るりとうわた

日常をつづる

日本の春

富士山に桜、こんなに日本の春を象徴するものはありません・・・
  


ただし、これまでは・・・ということでしょうか。

今の日本の春は地震津波、そして原発事故と大災難にあっています。
美しい自然も巡ってくるけれど、荒々しい自然に揺さぶられ、しかもまだ毎日余震も続いています。
その上に厄介な原発事故が復興の大きな妨げとなっています。
しかも12日の日には、福島第一原発の事故に関して国際評価尺度がこれまでの「レベル5」から突然の「レベル7」へ引き上げられました。
あれだけレベル7のチェルノブイリ事故とは違うと、政府も東電も主張してきたのですから、これには驚きました。
ただ1ヶ月経っても沈静化させることが出来ないのですから、これは容易な程度ではないことは誰の目にも明らかなので・・・、さもありなんとも言えるのでしょうか。

その報道に対して

日本政府が、福島第1原発事故について国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7としたことについて、各国の専門機関の評価が二分している。とくに旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同列視したことに国際原子力機関IAEA)や、フランス、ロシアの専門家はそろって間違いとしている。これに対し、米国は日本政府の決定は妥当として、他の国の機関と判断を異にした。ただ、米国の原子力の専門家からは福島の事故をきっかけに、事故評価尺度そのものを見直す必要があるとの声があがっている。(SANKEI EXPRESS)

まさに世界的にも、レベル7に揺れる日本の春という感じです。

先日テレビで、講談社のブログで取り上げた、世界の雑誌の表紙が話題になっていました。

今回の震災については世界中の雑誌が取り上げ、そのほとんどで表紙になりました。新聞と違って雑誌の場合は、地震発生から雑誌の締め切りまでに少し時間があるので、原発での事故にクローズアップしたものも多く見られます。以下に、編集部でチェックしている雑誌のなかで震災を表紙にしたものの一部を紹介いたします。
http://courrier.jp/blog/?p=6338

その中から3つ紹介です。


お国柄はありますが、どれも的確で、身につまされるというか、難局を乗り越えなければという思いがします。
地震津波原子力事故も、どこの国にとっても対岸の火事では済まされないこと、世界は一つ、地球は一つなんだと・・・強く感じました。