るりとうわた

日常をつづる

新1年生


春に台風以上の嵐が来て、屋根が飛ぶかとヒヤヒヤしました。
ここ最近の自然は何に怒っているのでしょうか、やはり人間のすることにでしょうか・・・
そして、ようやく春本番でしょう、一月遅れの庭の椿も満開です。
ヒヤシンスも咲いています。

しかし「花も嵐も乗り越えて〜」行かないといけないのが、新社会人、新一年生ですね。
我が家の孫も今日からピカピカの一年生です。
友達できたかな?お勉強はわかるかな?と、これからの新生活が気になるところです。
毎日このランドセルで通います。
今どきのランドセルは多種多様、好きなものを選べる時代です。
孫のはシンプルな黒色ですが裏と中が凝っていて、水色になり丁寧な仕上がりになっています。

その入学式の同じ日に、私も4月から毛筆に変えての新一年生です。(笑)
ペン字を1年間してその後に毛筆と考えていたら、先生から4月は優しいけど、9月だともう進んでいるから難しくなるわよ、と言われ。
私一人だけペン字で頑張ることもないので、今日から毛筆にしました。

筆の3分の1までもめん糸を巻いて筆の下ろし方を教わりました。
筆も硯も新品です。
太筆を持つのも、もう40数年、50年ぶりでしょうか?緊張します。
手始めに縦横円と線を引いて、姿勢と筆の持ち方を教わります。
そしていきなり今月の課題に挑戦です。
正真正銘の一発目、右側で,二回目が左ですが、これが一年後、三年後、五年後とどうなっていくか楽しみです。
今月もまだ不言実行で、頑張らなくては(笑)
第一番目の課題が「不言実行」というのも、初心忘するべからずでしょうか。(笑)

3月に4月から毛筆にすることに決めてあったので、京都の銀閣寺で集印帳を買い、そこで御朱印をしてもらいました。
お目直しに、素晴らしいのをご覧下さい。


以前はまったく興味が沸かなかったのですが、目の前で書いてもらえるので手元を眺めながら、人間技じゃないと感心していました。
人間って、変わるものですね。(笑)

硯も墨汁も重かったし、何しろ緊張して、疲れました。
一年生って、きっとこんな心境なんでしょうね。(笑)