るりとうわた

日常をつづる

山の公園


先日友人の水墨画の展示会で、7年ぶりにお会いした、フラダンスをしている友人が、声を掛けてくれ、パート時代のお仲間3人と今日はランチ会を持ちました。
家の近くまで車で、迎えに来てくれ、7年ぶりに会うのに、第一声が、「みんな変わっていない!」と声が揃いました。
でも、仕事を辞めて、皆少し、ふっくらしたかしら?それとも年齢かしら?
私なんか、仕事を辞めて増えた、4キロが邪魔で邪魔で、これさえなければ、もう少しすっきりするのですが・・・
いつまでもこの4キロ減が目標です。

一番しっかり者のそのフラダンスの彼女の車で、まずはお昼に、彼女の提案でガストに行きました。
彼女の手から、切り抜いて来たという、ガストの割引券がテーブルの上に並びました、準備がいいです。
他の3人はそれを見ながらも、牡蠣グラタンがついたハンバーグを注文し、彼女だけがその割引券から選びました。
注文が来るまで、それぞれの7年分の暮らしの変化について述べ合い、現在に至る経過を知りあって距離を縮めます。(笑)

私が辞めて1年後に辞めた人、その2年後に辞めた人と結構近い間隔で辞めたことを知りました。
その後は、私と同じ年の彼女は子供の結婚、孫守りをしたりと、一番若い彼女はお義母さんの認知症が進み、一人で置いておけなくなり辞めざる得なくなったそうです。
フラダンスの彼女は、今年1月まで勤めていたのですが、皆が抜けた職場の雰囲気がすっかり変わり、続ける気力が無くなったと話していました。
それでも5年も続けていたのですから、凄いです。
彼女は本当に働き者で、締まり屋さんでしっかりしていると、3人で言い合っていると、彼女は環境がそうさせると、言い始めました。
嫁いだご主人が長男で下に弟さんに妹さんが2人いて、その両親も全員、まじめに働くけれど、物に執着して、つぎつぎ買い替えるというのです。
そう言えば、彼女は普段はバイクで通勤していましたが、雨が降ると、ご主人の車でBMWや、ソアラに乗って来て、3年ごとぐらいに車が変わり、「パートする必要があるの?」と言われていました。
彼女は結婚して分かったことだけど、家族全員がそういう感じで、妹さんは「お金貸して」とお兄さんに借金に来るけれど、返してくれたことがないそうで、その分、自分一人でもしっかりしなきゃと、なったそうです。
そういう苦労があったのですね。
それでも、息子二人に家を買ってやっているから本当に浪費をしないのでしょうね。
飲み物のお変わりもして、今日は天気がいいので、少し遠いですが、山の公園まで行こうということになりました。
清算するときに誰かが”割り勘”と言ったので、彼女だったかも?、で、¥4312を4で割って、一人¥1080としてしまいました。
彼女の注文品は一番安かったし、しかも値引きのクーポン券つきでした、それを4で割っちゃったって、ことは、彼女は高い金額を支払ったということです。
3人は¥1104で、彼女は¥1000でもよかったのです、それでも高く払うぐらいですから。
それに誰も気が付きません、私も家に帰って、気が付いたぐらいですから〜呑気ですね。(笑)
こういう細かくない人はお金が貯まらないのでしょうね。

その後戸川公園へ行きました、平日なのに沢山の車が駐車場に停まっていました。
一番上の写真はつり橋とドウダンツツジの紅葉です。
河原にトランポリンがあって、孫と来るとそこへ直行しますので、公園の他の部分を知りませんでした。
季節ごとに花が植えられていて、四季折々に楽しめるそうです。
上の写真はざる菊というそうで、一株の菊の花が丸く盆栽のように咲いています、もう終わりかけです。

それらを見て歩き、その後も山の方を歩くことにしました。
結構静かで、住宅も在るのですが、こういうところに住んでいたら、ぼーとしそう、とは都会人になりきった感想でしょうか。

ブロッコリー畑の向こう側に湘南平と太平洋が見えます、緯度も高いのでしょう。
高原野菜ということでしょう。

こちらは白菜畑と山の紅葉です。

散策を終えてから、お義母さんがディサービスから戻るまでまだ時間があるというので、しっかり者の彼女が、よく利用するという、談話室に行き、一人が持ってきたおまんじゅうを自販機のホットのお茶で頂きながら、また話の続きです。
一番若い人の長男が大学を出て5年も勤めずに家にいて、3年前から働きだし、ようやくほっとした話や、うちの娘のようにまだ結婚しない話や、この娘としっかり者の彼女の長男と同級生なのですが、2世帯住宅まで建ててあるのに結婚しないという今の若者論になりました。(笑)
同じ年の彼女は3人の子供がいて全員結婚して孫が5人いるから、誰かがあなたのところが一番幸せよと言うと、彼女は「とんでもない悩みだらけ、上の娘も下の娘も続くかどうかわからないし。上手くいっているのはお兄ちゃんだけ」というと「娘は何でも母親に言うだけで、男の子だってどうだかわからないわよ」としっかり者の彼女の弟の方は結婚していて「嫁さんは専業主婦だけどいつ行っても家にいないわよ。実家が近いから行ってるのでしょう、そこでいっぱい喋ってるってことね」と・・・、話はつきません。
とにかく今の若者は独身でも結婚していても大変な時代になったこと、私たちが働いていた時代はまだ良かったのかもね。
年金はこれから厳しくなるけれど、私たちの老後はまだいいかも、子供たちは年金さえ当たるかどうかも分からない時代かも・・・
秘密保護法案は決まるし、政治的にも経済的にも厳しい時代が来そうだね。と言う話になりました。

しっかり者の彼女のお蔭で、安上がりで楽しい再会が叶いました。
今度は新年会に集まろうね、と言う約束をして別れました。もう来年の話です。(笑)