るりとうわた

日常をつづる

八重桜の里

4月の終わりのことです。
八重桜の里と言うことで以前から話には聞いていたのですが、行ったことがありませんでした。
娘達は学校の遠足で頭高山を訪れたことがあると言っていました。
そこで、昼前に近場の第2のふるさと探訪をすることにしました。

途中白山神社の近くに車を止め、頭高山という標識に従って歩き始めました。
まさに里の春です、山林の中、うぐいすがきれいな声で鳴いています。
山道の坂を進むと右手側が開けてきます、表丹沢の山並みが見えます。
その回りに八重桜がまだ咲いていました。(間に合いました!)

平日だったので、私たち世代が多く、言葉を交わさずに通り過ぎるのも変なもので、「こんにちは」と挨拶です。
途中に休憩場があり、ここにも八重桜が咲いていました。
ここから山頂まで、あと少しです。

結構歩いたつもりだったのですが、山頂まで駅から約3.6km(約1時間)とありますから、私たちはその半分を歩いたということでしょうか。
標高は約303mと高くはない山ですが、山頂は整備され、松田町方面が一望できます。
足柄山の向こうに天気が良ければ、富士山が見えるはずではと思います。
ちょうど正午過ぎだったので、あちらこちらでお弁当を広げているグループがありました。
美味しい空気の中、外で食べるお弁当は一段と美味しいことでしょう。
こちらも、急にお腹が減ってきました。(笑)


下り道はやはり早いですね、白山神社の大杉を撮りました。
市の天然記念物にも指定されている高さ約46m、幹回り約5mの大きな杉です。

その後、山道から見えた八重桜のピンク色に染まった固まりを探し歩くと、畑の周りに植えられた八重桜群でした。
頭高山周辺の千村地区では八重桜の栽培が盛んでその出荷量は全国一を誇ります、とテレビで放送していました。
もちろん、それを見て、是非行きたいと思ったわけです。(笑)
素晴らしい景観に、豊かな自然と人の営みを感じることが出ました。