るりとうわた

日常をつづる

当り前生活


4日間のフリータイムでしたが、昨日夫は帰ってきて、いつもの当り前生活となりました。
上のお土産を持って帰って来てくれました。
鱒寿司と鱒の昆布巻きです。

お天気も良く、友人の車で白川郷へも出かけたそうで、合掌造りの家が、田植えのために張った水に逆さに映り、綺麗な写真が沢山撮れていました。
お天気が良かったので、何よりです。
今週は、私も同期会で長野行きがあるので、お天気がいいと楽しみです。

芸人さんのCOWCOWの当り前体操ではありませんが、題名の当り前生活と書いたのは、普通の生活という意味で使いました。
またもう一つの当り前という意味には、「だれが考えてもそうであるべきだと思うこと」という意味があります。
昨日の朝日新聞には、そういう意味の当り前の記事がありました。
それは、国民に意見を募った「パブリックコメント」で、脱原発を求める意見が9割を超えていたというものです。

脱原発」意見、9割超 エネ計画のパブリックコメント
2014年5月25日05時00分

安倍内閣が4月に閣議決定したエネルギー基本計画をつくる際、国民に意見を募った「パブリックコメント」で、脱原発を求める意見が9割を超えていた可能性があることがわかった。朝日新聞経済産業省に情報公開を求め、開示された分について原発への賛否を集計した。経産省は、そうした意見をほとんど反映しないまま、基本計画で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけた。

 経産省が昨年12月6日に示した基本計画の原案に対し、対象の1カ月間にメールやファクスなどで約1万9千件の意見が集まった。経産省は2月に代表的な意見を発表したが、原発への賛否は集計しなかった。

 朝日新聞はすべての意見の公開を求め、経産省は、個人情報保護のために名前を消す作業が終わった2109件分のメール(2301ページ)を開示した。受け付け順で開示したとしており、残りの開示の可否は9月までに決めるという。

 内容は、再稼働反対や原発廃炉を求める「脱原発」が2008件で95・2%、「原発の維持・推進」は33件で1・6%、賛否の判断が難しい「その他」が68件で3・2%だった。

 脱原発の理由では「原発事故が収束していない」「使用済み核燃料の処分場がない」との声が多かった。原案が民意に背いているとの批判もあった。

 一方、原発の維持・推進を求める声は、運転コストの安さなどを理由にした。

 民主党政権は2012年に「30年代に原発稼働ゼロ」の方針を決めたが、安倍政権は、原発を再稼働させる方針を明確にした。原発への賛否を集計しなかったことについて、茂木敏充経産相は2月の国会で「数ではなく内容に着目して整理を行った」と説明している。(編集委員・小森敦司)

民意が政治にどう判断されるのが重要ですが、
やはり、このように自分たちの意見を出していくことが必要だと思いました。
当り前のことが当たり前のこととして受け入れられるようになるまで。