るりとうわた

日常をつづる

1票の格差


上の写真は昨日撮った、日比谷公園の桜です。
小田急線に乗って代々木上原へ行くまでは、車中から沿線の桜の花見となりました。
それと同時に新駅も見学です。

梅ヶ丘の高架の駅を過ぎると線路は下ります。
世田谷代田駅がすでに地下になりましたが、そこから今までのホームの柱と床が見え、駅が上下に2層式のように見えます。
そして真新しい下北沢駅に到着です。
一つのホームに左右に上下線が分かれて入るようです。
渋谷駅に行くときは、いつもこの駅で井の頭線に乗り換えます、それが距離が遠くなったそうで、5分は掛かると言われています。
でも実際には4分弱で着くそうです。その次の東北沢駅まで3つの駅が地下になりました。車中見学です。


写真は日比谷公園の野外劇場で生演奏と歌です。客席は反対側にあり、これはバックの写真です。

今日広島高裁で衆院選挙を巡る訴訟の判決がありました。無効です。

 最大2.43倍の「1票の格差」があった昨年12月の衆院選を巡る訴訟の判決で、広島高裁は25日、小選挙区の区割りを違憲と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。判決は直ちに無効とはせず、今年11月27日に効力が発生するとした。国政選挙のやり直しを命じた判決は戦後初。抜本的な格差是正に取り組まなかった国会に対し、司法が強い警告を発した形だ。

 昨年の衆院選を巡る一連の訴訟で、小選挙区についての判決は8件目で、違憲判断は6件目。被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、最高裁の判断が注目される。

 訴訟は弁護士グループが広島1、2区の選挙無効を求めて提訴。筏津順子裁判長は判決理由で「投票価値の平等に反する状態は悪化の一途をたどり、民主的政治過程のゆがみは重大。最高裁違憲審査権も軽視されている」と述べた。

 衆院選を巡り、最高裁大法廷は2011年3月、最大格差2.30倍だった09年選挙は投票価値が不平等で「違憲状態」と判断。しかし、昨年12月16日の選挙で定数配分は変更されず、格差は2.43倍にまで拡大した。

 筏津裁判長は判決で、11年の最高裁判決から1年半後となる昨年9月までに区割りを是正すべきだったと指摘。「合理的期間内に是正されなかった」として違憲とした。

選挙の有効性の検討にあたっては、09年選挙から格差が拡大しただけでなく、格差が2倍以上の選挙区も45から72に急増した経緯を重視。「憲法上許されるべきでない事態に至っている」と断じ、選挙のやり直しを命じた。

民主主義の原則は1人1票で、1票の重さは同等であるべきです。
片や1人1票で、片や2、43人では3倍近い違いがあるということですから不平等すぎです。
これでは、国会議員が国民との代表とは言えないです。