るりとうわた

日常をつづる

冬至もクリスマスも過ぎて

今年もあと1週間を切りました。

上の写真は鬼柚子(獅子柚子)で、冬至の日に載せようと思っていました。
1週間のうち4日間(2回に分けてですが)孫二人を預かっていたら、もうバタバタしているうちに日が過ぎてしまいました。
おまけにクリスマスイブもクリスマスも〜(笑)

話を戻して、この大きな柚子のことです。
これは友人から頂いた物ですが、その時はじめてこれが鬼柚子で柚子の仲間と知りました。
この年にしてです。(笑)
品種的には柚子とは別品種で、分類上はブンタン(文旦)の仲間だそうです。

とある駐車場の隅っこに、ニ本のうちの一本の木にこの大きな凸凹の実が生っていて、なんだろう?夏みかんほど締まりがないし、植えた人は取らないし、はてな?と思っていました。
レモンと比べてもこんなに大きさが違います。
友人は地元の友人の方に2つもらったので、ジャムにでもしてと言ってくれました。
ジャムにしたい気分でもなかったので、皮を味噌汁や香味に使い、あとは孫と冬至のお風呂にでもと思い、取っておきました。
5歳のお兄ちゃんが、柚子湯は「ボク、かゆくなるんだ」というので、お風呂行きは断念しました。(笑)

チビのほうは2歳になったばかりで、中々喋らないと思っていたら、2歳になる頃から急に喋り出しました。
車で迎えに行ったのですが、車中寝ていて、途中目覚めてから隣に居る私にずっと流暢に話しかけてきます。
ただそれが何語か?分かりません、イスパニア語?イタリア語?通訳が欲しいぐらいです。
たまに、あっ日本語だったわ〜と、分かる部分があるのですが(笑)、家に着くまでぺらぺらと喋っていました。
今お気に入りの言葉が「じぶんでする」ということらしく、靴下や靴を履くのも全部「じぶんで、じぶんで」、食事も「じぶんで」と1人で頑張ります。
娘に「良い言葉を教えたね」と言うと、「特に教えたわけでないけれど、勝手に、自分で・・・」と笑い合いました。
チビは一点主義で、ぎょうざを次々と10個食べて、お兄ちゃんのお皿に最後の一個を見つけると、それも欲しいと言います。
お兄ちゃんはサラダもピーマンの肉詰めも食べていたので、「あげる」と言うので、それも大口を開けて食べました。
大急ぎで2回目の餃子を焼いてお兄ちゃんに2つ渡すとチビも欲しいと言うので、合計13個ほど食べ、次にご飯を納豆で糸引きながらも「じぶんでする」と言って食べました。
牛乳と卵アレルギーがあるので、食パンも何も付けず、ただ焼いただけですが、それでも「おいしい」「おいしい」と言って食べてくれるので大感激です。
お兄ちゃんはおでんの日に、大根だけいつまでも手をつけないので「大根も美味しいよ」と言うと「前に食べた時、大根がかたくて」と言うので、「おばあちゃんちの大根は柔らかいよ」と言うと、やっと口に入れ、「ほんとうだ、やわらかい。ほっぺが落ちそう〜。」と、何て可愛いことを言ってくれるのでしょうか、抱きしめてやりました。(笑)

ただ二人とも男の子と言うこともあり、おじいちゃん贔屓です。
上の子は私でも嫌とは言いません(気を使っているのかな?)が、チビのほうは「私と一緒に寝ましょう」と言うと、「いや、ジィージィーがいい」とはっきり拒否します。
すべてがこの調子で、お風呂も寝るときも夫担当になり、私はある意味開放されるのでほっとします。
自分の子供の面倒を見ることがなかったので、当時は居ながらにしての母子家庭のようで、サラリーマンは土日も付き合いで忙しかったですから、せめてもの罪滅ぼしで孫の面倒を見る羽目になったようなものでしょうか。(笑)

そうしたら先日TVで同じような状態の男性が多いらしく、自分の子供の育児をせず孫の世話をしている祖父を「イクジイ(育爺)」と言うとやっていました。
まさにぴったりです。