るりとうわた

日常をつづる

ラジオ体操指導法講習会


ひまわりみたいな花ですが、ルドベキアでしょうか、裏の方から、頂きました。
植えた苗から、一度に咲きだしたから、ということでしたが、家の中でも良く持っています。
水の吸い上げが凄いので、毎日水を入れたり、入れ替えたりしています。

昨日、ラジオ体操をしているお仲間と、ラジオ体操指導法講習会というものに参加してきました。
市が主催で募集していたそうで、10日ほど前に、お仲間の一人からその情報を聞き、別に指導しているわけではありませんが、「体操方法があるのなら知りたわね」と話し合い、一人の方が電話で申し込み、まだ余裕があるというので、5名分を申し込み、参加したものです。

1人の方が、先に娘さんの車で行かれたので、後の4人はお隣さんのご主人の車に乗せて頂きました。歩くつもりだったのですが、体育館まで30分から40分の道のりで助かりました。
講師の方は3年前にNHKのラジオ体操の番組で司会していらした本職の方で、東京女子体育大を出た女性がアシスタント役でした。

市の方のはじめの挨拶では、最近小学校でもラジオ体操をしないところもあり、ちょうど夏休みも来るので、練習をして、夏休みに地域活動で子供たちとラジオ体操でもどうか、というような話がされました。
なるほど、そういう取り組みなんだ〜、と納得しました。
ただ100人近くの参加者がいましたが、子供たちの親の世代の30代、40代ぐらいはチラホラで、大半が60歳代という構成でした。
まあおじいちゃんと孫世代の組み合わせでも、良いと言えば良いでしょうが、私たちの子供たちの頃には地域の子供会で、親が交代でラジオを持って出て、指導をしたものでした。
若い人たちは忙しいから、もう老人クラブ状態でした。(笑)

上は配布された資料ですが、ラジオ体操第1、第2と、のみんなの体操を2時間かけて、じっくり教わりました。
途中、熱中症にならないように5分の水分補給タイムが2回あるだけで、相当な運動量でした。
準備体操も、向かい合って足をあわせて座り、お互いの手を合わせたり、クロスさせたりも中々きついものがありました・・・
何よりも、ラジオ体操が、私たちがやっているものと全く違うのです。
これはふくらはぎを鍛える体操、これは大胸筋を広げる運動、等々詳しく説明が入り、アシスタントの方が模範演技をし、私たちも次に実践します。
本職だっただけに司会も流暢で、ところどころにへたくそ演技を入れて、「これはお腹の体操ではありません、背筋を鍛える体操なので、お腹を付きださないように」と真似されるのが滑稽で笑いが起きます。
でも、それがいつもの私たちの体操です。(笑)
こんなに筋肉にきついとは驚きでした。
手を挙げる運動では、顔も空を仰ぎ見ていたのですが、そうでなくて顔は顎を引き、手だけ挙げると負荷がかかり、腕の筋肉がいります。
こうしてきちんとしたラジオ体操を教わるのははじめてでした。

第2体操の、運動量の厳しいこと、激しいこと、はじめて解りました。
体側回しも、グルグル回していたのですが、そうではなく、斜めから正面に身体の向きを変えて、下に下ろすやり方でやってみると、まさに新体操みたいにきりりと決まります。
みんなで顔を見合わせて、感心し合いました。

ラジオ体操もやり方次第なんですね、きちんとやればこんなに負荷がかかり、エネルギーの消費に繋がるのですね。

最後に筋肉痛が出ますよ、と言われ、早く出る人は若くて、一日置いて出る人は少し若くて、もっと後で出る人は・・・と、言われました。(笑)
そして「いつまでも若々しく、動ける身体でいましょう。」と結ばれました。
市の方の意図した方向ではなく、司会の方も理解する、やはり老人クラブ風体操会になりました。(笑)
ラジオ体操を指導して、日本各地、世界も歩いていると、言われていましたから。

帰りは歩いて帰りましたが、話しながら歩くと50分もかかりましたが、とても良い運動になりました。
もう今日は筋肉痛が出ているということは・・・若いのかしら??それとも水曜日の踊りの分の筋肉痛かな?

私たちのラジオ体操にも、少しずつでもこの成果を反映させたいと思いますが、まあ、5人もいたのですから、一つずつでも説明、確認して、体操らしくしたいと思いました。