るりとうわた

日常をつづる

大晦日


早くも大晦日です。
上の水仙は今年は寒さが厳しいせいか、年内に咲いてくれるかな?と気に掛けていたら、昨日一輪まにあわせたように咲いてくれました。
今年はと言うか昨年からですが、友人宅と我が家の千両の実がつかず、何が原因か?不思議だね?と話していました。

我が家はきみ千両と言うオレンジ色もあり、ご近所にも差し上げていました。

それが咲かなくなりました。もう古株は咲かなくなってしまったのでしょうか・・・
、その奥も咲きませんでした。

私は庭の周りは、すべて千両でも良いと、実(種)をばらまいていました、その新しい芽から出た千両が物置の裏で咲いていました。

今年はそれを差し上げることが出来ました。良かったです。

するとお隣さんが、2千円で南天を買って来たというので、それを見せてもらいました。
それも言ってくれれば、我が家にいくらでもあったから差し上げたのにと、3軒で残念がりました。
これはご近所リサーチが足りませんでした。

毎年ほとんど正月花は買ったことがありません。


ちなみに万両も沢山ありますが、万両は枝分かれしていないのと、実が下を向いているので、切り花にはしていません。

ご近所の柿の実も鳥たちに食べつくされたので、今度は南天の実が、それこそ天を向いてついているので、すぐに食べられてしまいます。
そして千両、ピラカンサスと続きます。
ピラカンサスは美味しくないのでしょうか?早くから実をつけているのですが、最後に他にもうないという段階で食べているみたいです。(笑)
万両はやはり下向きに実がついているので、食べ難いようです。
いずれも正月の縁起物で、花言葉は「利益」「可憐」「裕福」「富」「財産」「恵まれた才能」「富貴」です。
友人の庭で、十両を見せてもらいましたが、まだ百両と一両はみていません。

昨夜栗きんとんを作り始めて、裏ごし用のざるが見つからず、みそこしに芋を入れてこしていたら、置いて使えないので、空中で使っていると両手が痛くなり、栗きんとんはそこでストップ、完成です。

残りの芋に、バターとミルクと、黄味を入れて、スイートポテト作りです。(笑)

練って、手の上で転がして形にします。つやだしも塗って、ゴマも振って・・・

鉄板に並べて焼きます。

お正月のおやつが出来上がりました。
まさに栗きんとんとは同じ種から生まれた兄弟です。(笑)
さあ、これからお節づくり です、紅白が始まる頃には座りたいです。


先の日記に「家が一番」と書きましたが、その家を無くし、故郷を追われた多くの人々が、震災以降3度目のお正月を迎えます。
オリンピックで騒ぐ前に、もっとあたたかい政治が行われないものか、悔しい思いがします。
安倍首相の靖国神社参拝は、強権の証です。
それを支持することはできません、戦争は自然災害ではありません、やろうという者がいて始まり、その権力があれば途中で辞めることも出来たはずです。それを国民からは真実を隠し、物言えぬ状態にして、敗戦へと突っ走りました。
その反省の上に立って、今日があるはずです。
安倍首相は「世界全体の平和の実現を考える国でありたいと、誓ってまいりました」と言うけれど、A級戦犯を祭った靖国では、日本の戦争行為を容認していることになるのは当然のことです。
世界の平和を願うのであれば、日本国憲法があるはずです。

平和と安全の問題も自分自身、自分の家のこととして今後も考えて行かなくてはいけないと思います。
そういう人々の集まりがあって、それが国家であり、安倍政権の権力そのものが国家ではないと思います。
そして日本人である前に人であること、そういう視点から過去の戦争や、現代の原発問題も素直に考えたら、取るべき道が見えるように思います。
グローバル化された地球は、個人の利益、一国の利益を優先していたのでは、もう成り立たなくなっていると思います。

どうか皆様良いお年をお迎えください。