るりとうわた

日常をつづる

カッパドキアと熱気球


ただいま帰ってきました。
携帯から写真付きで更新したのですが、写真が載らなかったので、まずは初体験のカッパドキアと気球の写真からです。

現地ガイドさんの「日本に来て富士山を見ない、京都に来て銀閣寺を見ない」に匹敵するという言葉に刺激を受けたわけでもないのですが、自分のお土産にという気持ちが働いて、早朝気球乗りに挑戦です。
朝4時45分に起き、ホテルに迎えに来た車で5時15分出発、センターで朝食をいただきます。
の間に簡単な注意と組み分けがあり、私たちツアーから参加の12名と台湾の方が同じ気球24人乗り1チームとなり、2台に分乗し現地に向かいました。

日の出前の暗闇の中、バルーンの膨らましの作業が始まっています。

バルーンが立ち上がるとパイロットが乗り込みバーナーで熱い空気を送り込みます。ゴッーという音がすごく大きく聞こえます。
籠に梯子をかけて、手を支えてもらいながら乗り込みます。
籠は4つに仕切られ、中央寄りに重い男性、籠の端よりに軽い女性が乗り、いよいよ出発です。

他のバルーンも次々と膨らみ離陸します。揺れることなく平行に昇って行きます。

空中散歩の始まりです。

眼下にギョレメ谷のキノコ岩や奇岩の不思議な景観が広がります。

こうした地層は数億年前に起きたエルジェス山の噴火により、火山灰と溶岩が数メートルずつ積み重なり、凝灰岩や溶岩層になり、それが風雨に打たれて浸食がすすみ固い部分が残り不思議な形の岩となったそうです。


次の日の気球の数は75個上がったそうで、この日はそれよりもっと多いようでした。

そのエルジェス山からの日の出は7時25分ぐらいです、富士山のような山の形です。
あんなに離れているのに、凄い噴火だったのでしょう。

日の出が終わると、空が青くなり色取りが出ます。

陽気なパイロットで、ガスバーナでリズムを刻んだり、どのバルーンよりも高く上がったり、岩に近づいてひやりとさせたりと・・・

そして私たちの乗ったバルーンの影を岩に写し出してくれました。
そして1時間近い大自然の不思議に圧倒されながら、また風任せなのに、器用に一回転したり向きを変えたりとパイロットの腕にも魅了され、空中散策を楽しむことが出来、すっかり寒さも吹っ飛びました。

その上、着地はブドウ畑にすっ飛んできたトレーラーの台の上に、数人係りのスタッフの力で24人乗りの籠ごと着地です。

その場ですぐにシャンパンが注がれ、終了式&パーティです。

最後にパイロットと記念撮影をしてもらいました。
大満足の気球体験でした、費用2万円、欲しいと思ったトルコ石も吹っ飛びましたが、記念の思い出が出来ました。