るりとうわた

日常をつづる

過去からの贈りもの

もうすぐリフォームの工事が始まるので、今大活用しているのが、写真のレンタルボックスです。

車で10分ぐらいの近場にあってよかったです。
レンタルしているのは四畳半の広さで、4畳半2つで、一つのコンテナになっています。
今3分の2から4分の3近く入りました。
またこれを家に戻さないといけないと思うと、ちょっと億劫になります。(笑)
上の娘の部屋に下の娘の荷物がどっさりあり、勤めて夜遅く帰ると片付ける時間がなく、タイムアウトと称して、私が段ボールに詰め込みました。
主人は運び屋です。(笑)
その段ボール箱にマジックで覚書を書くのですが、私はガラクタ1、ガラクタ2、こんなにあると思うとそのうちにガラガラクタ5と書きつけました。(笑)
帰宅した娘が、「ひどい〜、価値観の違いで、人にとっては宝なんだから」と言います。
こちらは「宝だったら、もっと大事にするでしょう。」「こんなに詰めていても、金目のものは何も出て来ないのだから〜」と、しっかりしているのかしていないのかわかりません。

下の娘の荷物が片付くと、姉のドレッサーの引き出しが開き、そこに姉の通帳や終了したパスポート、国際運転免許書と一緒にチケットケースがありました。
そのチケットケースを開けると内側にぴったりくっついたお札が出て来ました。

なんと2万円とポンドでした。
大収穫ですね、もちろん持ち主がハッキリしているので届けてやりました。
これは思わぬ過去からの贈りものですね。
見つけた方も、顔がにやけるほど嬉しかったです。(笑)

もう一つは先日大工さんが来た時に、台所の”柱のきず”を見つけ、「これ残しましょうか?」と言ってくれました。
その昔子どもの本の付録についていた紙の背比べ用のメジャーを柱に貼って毎年背の高さを書き込んでいたのです。

  
そう言えば、このお正月に帰省していた時、パパ(婿さん)のほうが見つけ、
「ここで止まっているのはいくつの時?」
「中学三年かな〜、これで身長が止まっている、早いね〜」などと二人で会話。
その後孫を呼んで、パパが「ママと背比べしよう」と言うと、大きいママを見て孫はキョトンとしていました。
パパが「子供の頃のママとの背比べだよ」と言うと、柱の目盛りを見ておおいに納得していました。

その時、娘が「お母さん、これを書き写す気はないよね?」と言い、私は考えもしていなかったので「うん」と中途半端な答えをしました。(笑)
大工さんがこのタバコの染み込んだ板を残してくれるそうです。
新しく作るウォーキングクローゼットの壁に貼り付けるようかしら、娘一家をビックリさせてやりましょう。(笑)
これも過去からの嬉しい贈りものですね。