るりとうわた

日常をつづる

男子会と女子会


庭のドウダンツツジも今年は綺麗に色づきました。
今年の秋は晴れの日がなかなか続かないので、昨日今日と天気の日に庭いじりをしました。

そして昨日は今年度2回目の男子会を、今日は女子会を行いました。
同じ組の12軒での親睦を兼ねての茶話会です。
女子は6回目、男子は昨年の夫の声掛けで始まったので、4回目です。
今年は次の方に世話役を回したのですが、体調が悪く病院通いということで、代わりに夫が引き受けて今回は執り行われました。
私もすっかりお手伝いからは手を引き、夫は一人で、見繕い、買い物は一緒に行きましたが、ビールが必要ということで(会費700円)、おつまみも終了後持って帰ってもらえるように、個包装に小分けされたおつまみ、お菓子類を選びました。
自治会の湯飲みを使うと洗って片づけないといけないので、今回は紙コップを用意して、終了時は処分できるようにしたようです。
ですから、正真正銘の男子会となりました。(笑)
今回は体調の悪い方も2名あったりして、5人の集合でしたが、「女子はラジオ体操やら、頻繁に会っているから、男子会ももっとやりましょう」「2カ月に1回は持とう」という話になったようで、さっそく12月にはゴルフ会を、定例会は1月にすることになり、お当番も既に決まったそうです。
女子会は組長が世話役で、年度替わりは4月ですが、男子会は独自路線を進むようです。(笑)
まあ女子は立ち話も、井戸端会議もしますが、男子はそういうことがないので、ビールがある方が舌の回り具合もよさそうですから、定例会が良いのでしょう。
来る人は来るし、来ない人は何度声を掛けても来ないということで、人数は少ないですが、量より質ということで回数を重ねるそうです。

写真は本日の女子会のワンコインパーティのお菓子です。
午前中に買い出しのお手伝いも済ませ、女子会は9人出席と大賑わいです。
昨年突然一人の方が、「私は退会します」と言い出だして、皆で「何も会は作っていないので、来るのも来ないのも自由なんです」とお話ししたのですが、その時はわかってもらえなくて、どうしたのか?と戸惑いました。
その後の声の掛け合いもあってか、今年は来てくださいました、また昨年ご主人を無くされた方も今年から参加で、賑やかになりました。
今年の世話役さんとその3人の方が未亡人で、ジャスト80歳ぐらいです、会場で、「まあ来てくださって嬉しいわぁ」「お元気でした?」と3人でハイタッチをされていました。とても良い光景でした。
後の6人は60代です。
でも統計的にも女子の方が1人になる確率は高いのですから、そういう意味でも、私たちは出来る限り全員参加を目指して、回数より、参加人員を増やすを目標にして、80才も、90才になっても、「ヤー元気」とハイタッチ出来る仲間でいたいと思います。

あっちこっちでグループ会話になったり、全員で話したり、漏れなく参加できるようにそれぞれが気を使い合い、和気あいあいと時間と年齢を忘れて話し込みました。
新しい大型スーパーが出来るという情報や、近所でも起きたおれおれ詐欺事件の話題など身近な話が中心でしたが、これから来る消費税値上げ等への生活防衛論が主婦なだけに切実でした。
そして最近はまた地震が多いこと、福島の人や原発が気がかりなこと、安心して暮らせるようになるのが一番!というのが皆さんの意見でした。


今日から、福島原発4号機の燃料棒の移動が始まりましたね。

福島原発4号機:核燃料取り出し開始 22体をキャスクへ
毎日新聞 2013年11月18日 16時58分(最終更新 11月18日 21時47分)

東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから核燃料(長さ4.5メートル、1辺14センチ)の取り出しを始めた。2011年3月の事故後、プールからの核燃料回収は初めて。政府と東電が示している今後30〜40年かかる3段階の廃炉工程で、各号機の燃料取り出しを進める「第2期」に移行した。4号機の燃料取り出し開始で廃炉作業が本格化する。

 4号機プールに保管されている核燃料は1533体(使用済み1331体、未使用202体)。

 東電によると、18日午前9時50分から輸送容器「キャスク」のふたをはずすなどの準備を始め、午後0時半、22体の収納が可能なキャスクをプール内に設置。午後3時18分に1体目の取り出しに着手し、同57分に収納した。この日の作業は午後6時45分に終了し、4体が収納された。残りの18体も19日までに終える予定。キャスクはその後、プールからつり上げられ、1週間後を目安に、約100メートル離れた敷地内の保管設備「共用プール」に運ばれる。

 4号機をめぐっては原子炉建屋が水素爆発し、プール内に大量のがれきが入った。大型のがれきは撤去されたが、細かいがれきが残り、余震も懸念されている。東電は「クレーンを毎秒1センチで引き上げるなど、慎重を期した。今のところ、トラブルは確認されていない」と説明した。

 1533体の取り出し完了は来年末で、この間の作業は6班(各班6人)が2時間ごとに交代で臨む。作業員は1日の作業で0.8ミリシーベルト被ばくすると試算されている。

 東電の広瀬直己社長は4号機の燃料取り出し開始を受け、「廃炉作業における重要なステップの一つと考えており、安全かつ着実に作業を進める」とのコメントを発表した。【鳥井真平】

廃炉への第一段階ですが、100mを動かしただけなのです。
今日の朝日新聞には、さらに気になる記事がありました。

東海原発廃炉先送りへ 解体後のごみ処分場決まらず

2013年11月18日05時57分

【松浦新】国内の商業用原発として初めて廃炉を決めた日本原子力発電東海原発茨城県)が、来年度から予定している原子炉の解体作業を先送りし、廃炉が遅れる見通しになった。原子炉内の部品や制御棒など、解体後に出る「廃炉のごみ」を埋める処分場がいまだに決まっていないからだ。

商業用原発では、2008年に中部電力浜岡原発静岡県)の1、2号機、11年に事故を起こした東京電力福島第一原発福島県)の1〜4号機の廃炉が決まり、5、6号機も廃炉が検討されている。ほかに運転を始めてから30年以上の古い原発も15基あり、「原則40年」で運転を終えるなどして廃炉が相次ぐ見通しだ。だが、いずれも処分場のめどは立たず、廃炉の道筋はできていない。

これが一面で、二面には「原発迷走1」として、「原発ごみ、行き場無し」「国内の原発は、たとえ廃炉にしても出口がない。」と未だ廃炉の道筋がついていないことを書いています。
こういう中での再稼働はあり得ませんが、安倍首相はどうするのでしょうか。