るりとうわた

日常をつづる

季節の味と香り


ご近所の方に立派な竹の子を頂きました。
ついでに無いでしょうからとあく抜き用の糠ももって来てくださいました、糠漬けをしないのがバレバレです。(笑)
それに私は水の節約のために無洗米を使っているので、米のとぎ汁も出ないので、これは本当に助かります。

大きかった竹の子も糠とゆがかれて、皮を剥かれるとこんなに小さくなりました。(笑)
それでもお店ではめったに見かけないぐらい大きいです。

竹の子のよい香りがするので季節を感じます。
お店で大きなフキを見かけたので買い求め、まな板の上でこれもあく抜きと筋を取りやすくするために、塩刷りをして鍋でゆで、水につけながら筋取りです。
これもフキ独特のよい香りがします。
季節を感じる日本の食材です。
ただ料理に掛かるまでの下ごしらえに時間の掛かること、ゴミの出ること、その上に手があくで汚くなります。
小さな方を竹の子ご飯に、大きな方をフキと若芽の含煮にしました。

でも仕上がった竹の子ご飯の香りが、やはり新鮮なだけに水煮で売っている竹の子とは違います。

こちらも出来上がりました。
フキも良い香りがします、上に庭の山椒の葉を乗せて春らしく。
あとは簡単にハムと卵焼きと、サラダを作りました。
みんなとても美味しいと言ってくれ、お変わりが進みました。
半日以上費やした気がします。(笑)
フキの綺麗な葉は細かく刻み、水につけて明日甘辛く煮ます。
日本の春の味と香り、そして繊維がたっぷりです。
日本人で良かったと思える瞬間ですが、これも放射能に汚染されていない大地と空気、水があってこそです。
安全な食品、そのためにも原発0でいける日本を望みます。