るりとうわた

日常をつづる

Le Reve(フランス語で夢)


題名は写真の百合の名前で、ル・レーブです。今年は日当に出すのが遅れ、ひょろりとして傾いていたのですが、見事に咲いてくれました。
甘い香りがし、カサブランカの次に人気があるそうです。
これは8年ほど前に、バスツアーで訪れた静岡県袋井市「可睡ゆりの園」で買い求めたもので、植えたままでも毎年良く咲いてくれます。
「可睡ゆりの園」は散歩道の両側に沢山の百合が咲き、小山ごと百合畑という感じでした。

昨日「池上彰が日本の危機を緊急ニュース解説!号外!池上タイムズ」でも、チャイナマネーについて話していましたが、昨年北海道旅行をした時も、今年の黒部立山に行った時も、中国人の観光客が多くて驚きました。日本人と5分5分でした。
また冬に河口湖、忍野八海へ富士山の写真を撮りに行ったのですが、平日にもかかわらず、凄い団体のバスツアーで、お揃いのトレナースタイルの小学生の団体が幾組みもありました。皆さん中国の方たちでした。3,4年生の小学生が海外ツアーなんて随分贅沢だと思いました。
各みやげ物店には中国語の商品名と案内が置いてありました。お店の方もこのシーズンは本来閑散としているのですが、最近は中国の方が多くて助かっていますと言う話でした。
銀座へ行けば、それはもう大勢いの方の中国語が飛び交っています。
それは

まずは13億人の全国人口。03年中国の1人当たりGDPは1090ドルにのぼり、94年に比べ10年間2.6倍拡大した。年平均8%の成長が持続すれば、2010年の国民所得水準は2000ドルに達する見通しである。換言すれば、2010年まで中国の市場規模はさらに2倍拡大する。

 2つ目は5億2000万人の都市部人口。03年中国の都市部人口は、95年に比べ1億7000万人も増加した。増加分だけで日本の総人口を遥かに上回り、消費市場に対するインパクトは物凄く大きい。

という、そして

2009年8月13日、英・市場調査会社データモニターのアジア太平洋資産管理データバンクによる調査報告によると、2012年までに中国の富裕層人口が東京都(1298万人=09年7月現在)を上回る1370万人に達する見通しであることがわかった。南方都市報の報道。
この数字は今後3年あまりの期間に、新たな富裕層が500万人誕生することを意味する。

7月から中国人を対象とする個人観光ビザの発給基準がさらに緩和され、在日華僑華人向けのニュースサイト「日本新華僑報」は、今後中国人の訪日観光ビザ取得人数は現在の160万人から1600万人へと10倍前後の増加が見込まれると伝えたそうです。

日本の観光庁によると、これまでに中国大陸からの観光客が日本で買い物に使った1人当たりの平均額は11万6000円(約8000元)に達し、台湾からの観光客の7万円(約5000元)や韓国人観光客の3万円(約2000元)を大きく上回っている

ということで、実際に日本の景気を押し上げているようです。
日本のデパート各店でも中国語が堪能な販売員の配置や銀聯カードで決済可能なレジの設置を増やすなどの具体策を講じているそうです。
ただ「池上タイムズ」では、1990年ごろのバブル期にジャパンマネーがアメリカに進出しタイムズスクェアにあるロックフェラーセンター三菱地所が約2,200億円で買収した。これがバブル景気期の「ジャパンマネー」による海外資産買いあさりの象徴的な例でした。
それに似たことが起きている、チャイナマネーによる東京の不動産、しかも山手線内の不動産の買いあさりと、富士山の見える御殿場等の別荘地の購入投資だという話をしていました。
今後、あれもこれも中国所有のビル?となるのかどうかはわかりませんが、中国経済の著しい成長が、大きな影響を日本に及ぼしていることは確かなようですね。