るりとうわた

日常をつづる

国立新美術館


昨日夫と国立新美術館へ行ってきました。
そのきっかけになったのが左のハガキでした。(公募作品の展示会)
連休に入って親戚から上のハガキが届きました。
メモ書きが何もなくハガキの下にはこのハガキ持参で2名までご招待と書いてあるので招待券のようです。
夫は親戚の彼と写真の話をしたことがあるから、写真の作品でも出したのかな?と、言っていました。
ただそれぞれに連休中は予定があったり13日の日曜日も自治会の集金の入金や管理部の仕事があり一日がつぶれました。
夜になって夫が「例のハガキはいつまでだった?」と急に言い出し、見ると、なんと月曜日の14日が最終日となっていました。
国立新美術館のホームページを開いて国展を調べてみると、北陸の県の入選者のところに従兄弟の名前が載っているではありませんか!
夫が「やはりな」と、大当たりでした。(笑)
早く調べればよかったのですが、こんなに詳しく載っているとは思いませんし、もちろん行くことにしましたが、いつもは6時が終了時間ですが、最終日は2時までです。
私は通院の日だったので先に夫に行ってもらい、受付に後で来るとハガキを預けることにしました。

この日に限って診療も受け付けも大変込み合い、病院を出たのが12時15分のバスで、これに乗り遅れたら無理だったという感じでした。
場所は千代田線の乃木坂駅で、駅からは直結でしたが、着いたのが1時45分でした。
写真の部の受付で、ハガキの件を言うと、「どうぞ2時までですから」と、通してもらえました。
なんと沢山の展示作品の並ぶことか!
もう作品を見る時間などなく、ひたすら名前を見て通るのみで、ブースを3つほど越えた端に見つけました。
カラー写真の作品で土蔵と鉄格子の窓を写したもので、外国なのか?と思って近づくと土の中に竹やワラの芯が見え和そのものだし、ちょっと不思議な感じのする写真でした。
まさに滑り込みセーフで「見れてよかった〜」と思っていたら、夫が来て、やっと他の作品も少し眺める余裕が出来ました。(笑)

この美術館そのものの建物が面白く、2時を過ぎたので遅い昼食をとるためにレストランやカフェを見て回りながら写真を撮りました。

逆円錐形の上と渡り廊下はレストランになり、3階にある『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』は、フランスの三ツ星シェフ『ポール・ボキューズ』氏が、フランス以外で初めて出店した注目レストランだそうです。ランチが2000円からあるそうです。

1階にはカフェがあります。
どこも人でいっぱいです。

「前面ガラス張り」 建物前面を覆い大波のようにうねる美しい曲線を描く『ガラスカーテンウォール』が特徴的な建物デザインは建築家の巨匠/黒川紀章氏によるものだそうです。

やはりお値段は上のほうが高く、私たちはB1のカフェで頂きました。(笑)

それから表側に出て正面から建物を見ました。

その横に目をやると六本木ヒルズが見えて、ようやく地域が地図として納得できました。

現在「大エルミタージュ美術館展」と「セザンヌ」展をしていました、私たちは美術館鑑賞をして帰りました。

日本では5番目となる国立の美術館で、2007年1月21日、六本木再開発事業の一環として誕生した大規模な美術館です。
国内最大級の広さを誇る延べ14000平方mの展示スペース(1000平方mの展示室10室、2000平方mの企画展示室2室)で多彩な展覧会を開催しています 。
ちなみに5つの美術館というのは(1)東京国立近代美術館(竹芝) (2)国立西洋美術館(上野) (3)国立国際美術館(大阪) (4)京都国立近代美術館(京都) (5)国立新美術館(東京/六本木)です。

地下鉄側から見た美術館です。
我が家に舞い込んだハガキで、思わぬ美術館巡りが出来ました。
お礼状に感想を書いて、じっくり写真の解説もお願いしましょう。