るりとうわた

日常をつづる

世界最大の太陽光発電


今日、新しく作ったページがこれです。(マラケシュは後で)

http://litstar5.fc2web.com/morocco5/morocco5.html

このワルザザートという町はアラビアのロレンススター・ウォーズ、007 リビング・デイライツハムナプトラ/失われた砂漠の都、グラディエーター、クンドゥンなどの映画が、この街でロケが行われたというところです。
近くに、アイト・ベン・ハッドゥ(世界遺産)というクサビ(カスバと似ている村)があり、そこが良く使われています。それが上の写真です。
一つの丘が要塞のような住居になっています、まさに難攻不落の城塞という感じです。

その同じワルザザートの街で、昨年の5月13日ニュースになったのが、巨大太陽光発電の話題です。

太陽光発電の巨大プロジェクト着工 、モロッコ

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【5月13日 AFP】モロッコの砂漠都市ワルザザート(Ouarzazate)で10日、16万キロワット級の太陽光発電所の建設工事が始まった。2段階からなる太陽光発電プロジェクトの第1段階にあたる。

起工式には国王モハメド6世(King Mohammed VI)と太陽エネルギー発電庁(MASEN)のムスタファ・バクリ(Mustapha Bakkoury)長官が出席した。

2段階から成るプロジェクトは2020年の完成を目指しており、最終的には3000ヘクタールの敷地に50万キロワット級の発電施設を建設する。ワルザザートの住民150万人分のエネルギーが供給可能となる計算だ。

マグレブ・アラブ通信(MAP)がバクリ長官の話として報じたところによると、同種の発電施設としては世界最大規模で建設費用は70億ディルハム(約830億円)。第一段階の完成は2015年を予定しているという。

アフリカ北部に位置するモロッコは、世界トップクラスの再生可能エネルギー生産国を目指しており、欧州へのクリーンエネルギー輸出を視野に入れている。2020年までに90億ドル(約9200億円)を投じて計5つの太陽光発電施設を建設し、発電能力を合計で200万キロワットまで高める計画だ。

石油やガス資源に恵まれないモロッコは、太陽光発電と大西洋沿岸での風力発電プロジェクトで再生可能エネルギーの生産能力を高め、2020年までに全電力の42%を太陽光と風力発電で賄う計画だ。(c)AFP

私たちが行っている時には、日本の電機会社が協力して、アサというところに太陽光発電所が完成したという話があり、日本ともつながりがあります。
ドイツが総額1億1500万ユーロの融資をしていて、ドイツは、30年来、再生可能エネルギーとエネルギー効率化の分野でモロッコを支援しており、両国は地域エネルギー基本計画の立案や、関連制度や法規則の整備でも連携してきたということです。
こういう再生可能エネルギーで、日本も技術の輸出できると一番いいと思います。
また、2020年は東京オリンピックの年です、それこそ日本が、前向きな方向で、クリーンなエネルギー生産となっているといいのですが・・・、ぜひともそういう方向に向けたいです。
原発はもうこりごりです。