るりとうわた

日常をつづる

ギリシャ支援、第一弾


芝生の中に咲く庭ぜきしょうです。
芝の中で小さい花がチラチラと星のように、風に揺れている姿が可愛くて、芝を刈るときに一緒に刈らないように気をつけています。
アメリカ原産で1890年頃に渡来。葉が石菖(せきしょう)というサトイモ科の植物に似ていて、また、庭によく生えるところから、庭石菖の名になったそうです。 別名 「南京文目」(なんきんあやめ)
あやめと言えば、ダッチアイリスも咲きはじめました。

地中海沿岸地方原産で、 オランダで品種改良がすすんだもののため「ダッチ(オランダのこと)アイリス」の名前になったそうです。
一般的に球根アイリスといえばこのダッチアイリスのことで、それにたいして、ジャーマンアイリスは根茎です。

今日、ユーロ圏から第一弾のギリシャ支援がはじまりました。

 ギリシャ政府は、18日昼までに、ユーロ圏から融資の第1弾として145億ユーロ(約1兆6000億円)を受け取る見通しだ。国際通貨基金IMF)からの55億ユーロ(約6000億円)と合わせ、19日の85億ユーロの国債償還は確実となった。

 しかし、市場の動揺は収まっていない。「各国が(国債償還など)債務の返済が可能かどうかに関心が移っている」(英バークレイズ・キャピタル)からで、ギリシャ国債(10年物)の流通利回りは、17日も年8%前後と高止まりしている。このため、同日夕(日本時間18日未明)から、ブリュッセルで開かれたユーロ圏財務相会合では、通貨ユーロの信認回復のため、各国予算をEUが事前審査する制度が協議される見通しだ。

 ポルトガルやスペインはすでに財政健全化策を打ち出しているが、こうした赤字削減策は、実体経済にマイナスの影響を与えるとの見方から、金融市場の新たな不安要因となっている。

(2010年5月18日 読売新聞)

この影響を受けて、ユーロは対ドル4年ぶりに安値となりました。
17日の東京外国為替市場は、円は対ユーロで大幅上昇し、一時東京市場では2008年リーマン・ショック後の最高値となる、1ユーロ=112円前半まで上昇し。前週末比3円24銭円高ユーロ安の1ユーロ=112円89〜93銭になったそうです。
今朝は買戻しがあり、午前9時現在、前日(午後5時)比1円69銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円58〜61銭で取引されている、そうです。

昨年9月にヨーロッパに行ったときは、確か1ユーロ=150円ぐらいでしたから、凄い円高ですね。今、ユーロ圏の旅行はお得かもしれません。(笑)
ただ、電機、自動車の輸出関係は大変でしょうね、ソニーは対ユーロで円が1円高くなれば、営業利益が70億円吹き飛ぶということですから、困っているでしょう。

そして、日本の借金はそのギリシャどころではない数字と言うことです。
IMF(国際通貨基金)が14日に発表した報告書によると、日本の政府債務残高は2015年に日本の国内総生産GDP)の250,5%となり、ギリシャの140.4%を大きく上回る見通しだ。と、言いますから、日本の借金は国内総生産(GNP)の2倍以上というとてつもない数字です。
これだけの赤字を抱えていて、日本は先進国と言えるのか?と、問われると、胸を張れない思いがします。(笑)
これから高齢者もどんどん増えることも、当然わかっているのですから、お先真っ暗とならいように、早急に対策が必要でしょう。

我が家も昨年夏に、急に年金暮らしとなり、財務大臣(私)は大変です。
主人は65歳まで勤めると言っていたのを2年も早めてリタイヤしたので、簡保や積み立ての満期は2年先、それまで払い込まねばならず・・・、月々の支払額も相当。(笑)
その他の保険類や健康保険、税金の支払いも高く、予算が大幅に膨らむのに、収入は2ヶ月に一度の定額と、赤字会計に四苦八苦しています。
かといってこれまでの交際を急に縮小するわけにも行かず、冠婚葬祭や孫へのお祝いや、付き合い、墓参り等々必要なものは容赦なくやってきます。
今はこれまで、コツコツためたリホーム代から出費しています。(笑)
いつまでもこういう赤字財政という訳にもいかないので、削るところを削っています。
先月はテレビや冷蔵庫を買ったときのエコポイントがギフトカードで3万8千円分来ていたので、全部食費に回し、使えるスーパーまで足を運びました。
もちろんそれだけでは足りませんでしたが、赤字補填にはなりました。

国と違うのは借金がないことです、利息を払い続けても元本まで返さないことには黒字にはならないのですから、借金は大変です。
早い対応で、赤字脱却への道を模索しなくては、これからの日本を担う子供たちが困りますよね。