るりとうわた

日常をつづる

グーグル・ソニー・インテル


こぼれ種で咲いた「檜扇」(ひおうぎ)です。葉の並び方が、「檜扇」という扇子みたいなもの(ヒノキの薄い板をとじあわせた扇)に似ているところから、ついた名前だそうです 。

21日に、こんなニュースが、飛び込んできましたね。

[サンフランシスコ 20日 ロイター] 米グーグル<GOOG.O>は20日、インテル<INTC.O>およびソニー<6758.T>と共同でインターネットサービスをテレビで利用できる「グーグルTV」を発表した。テレビとインターネットの融合を目指し、700億ドル規模のテレビ広告事業への参入を図る。
 ソニーが機器の製造を担当し、ホリデーシーズンを前に今秋発表する。インテルがCPU(中央演算処理装置)「アトム」を提供する。
 グーグルの主な狙いとしては、インターネット形式の検索ボックスを組み入れることで、ビデオを含む情報をテレビでも検索できるようにすることにある。インターネット広告事業の拡張に当たり、テレビ広告は魅力的な市場となっている。
 グーグルプロジェクトのシニア製品マネジャー、リシ・チャンドラ氏は「ビデオは家庭にある最も大きく明るい画面で見るべきで、それはテレビだ。PCでも電話でもない」と述べた。

ようするに、テレビの技術をソニーが、ソフトがグーグルということで、その後は携帯電話や電子書籍端末なども共同開発し、最新機能を取り入れたデジタル家電で新たな需要を取り込み、世界市場で先行する韓国サムスン電子や米アップルを追撃する。ということのようです。

世界のソニーと言われたけれど、陰りがみえますね、薄型テレビの世界シェアでサムスンに水を開けられ、携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」はアップルの「iPod(アイポッド)」に差をつけられたまま、それにアップルは新型多機能情報端末「iPad(アイパッド)」も発売しました。

また同じ頃にトヨタでは

トヨタ自動車は19日、09年秋以降に販売した最高級車「レクサスLS」でハンドルの動きが一時的にタイヤと連動しなくなる不具合があり、21日にも国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出ることを明らかにした。対象台数は約4500台。海外約50カ国での販売分も近くリコールする方針で、国内外の回収台数は約1万1500台になる。【宮島寛】毎日新聞

というニュースがありました。
これは「車速に応じてハンドルの利き具合を調節するVGRS(ギア比可変ステアリング)の制御プログラムに問題があり、低速でUターンする際などにハンドルを最大に切った後で急に戻すと、勢い余ってハンドルが直進の状態より反対方向に最大90度近く動くという。その際も車は正常に直進し、ハンドルは数秒後に正常位置に戻る。」
トヨタ幹部は「昨年秋の一部改良でプログラムを変更したことが裏目に出た」と話したそうですが、これもソフトの問題のようで、日本はソフトに弱いのでしょうか・・・
手先が器用で職人気質で技術の発達はしていても、新しいものには弱いということかしら、頑張れ!