るりとうわた

日常をつづる

初詣

2日の日に娘家族が来た時に、一緒に近所の神社に初詣に出かけました。
関東はお天気も良く、気温は低いでしたが青空の穏やかな日差しの下、結構な人手出で賑わっていました。
  

無病息災、1年の無事と平安を皆で願ってきました。

おみくじを結んだ願いもいっぱいです。
良い年を願う思いも重たいぐらいですね。
こうした初詣というのは

初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、明治時代中期のこととされている。明治時代初期までは恵方詣りの風習が残っていたようだが、京阪神において電鉄会社が沿線の神社仏閣をてんでんばらばらに「今年の恵方は○○だ」と宣伝し始めたために、本来の恵方ではない神社仏閣にも詣でるようになり、恵方の意味が薄れ、有名な神社仏閣にお参りするようになったといわれている。関東においても、京成電鉄京浜急行電鉄、成田鉄道(現・JR成田線)など、参拝客輸送を目的として開業された鉄道会社が存在する。基本的に「年蘢り」形式を踏まず、単に寺社に「元日詣」を行うだけの初詣は明治以降広まった新しい風習であり、それも鉄道網の発展による賜物という。

なるほど、関西に住んでいた頃の阪急電車にも、今住んでいる小田急電車も年末になるとかならず初詣の電車と神社・仏閣の宣伝が貼り出されています。
そう言えばこれまで毎年人出ランキングが発表されていたのですが、それが出なくなりました。
読売新聞には

全国の主な神社・仏閣の三が日の人出は、警察庁が各都道府県の警察本部に報告を求め、それを集計し公表してきた。05年からは基準を「主催者発表」に統一したが、09年を最後に集計を取りやめた。「主催者によって算出方法が異なり、正確性に疑義があるため」(同庁地域課)という。

 これがきっかけとなり、ランキング上位にいた多くの神社などが、昨年から公表をやめた。各施設は、行列の距離や入場規制時間の長さなどを目安に算出してきたが、09年に全国3位の「296万人」を集めた川崎大師(神奈川)の担当者は、「入場券で算出できる施設のようにはいかないし、実際の人出を把握するのは難しいと思っていた」と公表をやめた理由を語る。

とあります。
ただ、人出のデータについて、立教大学の小口孝司教授(観光心理学)は「行き先を選ぶ際、『多くの人が行くから良いはずだ』と他人の評価に同調する心理が働き、さらに人出を集める効果がある」とする。そのうえで「物事の評価を数値化する傾向が強まっており、データの集計はなくならないだろう」と指摘する。そうです。

  
年の初めのけじめとして、有名な処でなくても近場で家族揃って詣でるのは良い風習になっていると思います。
出店もいっぱいあったのですが、上の子がお面の店の前から動かなくなりました。
いくらですか?とお店の方に尋ねると800円と言われ、
大人たちで、500円ならね〜、と値段談義に。(笑)
子供には通じない話で、お参りそのものよりも印象に残るかもしれないし、何よりお参りに行ってお面を買ってもらったと記憶に残ることを期待して、お面を買ってやりました。(笑)