るりとうわた

日常をつづる

枯れ木に花が咲く


夜中にも細かい雪が降ったらしく、今朝も雪は溶けずに、新世界の風景です。
まさに枯れ木に花が咲くとはこのことでしょう。

雪騒ぎに早く目が覚めてしまいました。
前の道路を見ると、

こんな感じですから、もう何台か走れば雪は溶けそうだし、大通りは大丈夫でしょう。
アッシー役の夫は「中止の電話はないか?」と、行きたくなさそうだし・・・
10時過ぎると日が射し込んできたので、あちこちから、ドスン、ドスンと屋根から滑り落ちる雪の音が聞こえます。
にわか雪国気分です。
これで、ポリエステルの着物でなくてもよさそうなので、ウールの着物に変更です。

化繊と天然ものでは着た時の収まり具合が違います、ピシッと締まりますから、ポリエステルの着物はどうしても浮いてきます。
会場に着くと、夫のように、「いつ中止の電話が来るか?と思って」と言う方が2名いました。
先生は「甘くないわよ」と、一言。
その言葉通り、稽古に入る前の準備体操が長く、つま先立ちや、片足立ちが長く、お辞儀の仕方も何度もあり、決して甘くはなかったです。

帰りはお仲間の方に送ってもらうのですが、遠回りになるので、今日は住宅の中に入らずに大きな駐車場のコンビニで下してもらい歩いてくると、ラジオ体操のメンバーが意外な場所で、井戸端会議中でした。
秘密裏の行動だったのに、「あらっ場所を変えたの?」と言うと、「奥様を、皆でお迎えに上がったのよ」(じょうだん)、もう一人今日欠席だった人と出会ったらしくたまり場になったところに運悪く出くわしてしまったらしい。
若いころの赤い着物が恥ずかしい、でも道行コートで、下が見えただけかな・・・。(笑)
まあ、これも枯れ木に花の気分で・・・
世の中、確かに甘くないですね。