るりとうわた

日常をつづる

花と富士と六角堂 (夫の写真で)


「そういえば今年は夏の富士山の写真を撮っていないな」、と富士山の写真フリークの夫が言いだ出したので、即今週の予定に入れました。
月曜、火曜日とお天気が駄目で、水曜日に早起きして、洗濯を干すとすぐに出かけました。
昼からは天気が悪くなるというので、その前に一仕事です。

狙いは、最近クルマのCMで、ひまわりと富士山の映像を良く見かけますよね、あれです。(笑)
山中湖花の都公園へ行くことと、もう一つは今年の河口湖の水位が低くて、六角堂まで歩いて行けるということです。
何と言っても六角堂は水の上にある姿しか記憶がありませんから、百聞は一見にしかずです。

実は昨夜UPしようとしたのですが、私のカメラがないということに気づき、バッグも手提げ袋も車の中も見たのですが、ありません。
六角堂の写真を撮って車に戻り、それ以降は須走りの道の駅で遅いお昼を取っただけです。
カメラを出した記憶もないし、手提げもお財布を出しただけで、そのまま戻りました。その食堂に電話もしましたが、ないということでした。
サハラ砂漠で使えなくなり、帰国して修理して使っていたカメラですが、残念です、だんだんこうして自覚がなく物が無くなるのかと思うとショックでした。

で、旅行の時は友人に、今回は夫の写真を借りることにしました。
今が盛りの百日草と富士山の写真です。一眼レフなので私の写真よりずっとクリアです。
売店の方にも、ここ1週間富士山は雲の中でした、今日のお客さんは幸運です、と言われました。

最初のひまわりはもう終わったのでしょう、今のひまわりはまだこんな状態↓ですから、

9月の終わりごろに満開になるでしょう。
広い広い花畑があるのではなく、区切られた中に今は↓キバナコスモス、百日草、コスモスの花や朝顔のエリアがあり、そこから富士山を写すという感じです。

すでに終わった百日草のエリアはかなり広い面積でした。
これらを季節ごとに花を植え替えているようです。
それを目当てに観光バスも訪れていました、海外(アジア)からの観光客でした。

そして有料エリアは清流の里として、大きな滝や清流が作られ、花壇も整備されています。
まずサンパチェンスの花壇がありました。

このころから、富士山にまつわりついた雲の量が増えてきます。

かぼちゃもありました、やはりかぼちゃを見るとハロウィンを思い出します。
↓花壇はこんな感じです。

こちらは↓清流の滝です。

この上に見晴らし台があって登ってみると、すでに一組のご夫婦の方がおられ、私たちが着くと、後ろの流れが急だったので、「すごい音ですね」と言うと、「それが、さっき急に流れ始めて、ゴーと言う音に驚きました」と言われたので、「じゃ人が集まりだすと水門が開くのでしょうか」と話しながら、時計を見ると、10時10分近くでした。
で、「きっと10時になると水門が開くのでしょう」と、皆で話をまとめました。(笑)

↑滝の上の流れ、音が凄いです。

こちら帰り際に見つけた↓コスモスと富士山です。

それから山中湖へ向かい、いつもの湖畔に着いたのですが、ダイヤモンド富士を撮る場所ですが、ほぼ雲に覆われて富士山が早くも見え難くなりました。
ここの写真は諦めて即河口湖へ回り、六角堂を探すことにしました。
河口湖大橋を渡り、六角堂と富士山を写そうとしましたが六角堂が小さすぎて良くわかりません。

↑左側が河口湖大橋で、その橋の右横に小さく見えています。
その真正面が船着き場だったので、「六角堂まで一回りしますよ、サービスで停止して六角堂と富士山の写真を撮れるポイントを案内しますよ、どうですか?」と、セールスです。
一回り4000円です。しかもその値段で7000円のコースを回ってあげるとも、でも4000円のコースを1000円で・・・、とは言いませんでした。(笑)
私たちは歩いて六角堂へ行きたいのでと、丁重にお断りしました。
手前の露出している地面も本来は水の中でしょう。

六角堂の方へ向かうと

本当に↑こんな景観ははじめて見ました、もちろん歩いて行けます。
六角堂は溶岩で組み立てられた石垣の上に立っています、いつもはそこまで水が来ています。
2mから2m50cmは水位が少ないということです。

↑夫の渾身の一枚です、船頭さんの話ではありませんが、陸路を歩いて、六角堂と富士山を並べた写真です。
草むらのところが通常は水の中です。
もちろん六角堂のそばまで行き、記念撮影です。

自然が穏やかでありますように、富士山の噴火が起きませんようにとお祈りもしてきました。
何とか富士山も頭を雲の上に出して応えてくれました。

私のカメラさえあれば素敵な一日だったのですが・・・、ということで、本日は合作です。