るりとうわた

日常をつづる

黄色い百合

紫陽花が咲き出したと思ったらもう百合の季節ですね。
さしずめ幸せの黄色い百合でしょうか、とても明るい雰囲気になります。

サッカーのワールドカップ、オランダ戦は残念でしたね。
後半戦、オランダは作戦を変えてきました、でも優勝候補国相手に失点が1点というのは大健闘ではないでしょうか。
次回の勝利に期待したいです。
試合前の番組で、NHKの映像で、本田圭佑選手が、試合中「自分がシュートしたい」と主張しているシーンが流れ、それは駄目だったのですが、その後トークで「日本人らしさとか、謙虚とか言うが、それは自信がないことだ。貪欲にゴールへ向かう。」(言葉は正確でないかもしれませんが)と彼は発言していました。
またその後の番組で、中田 英寿さんと本田選手のトークがあり、その中で、「世界へ行くと日本人にボールは回ってこない」「ゴールしてアピールするしかない」
ヒデさんも続けて、「どんだけ我が侭やってくれるか、お前のせいで負けたといわれてもいいから、中途半端でなくとことんやって欲しい」と言っていました。
ある解説者の方も、日本の技術は世界的になっている、ただメンタル面がそこまで行っていないと言っていました。
確かに日本人らしさの良さとそうでないところがありますよね。

それは日本文化にも言えます。
また昨日の続きになるのですが、足の膝を伸ばして手を振って大きく歩く西洋式歩行が進んだのは、今やっている「龍馬伝」の海援隊ではありませんが、明治に入り近代兵法を取り入れてからだということだそうです。
これは服装によるところも大きいでしょう。
日舞でも、踊るときにはほとんど脇をつけて踊ります。脇を締めるとか、脇が甘いと言う言葉があるくらい脇は大事なとこなのです。
ただ物質的、物理的にみると、着物の脇は開いているのです。(笑)
そこで腕を上げて、ちらはら見せて踊っても見苦しいだけですから、道理的に脇を閉じて踊ることが美しいと言えるのです。
それにしても不自由な衣服でしたね、脇が綴じられたものだったら、もっと伸び伸びと大胆な格好で踊ることも出来たのですから。
まず着物から洋服に変わり、生活様式は大きく変わりました。

日本文化も変わっていくし、日本人らしさも変わって行きますよね。
良いところを残し、そうでないところは変わらざる得ないと思います。