るりとうわた

日常をつづる

ビジネスパーク横浜

ここ2回ほど、保険証の件で、健康保険組合神奈川支部の入っている、ビジネスパークへ行きました。
横浜の保土ヶ谷区にあり、名前からして、ビル群の中にあるのかと思っていたら、住宅街の真ん中ににょっきりビルが建っているという感じです。(下の写真)



1980年、野村不動産が13ha・4万坪のビール瓶工場の跡地を取得した。
、そこへ国が打ち出した業務核都市構想の中の「バックオフィス」となります。
東京都心の業務を補佐する機能を持った脱都心の第二の業務拠点・コンピュータセンター・研究開発施設など。この「バックオフィス」をコンセプトとして全体のあるべき姿や機能の充実を図り、1990年YBPはその概容を現した。(HPより)

「YBPは業務系複合開発であるが、同時にアメニティを創造する場でもある。緑に囲まれ、高級感あふれる業務空間、レストラン・フィットネスクラブなどの共用施設。中央部にはイタリアの建築家・デザイナーであるマリオ・ベリーニ氏設計による広場を設けた。(写真2)
YBPという街の中での広場のあり方を提案し、ホール、エントランス、歩道や外部空間などまで彼のデザインが取り入れられている。さらに数多くの彫刻を配し街全体がユニークなアートギャラリーともいえる空間(写真3)になり地域住民の憩いの場ともなっている。」(同じくHPより)

これはまさにバブル期の産物という感じがしました。
2階に上ろうにも目に付くところに階段はなく、8台のエレーベーターが向かい合って設置され、2階へ移動します、昨今の省エネとはまったく逆行です。
広々としたロビーには、写真3のように何点もの作品が展示されていましたが、見学する人もなしで、喫煙室に通うサラリーマンが行き来するのみです。

そして、昼時になると、近所の住宅街に屋台といっても車ですが、屋台の車が何台か並び、昼食を売っています。
机の上にお茶尽き600円のお弁当も売っていました。
写真1の公園横か、駅まで出れば、レストランはいくつかありますが、お安い弁当屋が賑わっています。
最近は内食といって、これまでの外食に対抗して、安いお弁当やおにぎりやパンをコンビニで買って社内で食べる方が増えているそうです。


イーストタワー、ウエストタワーというビルの名称に似つかわしくない光景ですが、こういう時代だから仕方ありません。
道中の駅構内では、看板に広告がなく真っ白です。

もう社内吊りの広告も随分と少なくなってきましたね、自社宣伝の広告を吊るしている電車もあります。
早急に抜本的な景気対策を打ち出してほしいものですね。