています。

私たちの市でも、5月6日から、高齢者のワクチンの集団接種の予約(電話とネット)が始まります。

遅れて、6月1日からは個人接種の予約がそれぞれの医院で始まります。その二本立てです。

夫と相談して、夫のかかりつけ医院で2人の予約を行うつもりでいました。

ただこの1か月近い日にちの差が何でなのかが分からず、同時なら二本立てもわかるけど、主は集団接種で、その後に個人医院の受け皿でとも取れる。

なら、せっかくパソコンを使用しているのだから、挑戦してみようとなりました。

友人の間でも、パソコンを使用する人は少ないし、夫と、市民18万か20万か知らないけど、そのうちの高齢者が3割として、5~6万人の中で、パソコンを使用しているのは・・

そこで娘が。「お母さん勘違いしていない?」と言う、「ネットって、携帯も入っているけど。」と言います。

私は、「そうだ、携帯なら友人も、私世代も皆持っているわ!」となりました。(笑)

希少価値は、なかったけれど、同じスタートラインには立てると思いました。

私は携帯より、パソコンの方が早いと!

私は台所、夫は居間のプリンターの横で準備完了、その間で娘がテレワークで仕事開始です。

ただ夫は私が繋がったら即入ることにして、他の部屋で「待て」の状態です。

私は速攻、ブロックに会い、繋がりませんと他の画面がでます。

連休明けの娘は、電話連絡が必要になり、会社にかけている電話が中々繋がらないと?

私は「ワクチン弊害だわ。昨日横浜でダウンしたとか?」娘、「迷惑だわ~」と携帯で、横の連絡を付けると、その人も「会社に繋がらない」と言っていると。

会社の電話が込み合っている、と応答が出るらしい。今日のお当番は二人しか出ていないのに、なんで込み合うのか???と、嘆いていました。

私は何度も最初から打ち込み、蹴られて、ブロックされて、ほんとチケット取りと同じです。

でもチケットって1時間半頃になると、変化が出てきます。それより酷いじゃない!と席を離れ、TVを付けました。

すると前日から始まった東京のニュースで、八王子の人が、もう繋がらなくて困っていたら、1時間40分経ってやっと繋がったと言うので、時計を見るとちょうど10時40分でした。

再挑戦です、一発で繋がりました。夫に声を掛け、直ぐについてきてもらう。

それは同じ日だと、同じ車で行けるからです。車なら10分ですが、歩くと40分から50分は掛かります。

電話番号やアドレスを入れたり、記入部分もあります。

私が開いたときは、5月27日分を受け付けていました。木・土・日の三日間しかしないのだから23日からだと、まだ二日目です。1時間40分でまだ全く進んでいません。

15分間隔で刻んであり、その横に、2人、3人、5人とか、最大7人まで書いてあり、それが残り人数のようで、大目に残っている人数を二人でクリックしながら、

夫が「ここ押すの」私は、「押して、直ぐに下がって、その隣の『はい』を押して、決定を入れて」と言う。

それでもエラーが出ると、また最初からやり直しです。同じことを繰り返します。

娘が「もう~、仕事してられない!」と、夫に変わります。(笑)

私「じゃ、入るね」で決定を押すと、6月3日が取れました。続けて2回目も応募します。娘は6日の分が取れたようです。

人数の多いところを選んでも、複数で画面を見て動いているのでしょう、タッチの早い人に取られ、エラーになります。

その繰り返しなので、ずっと時間帯を下げてとる方が取れるのです。

娘のタッチはさすがに早いです、2回目分は追い抜かれてしまいましたが、26日の同日の夫は2時、私は4時半に取れました。

私と夫で30分、娘に代わって私の完了まで30分、1時間以上かかりました。それで、娘は30分の残業をしていました。

家族総出になりましたが、一人暮らしの方では中々大変ですね。

エラーが3回続くと、もうだめかも?と思うのですが、3回どころじゃありません、何十回と続けなくてはいけません。

もっといい方法はないのかしら?と、思いましたが、はじめての経験です。取れてほっとしました。

早いコロナの収束を願っていますが、ここにオリンピックとはどう考えても、同時に出来るとはとても思えません。

変異株はやはり脅威だと感じます。

国民の大多数にワクチン接種も間に合いませんし、無理としか思えません。

 

五月

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ジキタリスの花が咲き始めました。今年の新入りです。

もっと花が密でr豪勢な写真を見たのですが、シンプルです。種を取って咲かせたいけど、こぼれ種では無理なのでしょうか?楽ですけど・・・(笑)

丸川大臣の、500人の看護師要請には、呆れ果てましたね!

現実を見ないのでしょうか?だからどうする?を考えるのが政治家の仕事ですよね、しかもトップに立つ人が、こうだから、日本はこんな状態なんです。と言えそうです。

 菅義偉首相は30日夜、東京オリンピックパラリンピック組織委員会日本看護協会に対し、大会期間中の医療スタッフとして看護師500人の確保を要請する文書を送ったことについて、「(日本)看護協会の中で現在、休まれている方(看護師)がたくさんいらっしゃると聞いているので、(派遣は)可能と思っている」と述べた。 また、ツイッターなどで新型コロナの感染拡大で看護師が不足しているとして、五輪派遣への反対が広がっていることについて、「そうした声があることは承知している。支障がないように全力を尽くしていきたいと考えている」とも説明した。首相官邸で記者団に述べた。

私は毎日家におります、まあ散歩や、ラジオ体操や、草取り、庭木の剪定と外には出ていますが、早くコロナが収まるのを待っています。

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植えたばかりのキュウリです、花も苗も、生協の共同配達です。

水撒きなら毎日出来そうだし、緑のカーテンで日よけにもなるし、いいかな~と。

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その隣が白ゴーヤです。大きなゴーヤは食べきれないので、小さめが良いと選びました。

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それとこれはもうずっと先に植えた、株咲きのミニトマトで、蔓が出ないそうです。

バケツのそこを抜いて、二株とキュウリの一株があります。

上手く収穫できると、その時は一石二鳥となることでしょう。

 

三度目の正直とワクチン予約票

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満開のモッコウバラ、昨日夫と道路側から剪定しました。

近所に入っている大工さんが通りながら、「満開の花、もうちょっと見たいな」と声を掛けられました。

「どっちみち、そのうちに散るから、少し早めに…」なんて言いながらも、花を惜しんでくれる人がいると、ほっこりしました。

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両隣がフェンスに添って、はみ出した枝を切られたので、我が家の垣根が道路側に30㎝ほど出ているので、フェンスに沿って歩いてきた人は、我が家でコースを変えないと行けなくなるぐらい出ています。

それで、せめて出た分を戻そうと、来年の花芽が着く前に、早めに咲いているうちにとなりました。

お隣から、「仲良くお揃いで』と声を掛けられ、「一人じゃ労働力が大変で、する気がしない。」と答えました。

そういえば、お隣は散歩も剪定も一人でしていますね。それぞれです。

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右端をごっそりとカットしました。電信柱が丸見えですがすっきりしました。

来年、新芽で形を作り直しです。

30cmも出ているのはなくなりました。あとは15cmぐらいは出ているかな?という感じです。

三度目の緊急事態宣言が出ましたが、東京の人出は中々収まらないようです。

私は一年余り東京へ出ていません。月に一回ぐらい行っていた観劇もしていません。

まあ仕事もないし、特に用事もないから、それで過ごせています。

もうこれ以上の自粛はないでしょう。孫のところへも行っていませんから、その分おやつを送っています。

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市からワクチンの予約表が来ました。

でも中身を読むと、集団接種の予約電話は5月23日以降、かかりつけ医院での予約は6月1日以降で、実施となると完全に6月以降ですね。随分先の話です。それで、2回目となるとやはり7月末でしょう。

免疫が出来るのはその1~2週間後でしょうから、年寄りもオリンピックには間に合いません。

やはり感染者数を減らすしか、この危機を乗り越えることは出来ません。

三度目の正直という言葉はありますが、3度で終わるか?第4波や第5波が来るのか、感染者数をどこまで減らすかに掛かっているょうです。

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高校一年生の孫は、部活もなしで通っているのか?と気になったりします。

2年目の春、もう元通りに戻ることは考えられず、新しい時代を迎えることになるのでしょう。

どんな時代になるのか?まずはコロナが収束しないことには、混沌としかいいようがありませんが、明るい未来を期待しています。

 

アザレア

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この写真は我が家のツツジですが、今年は花付きが悪く、これでほぼ満開だと思います。

アザレア(西洋ツツジ)はこれらのツツジを交配してつくられたもので、ほぼ兄弟でしょう。

海の向こうで綺麗に咲いていましたね。

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そうマスターズの綺麗なゴルフ場です。

二日もお付き合いさせられました。

月曜日は朝4時過ぎからテレビ観戦です、でも松山英樹選手の優勝が見れてよかったです。

アジア初のマスターズ制覇、おめでとうございます。

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この11番コースから、沢山の花が見える綺麗なコースが続きます。

何の花かな?と私がパソコンで検索すると、同じ質問をその前にしている方があり、アザレアやハナミズキの花が多い。と答えている方が居ました。同じ思いですね。(笑)

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密分には綺麗なのですが、コースとしては風を読むのが難しかったり、バンカーや池が配置されていて、ドラマチックな難コースだそうです。

それでこのコーナーをアーメンコーナーと呼ぶそうです。

なんでもコースを読むのが難しく、神に祈るしかないことからそう言われるそうです。

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松山選手も12番でバンカーに、13番では池に入れてしまいました。

それぞれ花の名前が付けられていて、11番はパー3で「ホワイトドッグウッド(ハナミズキ)、12番はパー3で「ゴールデンベル(れんぎょ)、(上の写真かな)、13番はパー5で「アザレア(ツツジ)」と愛称がついているそうです。

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本当に簡単には勝つことは出来ないようになっています。

それでも10アンダーで優勝出来ました。

日本と同じ花の季節を感じることが出来ました。

そして無観客ではなく観客ありで、その中に医療従事者達が招待されていると伝えていました。

アメリカは、そこまで回復したということなんでしょう。

政権が変わったから成し得たことなんでしょう。

散歩道

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花粉もだいぶ少なくなったのでは…と思い、ウォーキングを開始しました。

花粉症の薬も飲んだり飲まなかったりです、つまり歯医者さん通いをしていて、その日は飲んでいます。鼻水が出たのでは困りますので・・・。

写真はその道中のお庭の八重桜が満開です。

各家庭の庭の花も楽しませてくれますね。

私は出来るだけ、住宅内を避けて、郊外の畑のある自然の方角へ向かいます。

ここへ越してきた当時は、駅から東に向かい20分ほどかかり住宅の端にあたるところに我が家はありました。

ですから、さらに東に向かうと、畑や空き地があり、そこが家庭菜園になったりしていたのですが、今では住宅が増えて、さらに15分ほど歩かないと畑は見えてきません。

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今では貴重な空き地に向かって歩きます。

いろんな季節の花があり癒されます。

小さい平屋があるのですが、それらは取り壊され、新しい2階建ての住宅になって売りに出されます。

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まもなくそうなるであろう土地は畑にはなっていません。

そういう空き地は花畑になっています。

この空き地と道路を挟んだ、向かいの空き地は、この間から工事の車が入り、通行止めになっていました。

工事が終了すると、きれいに整地されていました。

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下水桝と電信柱が立ち並び、17軒の住宅地になるそうです。

空き地が無くなるのはさびしいです。

 

東京も感染者数が500台で増加傾向にあり、来週の12日から蔓延防止等重点措置を適用するので、その前にと、今日の人出は増えているらしい。

昨年の今頃は、第1波の緊急事態宣言中でしたね、確か80台の感染者数で、入ったと思います。

3波の緊急事態宣言を、100台まで抑えれば、増加もまだゆるやかだったのでしょうが、300台で解除したので、直ぐに500台になりました。

1年経ったのに、経験が蓄積されていないようです。それらが生かされないのが不思議です。

最近はコメンテイターの方まで、「欧米に比べたら極端に少ない数字ですよ、日本は政府も国民もよく頑張っていると思います。」と言う方がいます。

何故欧米と比較しないといけないのでしょうか?アジア人ですから、近くのアジアと比較した方が公正でしょう。

中村文則さんの書斎の呟き「迷走するコロナ対策」(毎日新聞・4・1)が、同じ思いを感じました。以下に載せます。

 新型コロナウイルスの感染拡大はズルズルと終わりがなく、健康被害に加え、精神的にも経済的にも、もうずっときつい状況が続いている。 コロナを抑え込んでいる近隣諸国を見る限り、本来なら、日本も同じくゼロコロナに近づける領域にいけたと感じる(一度はあんな半端な緊急事態宣言で、東京は1日1桁まで減った)。もう遅いかもしれないが、今がそうなれるギリギリのタイミングかもしれない。日本がまだ一度もしていない、明確なロックダウン(徹底的な補償付きの)はできないだろうか(本来は去年やっておくべきだった)。人の心理として、目標がなければ自粛は難しい。規制をしなくても、感染者数が増加すればどのみち経済は鈍化する。実質的に、経済だけを見ても感染者数は減らさないともうどうしようもない。 コロナの被害は地域差があり、日本は島国なので本来はかなり恵まれた位置にある。なぜかマスコミがあまり報じないのでここに書くと、抑え込んでいる近隣国の一日の感染者数(3月14~27日)は、ニュージーランドと台湾が大体ゼロ~数人、オーストラリアがゼロ~十数人で、日本は桁が二つ違う(3月27日付で2000人以上)。この地域の海に囲まれた立地の先進国で、失敗したのは日本だけだ。ちなみにベトナムラオスブルネイなどもゼロ~数人、中国が数人~十数人、シンガポールが数人~二十数人等々となっている。そもそも去年の春に徹底したロックダウンを一度していたら、今の日本は全く違う景色が広がっていたはずだ。こうやってズルズルやるのが(日本の政治っぽい)一番駄目に違いない。 コロナは大したことはない、との政策をとったスウェーデンも、感染者数が激増し、結局規制へ方針転換した。同じくコロナを軽視したアメリカやブラジルは、医療崩壊だけでなく葬儀業務の崩壊まで招く悲劇を起こしてしまった。アメリカもブラジルも大統領が別の人間なら、あそこまで死者数は増えなかっただろう。ブラジルの大統領はブラジルのトランプと呼ばれ、トランプ的なもの、がコロナに対し脆弱(ぜいじゃく)だったことも明らかになった。フィリピンやイギリスの大統領、首相もそう呼ばれており、同様に失敗した(イギリスは首相が感染するまで対策が遅れた)。○○のトランプ、と呼ばれた指導者は全員失敗したことになる。 日本は安倍政権時にコロナ禍を迎え、既に国会(政治の中心)は虚偽に覆われ、言葉も論理も崩壊していた。そして対コロナ対策の失敗も、崩壊した論理/言葉から始まっている。それは、もうお忘れかもしれないが、感染者が増え始めた時、日本のメディアで一部の論客がなぜか口をそろえ一斉に主張し始めた「検査数を増やせば医療崩壊が起きる」という意味不明の謎の言葉だった。こんなことを言っていたのは、世界中で恐らく日本だけだ。台湾やニュージーランドの指導者が聞けば仰天しただろう。 検査数を増やせ、の訴えは同時に、軽症者や無症状者を一時的に隔離できる施設(ホテルなど)の用意を前提としていた。医療が崩壊するはずがない。むしろ感染者を見つけなければ水面下で広がり、突如拡大し医療崩壊が起きる(そして起きた)。この言葉は言い直すなら「検査数を増やせば保健所崩壊を招く」が正しい。だから保健所だけに任せず、国を挙げて民間の協力も得てやれと多くの人は訴えていたのだった(だがまだやっていない)。日本のコロナ対策の失敗は、従来の枠組みでコロナを迎えようとした結果、それを越える政策を放棄したことに尽きると思う。 あの時意味不明な発言をしていたコメンテーターたちは(反対意見を巧妙に捻(ね)じ曲げて紹介し、それを論破する虚偽的な言論をする傾向にある)、今でも何気ない顔でテレビ等で発言し続けている。恐ろしいとしか言いようがない。日本のコロナ対策の最初の失敗を導き出した言葉が、なぜあの時不自然に一斉に発せられたのか。気味が悪いので一度マスコミは検証してほしい。

 ■人物略歴

中村文則(なかむら・ふみのり)氏

 1977年愛知県東海市生まれ。福島大卒業後、フリーターに。2005年「土の中の子供」で芥川賞、10年「掏摸<スリ>」で大江健三郎賞など。作品は各国で翻訳され、米国デイビッド・グーティス賞を日本人で初めて受賞。この「書斎のつぶやき」も一部収録した初エッセー集「自由思考」を19年に刊行。20年4月、新作小説「逃亡者」を刊行。