るりとうわた

日常をつづる

獅子咲き椿


おしべが見えない椿で、今年は剪定の時期が良かったのか、花が沢山付きました。
主人のお父さんが植えて行かれたもので、今では大きな木になり、2本もあります。
その名前が分からなかったので、薔薇の花みたいなので、勝手に”薔薇咲き”などと呼んでいましたが、調べてみると「獅子咲き」の椿のようです。
「獅子咲き = 牡丹咲きよりも、さらに弁化が進み、不規則な、大小、多くの花弁に、雄しべが混じって、花全体が盛りあがって見えるもの。」
または、
「千重咲き = 雄しべが総て花弁に変わり、整った多数の花弁が鱗状に重なりあったもの。雄しべは全く見えないか、又は花芯に包まれて、落下まで見えません。」
毎年花びらばかりが付いた花しか見たことがなかったのですが、今年はおしべの付いた花があり、珍しいな〜と、思いました。
  
おしべがあると普通の椿のようにみえます。
仲良く隣同士で咲いているのを見つけました。
進化の前と、後でしょうか。

今日のように関東で夏日になると、もう椿は似合いません。
春の木と書くだけあって、初夏には合わない花です。

まだ4月なのに、この気温では今年も猛暑となるのでしょうか?
東電の電力事情を考えると、冷房のいらない、控え目な暑さであって欲しいと思います。
かといって、冷夏ではまた農作物に被害が出ますので、穏やかな気候であって欲しいです。
原発事故もまだ収まりそうにありません、天災と人災のダブル被害ですので、早く日常が取り戻せることを願っています。