るりとうわた

日常をつづる

梅雨と読書と旅行記

3日雨が続くと、洗濯物が困ります、そこで優しい夫がドライクリーニングへ洗濯物を運んでくれ、乾燥機を回してきてくれます。
それですっきり、ほんわかと3日分の洗濯物が乾きました、大助かりです

梅雨で外仕事が出来ない時は、読書に最適です。
この間から昭和史が気になって、個々の事件はなんとなく知っていても、時系列に並べてみたいと思い、BOOK OFFやネットで調べて読みやすそうな本を買ったらこんなに・・・

それを読みながら、モロッコへ一緒に行った友人が次の旅行のバルカン半島へ出かけたので、その間に私も旅行記を進めておきますなんてメールしたものだから、旅行記作りを取り組み始めて、まずは1ページは出来ました。
梅雨で、身体はまだ筋肉痛ですが、頭の中は旅行記もしたいし、本も読みた〜いと大忙しです。
そうしたらもう一人の友人が今週末からマダガスカル島へ出発です、いいな〜と思いながら、つくづく類は友を呼ぶと言うか、趣味の共通の友人がいるものだと・・・、演劇友といい、もっともだから友人なのかと、今頃感心しています。(笑)

私は家族と年1回という約束があるので、来年まで行けません、そんな約束をするのじゃなかったと思いましたが、資金のこともありますから仕方ありません。
これは年金暮らしではとても無理な話で、将来的に子どもから手が離れたら、絶対に行きたいと思っていたので、友人はフルタイムで働いていましたから、私は将来の資金作りとしてパートで働いて、個人年金の保険を掛けていました。
19年働いて、25年間支払いました、それが毎年一定額で75歳まで出るので、ここから旅行と舞台鑑賞代を出しています。
ようやく自分の国民年金も入るようになったのですが、夫の方の扶養手当がなくなってしまったので、それを補うと、化粧品代位しか残りません。
ですから個人年金があって本当に良かったです、これは先見の明ありだったかな〜、と自分を褒めたいです。

そんな趣味の話をすると、踊りや書道で一緒のまだ中高生のお子さんのいる若い方たちが、「いいな〜、余裕で、羨ましいわ」と言いますが、私は「その年代の時には、自分を磨くための時間は取れなかったから、逆に羨ましいわ」と言います。
彼女たちは、子育てしながら今自分のために時間を割くことが出来るし、皆さん資格を取りたいととても熱心ですから、そうして将来資格を取って私ぐらいの年齢になると、また新しい道が開けるということですから、若い方はしっかりしていると感心します。


話を元に戻して、これらの本はすべて中古品ですが、新品同然で中には38円、58円という本もあります。
その中で半藤一利さんの「昭和史」が講演(講義)風でとても読みやすいです。
単行本の3冊分ぐらいの太さがあるのですが、これは半額の500円でした。
どのようにして戦争が起こり、それに抜け出せなくなるようにはまり込み、軍国主義は世界の情勢が見れないまま戦争を拡大し続け敗戦へという過程が良くわかります。
今2冊目、ようやく戦後の憲法制定のところに来ました。

本文とは違うのですが、
半藤一利さんが「マガジン9」の「この人に聞きたい」というところで憲法について語っておられますので紹介します。

①私の「戦中・終戦直後史」
  http://www.magazine9.jp/interv/hando/hando_1.html

平和憲法という「国柄」を、もっと大切にしなくてはならない
  http://www.magazine9.jp/interv/hando/hando_2.html

③日本の現在と、「戦前」とはとてもよく似ている
  http://www.magazine9.jp/interv/hando/hando_3.html

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー)

昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー)