るりとうわた

日常をつづる

川のある散歩道

公園のサツキ)
関東も昨日、梅雨入りしました、その昨日の午前中のことです。
そういえば最近、歩いていないという話になり、午後から雨になりそうなので、先に散歩に出掛けることにしました。
夫の好みの散歩道で、車で数分出かけ、公園の駐車場に車を置いて川の淵を歩くものです。
省エネを考えるのなら、わざわざガソリンを使わなくても、そこまでの行き帰りを歩くだけでも良い散歩になるのにと思っていました。
でも歩いてみると、車とすれ違うこともなく、自然を感じられて中々気持ちがいいものです。

公園の傍の土手の上には桜の並木道になっていて、日差しがあるときは木陰になります。
今年は出かけたり、孫守りに忙しくて、ここの桜の花は撮れませんでした。
水の匂いが分かるのでしょうが、水に近い枝は、水の方へとぐんぐん枝を伸ばしています。

石畳の道と、草原の道があるのですが、クッションがいいのはやはり草の道です。

シロツメグサ、アカツメグサが生えています、幸せにはなりたいですが、四葉のクローバーを探すほどロマンチックでもないし。(笑)
アイルランドの国花(シロツメクサデンマークの国花(アカツメクサ)で、オランダ船の荷物(ガラス製品)の詰め物として使われたことから、「つめくさ(詰め草)」の名がついたとされ、 明治時代に渡来し、帰化して野生化したものだそうです。

団体で散歩をしているグループにも遭遇したり、20分ほど歩くと暑くなってきました、このまま歩けばすぐ隣駅ですが、カメラがあるので、わきに植えられた花々に寄り道をしながらぶらぶら歩きになりました。

土手の広いところには花壇があり、色とりどりの花が咲いています。
タチアオイ、ポピー(ひなげし)、ひなげしと言えばアグネス・チャンのひなげしのうたが思い浮かびます、また虞美人草とも言いますが、何か中国的なイメージがわきます。

それをスペイン風にアマポーラというと、とても情熱的に可憐なイメージがわきます。(スペインでは赤色一色でした)、名前で印象が変わりますね。

こちらはオニゲシです、毒毒しい感じで、これも名前にぴったりです。

その花壇の片隅に、四葉のクローバーがありました。
全部四葉ですが、三つ葉の下にもう一枚の葉があるという感じで、少し不自然ですが、全部四枚あります。
もう探す必要がありません〜、こんなにあると興味がわかなくなりますね。


土手一面の虫取りナデシコです。

ピンクと白のアスチルべも咲いています、我が家の庭にもあったのですが、消えてしまいました。

アジサイの花も出番を待っているようです。

こうして歩いていると、私の故郷は大阪ですが、今住んでいるところは娘たちにとっては故郷ですし、私たちにとっても故郷になりつつあります。
こうして自然があり、それらに親しめる…と思う時、
福島の原発事故により、故郷を追われた人々の気持ちを考えると、たまりませんね。
復興のしようがないのですから、いつ放射能は消えるのでしょうか、30年後?
日本から原発の無くなる日を望みます。