るりとうわた

日常をつづる

5日目 一夜城ファーム


孫たちが来て早や5日目、急ぎ足で日が過ぎ去ります。
3日目は、ママは自由行動の日で、私たちは孫を連れて近所の子供公園へ出かけました。
前日の河原は日影がなくて困りましたが、ここは住宅街の真ん中ですが、樹木が生い茂り、付添にも優しい日影が沢山あって、中々よい公園です。
竜をイメージにした長い滑り台があります、まだ下の子が生まれる前に、お兄ちゃんだけ来たことがあるのですが、まだ怖くて一人で滑り降りることが出来ませんでした。

今の弟と同じ3歳だったと思いますが、弟は平気です、手本になる兄がいるのでこれが大きな違いのようです。

この3歳の弟の特技がトランプの神経衰弱で、1回目に勝った時は偶然でしょう?と思ったのですが、2度目も、3度目も、私は負けてしまいました。
本当に記憶しているので感心しました。
「記憶力がいいのね」と言うと、お兄ちゃんが違うよ「きりょくりょくだよ」と言うので、
「いや、きりょくじゃなくて、きおくがいいのよ」と言うのに「え〜、きりょくだよ」と言います。

お兄ちゃんは去年は夏休みに「9時から10時まで勉強してからお遊び」と言うと、ドリルが何枚も出来て、「すごいね!」と感心し、本人もテレビのCMを見て、「くもん、いく〜も〜ん」と歌っていて、ママに速攻で駄目だしされていました。
今年は夏休みの宿題があると持ってきたので、どんなに進むことかと思ったら、1ページも進まない、「わからない!」と言います。
「何がわからないの?」と聞くと、「何をするのかわからない」と言い、「問題を読むとわかるでしょう」、で読んでみますが「わからない」と言う、「四角から選べとあるでしょう」「四角て何?」と言ってくる、「四角の中に言葉が書いてあるでしょう」「あ〜これ?」と来たもんだ。
そこで「こういうのをきりょくがないと言うの」「気力はやる気のことよ!」と教える。今これじゃ、くもんいき〜タイ、とは言わないでしょうね。(笑)

「学童で花札を教えてもらうのじゃなくて、宿題を見てもらえないの?」と聞くと、ママが「やる子はやってるのよ。○○は自覚がないから」と言うので、「7歳の子に自覚と言っても、達成感を味わってないのに前に進まないでしょう。花札だったら終わりが来るから、点数計算して勝った負けたと刺激があるけど、前にも進めないもの面白くもなんともないでしょう」「10歳までは全部親の責任だから」と親が親に小言です。
自分がフルタイムで働きだしてから、自分の成績を上げるために勉強をしたりで、子供を見てやる余裕がないのでしょう。
私の友人で息子の居る人は全員が全員、子供のことに関しても、嫁さんとの関係が悪くなるのは嫌だから一切口出しはしないと言っていました。
お姑さんは決して言われないでしょう、私に会うといつも「よく育てて頂いて」と言われる、確かに生活習慣は良く出来ていると私も感心することがあります。
特に食べ物関係がきれいで、必ずテーブルの前に腰かけて食べるし、食べ歩いたり、箸をつけて食べ物を残したりしないし、テーブルに落ちても床に食べ物を落とすことも少ないです。
熱があった時、ゼリーを持って行ってやろうとしても、這ってでもテーブルの前に腰かけて食べます。
それに赤ん坊の時からプラスチック製品を使わず、陶器とガラスのコップを使っているので、扱いも上手いし、箸も上手に持ちます。
手洗いも着替えも自分でするし、お兄ちゃんは弟の服の組み合わせも選んでやります。
だから、預かってもそういうしつけが出来ているので楽です、それを狙って育てたのかも知れませんが。

娘にそういう勉強の苦労がなかったとしたら、自分に”自覚”があったからと思っている訳じゃないよね、親の私がそう仕向けたのよ、と言っておきました。(笑)
当時だって塾へ行く子は沢山いたけれど、行って帰るのに1時間掛かるのなら、その分勉強すれば後は全部遊べると言って、遅くまで学校で友達や先生と遊んでいたはずです。
どうも来た日の「がくどうで花札」のインパクトから、離れられない・・・・(笑)

4日目は、そんなこんなで娘はお兄ちゃんの勉強を見てやっていました。
そして、何でもマネしたがり屋でちょっかいを出して兄の集中力をかき乱す弟と私は、真剣勝負で神経衰弱です。
3歳児にまさか負けるとは、気力の問題じゃない、そういう記憶力が落ちているのか?とある意味ショックでした。
この日は皆で近くに出来た我が街のコメダコーヒ店で昼食です。

そして5日目、今日は箱根でパパの家族と合流するというので、送りがてら小田原の一夜城ヨロイズカファームへ行ってきました。
小田原へ向かう道中が、箱根行きと熱海伊豆行きと同じ方向なので、すぐ渋滞にはまりました。
普段の3倍の時間が掛かりましたが、無事到着です。

もちろんYOROIZUKAさんとは川島なお美さんの旦那さんです。
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/farm/
 日本を代表する著名パティシエ
東京ミッドタウンの人気スイーツ店「Toshi Yoroizuka」のオーナーシェフ鎧塚俊彦氏が小田原市早川の一夜城歴史公園前に地元の農産物を使用したスイーツショップレストランです。
オープンしたのは1年半ほど前でしょうか。

向こうの緑の中に石垣があり、一夜城跡があります。
14日、15日はレストランがお休みで、カフェとして利用できました。

パンもスイーツもあります。

ケーキセットで950円です。(東京値段よりお安いですね)

子供たちはマカロン2つ、500円でした。「おいしい。おいしい」と言っていました。

レストランからお店の方を見ると、

こちらは、野菜や花き類のお店です。

テラスはこちら、

ここから相模湾が一望できます。

そして入生田駅の近くの天然酵母のパン屋むぎ師で、明日のパンの差し入れを娘が買い込みました。

そしてパパの家族とバトンタッチです。(やはり東京から車で来るのに渋滞にはまったようです)

ママは明日まで休みで次の日から仕事です、パパは明日から休みで、孫は18日までパパの家族と過ごします。
私たちのお役目終了で、ホッとしました。と言うか、がっくりと疲れました。(笑)