るりとうわた

日常をつづる

生命力


上の写真は芽を吹きだしたはなずおう(花蘇芳)の木です。
6月の終わりごろに、枝垂れ桜の枝の剪定をした時に、切った桜の枝が、隣にあるこの小さなはなずおうの木に乗っかってしまいました。
その枝を引き摺り下ろしたつもりが、はなずおうの枝が真ん中でぽっきり折れてしまいました。
夫と、可哀そうなことをした、かわいい花だったのにと話していました。
春先に、葉が茂る前に可愛いピンクの花を咲かせます。

これは今年咲いた花です。
1mいかないところで、ぽっきり折れたのですが、もし芽が吹けば幸いだわと、そのままにしておきました。
それから、1月と少しで芽が出てきました。
素晴らしい生命力です。

来年の春には咲いてくれるかも知れないと思うと、嬉しいです。
そのかわり、雑草の成長も著しいです。
間や東西南北の家の周りの草取りをしないといけません。
お盆には孫たちも来るので、草取りをして、すっきりさせなくては、「虫がこわい」と言われそうです。

ただ、こういう植物の成長を見るにつけ、福島の原発放射能に汚染された地域のことを考えると、胸の内が晴れません。
こうして草や花や、作物も成長し、実るでしょうが、収穫することが出来ません。
魚や貝やワカメもそうです。
悔しいでしょうね。
一刻も早い解決を・・・と、言うか放射能は消えないのですよね。
2年経っても高濃度の汚染水は未だ残っているのですから、きちんと本当のことを伝え、対処してほしいです。
なかったことには出来ないのですから、その上に立って、本当の事今後のことが議論できるのですから。
未だ汚染は続くということです。