るりとうわた

日常をつづる

クリスマスの花


今日も写真は玄関にある花です。
クリスマスカクタスもそうですが、このポインセチアはクリスマスの花として花屋の店先にも沢山並んでいます。
「原産はメキシコと中央アメリカ。ポインセチアという名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセットによる。原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれる。
日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク(猩々木)。大酒飲みの赤い顔が特徴の、伝説上の動物である猩々に似ていることから名付けられたという。」(by wikipedia

とても和名ではクリスマスのイメージはありませんね。
ちなみに”猩猩”は中国の想像上の怪獣で猿のような顔をもち、毛は紅色。(猩猩=オランウータンの説あり)だそうです。

いつもはもう少し大きなポインセチアを買うのですが、いつもひと月ぐらいしか持たないので、今年はミニにしました。
そしてこちらもミニシクラメンです。
ガーデンシクラメン(寒さに強い)なので寄せ植えにしようと思ったのですが、可愛いので、お正月が過ぎるまで玄関に入れることにしました。

こちらも和名はひどいです。(笑)

「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」と「篝火草(カガリビバナ)」の二種類がある。前者の『豚の饅頭』は、植物学者大久保三郎がシクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を日本語に翻訳した名である。後者の『篝火花』のはシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎が名づけた。(by wikipedia
まあイメージからすると、「篝火草(カガリビバナ)」のほうですが、和名は使われていないようです。

今日は踊り納めがあり、また一つ解放されました。
月が替わればまたはじまるのですが、何か一年の締めと言う感じで、今年を振り返ったり、反省もしたりとけじめになった感じがします。
今年はかなり早く着物が着れるようになったし、お太鼓結びも出来るようになりました。
これはまさに”習うより慣れろ”が実感でした。
さあ〜、年賀状に取り組むぞ〜〜
夫の方が、うなぎ効果もあって、親せき分を仕上げてくれたので、私は自分の友人用30枚ほどです。
結婚してから、37年間ほどは私が一切担当してきたので、夫は退職してからはここ4年目かしら、自分の友人分と親せき分を、撮ってきた写真を載せて作ってくれています。
本当に大助かりです。

今日の朝日新聞の(どうする?秘密法)は 半藤一利さんです。
この方の「日本史」を私も読みましたが、分かりやすい文章で、とても勉強になりました。
その時に、奥さんは夏目漱石の長女の娘さん(四女)ということも知りました。

(どうする?秘密法)転換点、大事なとき 半藤一利さん
2013年12月17日22時02分
■作家・半藤一利さん

 この国はどこに向かおうとしているのでしょう。個人情報保護法だけでも参っていたのですが、特定秘密保護法ができた。絶望的な気分です。

 個人情報保護法で何が起きたか。軍人のメモや日記を調べに防衛省防衛研究所を訪ねても、「個人情報」にかこつけて見せてくれなくなった。形式的には「遺族の許可が必要」というが、たとえ孫や遠い縁者を探し出せても答えはノー。つまり事実上の閲覧拒否です。秘密法でさらに秘密とされるものが多くなると、手も足も出なくなります。

 歴史的にみると、昭和の一ケタで、国定教科書の内容が変わって教育の国家統制が始まり、さらに情報統制が強まりました。体制固めがされたあの時代に、いまは似ています。あのときは、戦争になるまでそれから7、8年かかったけれど……。国家の明日というのは不思議なもので、その時代に生きている人は案外わからないものなんですよ。

 これから集団的自衛権の拡大解釈、そしてその先には憲法改正の動きが待っているのでしょう。しかし、そうならないように頑張るしかない。

 自民党憲法改正草案には「公益及び公の秩序」という文言が随所に出てきます。「公益」「公の秩序」はいくらでも拡大解釈ができる。この文言が大手をふるって躍り出てくることが、戦前もそうでしたが、歴史の一番おっかないところです。この国の転換点として、いまが一番大事なときだと思います。

本当に大事な転換点だと思います。
騙されないで、行きたいですね。