るりとうわた

日常をつづる

夕化粧


夕化粧なんて素敵な名前がついた花はオシロイ花のことです。

夕方に開花し、香りも最も強くなるため、イギリスではfour‐o’clock(午後4時)と呼ばれるそうです。
江戸時代にオシロイバナの実をつぶし、その中の澱粉質を白粉(おしろい)代わりに用いた事が貝原益軒の書(花譜)にあり、又、近年女の子が白粉に見立てて遊んだ事からオシロイバナの名がついたそうです。
私も子供の頃友人たちと「おしろいつける?」なんて遊んだ記憶があります。(笑)
ラッパの形が可愛いですね。
毎年冬には枯れるのですが、根が残り、この時期に咲きます。
お隣の垣根には赤色だけのオシロイバナがありますが、これはいつもこのようにいろんな色合いに咲き分けます。
見れば見るほど、二色分けや、ドット柄などに咲き分けているのが不思議です。
突然変異の種だそうですが、その種もそうなのか、撒いて試したくなります。


こちらは2つしか収穫のない白ゴーヤですが、手前が一番なりで冷蔵庫に入れていたのですが、収穫後は凸凹がどんどん丸くなってきました。
それで、量が少ないのでゴーヤチャンプルとはいきませんが、ナスの味噌炒めに入れました。
確かにマイルドですが、しっかりゴーヤの苦みもあり、味わえました。
なにしろ5センチサイズですから、小さいのが残念です。