るりとうわた

日常をつづる

桜、菜の花、富士山、青い空

昨日は一日雨でした、ようやく今日は青空が広がり、晴れてきました。
今日の写真は、今週の火曜日に撮った写真です。
この日は、温かい日でしたが、余りにも春そのものの景色に、私自身も戸惑いました。
こんな穏やかな景色があるのだと、我が目を疑い・・・
そして、被災地を思い、福島の原発事故で汚染されて使えない地域を思うと、あまりにかけ離れた感じがし、UPするのを躊躇してしまいました。

震災や、まして人災である放射能汚染がなければ、日本の四季は美しいものなんですよね。
安倍首相の「美しい日本」は創作しなくても、人間が自然に添えば、もともとあったものなんです。それを破壊したのは人間なんだと・・・自覚しなくてはいけないと思います。

3月末に実家に行く新幹線のチケットをジパング会員で、小田原(JR駅)まで取りに行く用事があり、その際電車で行くか?車で行くか?という話になりました。
この日はあまりに空が青いので、車で行き、松田山の山間がピンクに染まっているのが、前回小田原へ梅見に行った時から気になっていました。
それで、私は、松田山ガーデンハーブに立ち寄りたいこと、夫は小田原にある創業明治26年の老舗料亭だるまに行って、天丼を食べたいと意気投合し車で出掛けることにしました。

クルマでそのままハーブガーデンに上がれると思ったら、駐車場が満杯と止められ、酒匂川の河原に車を停めて、そこからバスに乗り換えて行くことになりました。
早咲きの河津桜の「まつだ桜祭り」の開催中でした。(2・15〜3・16まで)
私たちはこの山の頂上にあるゴルフ場へ行き、よく富士山の写真を撮るのですが、桜まつりというのははじめて知りました。
バスはピストン輸送で、この日は天気が良かったので、人出もいっぱいです。

見事に河津桜も満開です。

何よりも青い空が綺麗で、色彩が出ます。
そして、富士山の反対側に目をやれば、

菜の花畑が広がっています。

私たちは声を挙げました。
普通吉野桜の咲く頃には菜の花は終わっていますし、その吉野桜の咲く頃には春霞で、富士山はくっきりと見ることは中々出来ません。
桜の花に、菜の花に、富士山に青い空と、手に入り難いものをいっぺんに手に入れた贅沢感を味わった気分です。(笑)
少し引きで撮ると、こんな感じです。

車を停めて来た酒匂川が見えます。

反対側の景色です。
私たちはもう少し高いところから富士山を撮ろうと、少し山を登りましたが、森林で、富士山が隠れてしまい、撮影が出来ませんでした。
とにかくバスから降ろされた、その駐車場からが、一番富士山を良く見ることが出来ました。

それで、このハーブ園はもっと菜の花側に広がっていたのですが、私たちはただただ入口に居ただけで、満足して帰ってきました。(笑)
まあ本題のチケット取りも、だるまの天ぷらもありますし…(笑)

私は妹と、娘たちと2回食していますが、夫は友人にも噂を聞いて知っているのに、今回が初体験でした。

1時半ごろでしたが、中はやはり賑わっていました。

夫は念願のエビ天丼、1900円で、

私は天丼1500円でした。
たれの味も良く、何よりもご飯が美味しくて、天ぷらも柔らかく、美味しくいたただきました。
夫はエビが硬めだったそうで、私のはエビは1本で、アジもナスもイカも柔らかくいただけたので、大正解でした。
夫も次回は天丼にすると言い、それでも、初体験に満足して家路につきました。