るりとうわた

日常をつづる

お見舞い


昨日、義弟のお見舞いに行ってきました。
脳梗塞で入院したと聞かされたのは、6月の終わりでしたから、3カ月余りが経ちました。
今はリハビリ病院で、リハビリ中とのことですので、応援ががてらのお見舞いです。
上の写真は道中、夫とランチを食べた時の写真です。
私は上の写真のオムライス・チキンで、夫がハッシュドビーフかけで、下の写真です。

私は食べきれなかったので、夫に食べてもらったら、チキンのほうが美味しかったと言っていました。
やはりオムライスと言えばチキンですものね。

そして、この日は妹の誕生日でした。
妹もいよいよ年金受給者になるめでたい日なので、誕生ケーキを持って行くことにしました。
生クリーム系は傷みが早いので、タルト系かパイ系にすることにしました。
やはりタルト系のほうが豪華で誕生日に合いそうで、それに決めました。
バースデイーのプレートとロウソクを付けてくれるというので、「長いローソクを10にして、何本入りますか?」と聞かれました。
32歳ぐらいなら、長いのが3本と短いのが2本の合計5本で済みますが、余りにも本数が多いので、少し躊躇しました。10本超えますから。
お店の人が「どうぞ」とさらに言うので、遠慮なく「長いの6本に、短いの5本お願いします」と言いました。(笑)
あとは義弟(夫より年上ですが)は趣味の多い人ですが、今は動けないのでテレビ観戦の競馬が楽しみということで、競馬の雑誌を買うことにしました。
これが中々無くて、着いた駅の本屋で、ようやくラッキーなことにみつかりました、秋の特集が載っていたので、これからしばらくは、使えそうです。

個室に居る義弟は、もう病人抜けして、車椅子ですが元気いっぱいです。
「最近頭が冴えていて、次々と川柳が浮かび」と言って、見せてくれた紙の両面にはびっしりとパソコン打ちで川柳がいくつも書かれていました。
それが、なるほどと言う今の自分の状態から生まれる、滑稽さやおかし味が書かれていたり、病院や行政の風刺がちくりと書かれていたりと、中々のものです。
やっぱり本人が言うように、「頭が冴えている」のでしょう。
いつもボキャブラリーに富んでいて、言葉遊びが達者だから、川柳は打ってつけです。

また自分独自のリハビリ法も開発して、動かない方の足を引き上げるゴルフのパターみたいな器具も独自開発して、足の筋肉を鍛えているそうです。
それを一日2000回行うそうで、すでに5万回に達していると話していました。
介護指導者のリハビリメニューも、「どこを何のために鍛えるのか?」と言う理屈が納得出来れば行うが、そうでないものはしないそうです。
若い大学出て6カ月の指導者の方は知識はあるが経験がないので、その人その人にあった指導が出来るかどうか未知数とのことです・・・

そして、病院内の患者さんが集まって、この度患者新聞の壁新聞の第一号を作ったのが、談話室に貼ってありました。
載せていいかどうか聞かなかったので、ぼかしを入れました。
その新聞の第2号も、3号も出来ていると原稿を見せてもらいました。
さすが、凄いですね、ただの病人で済まないところが、”お義兄さんです!?”、やっぱり私には、教えられることが一杯で、お義兄さんの方が合います。
今日は杖をついて、階段も上ってきたと言っていましたし、これだけポジティブに取り組まれたら、社会復帰も早いのではないでしょうか、安心しました。
2時間、びっしり彼の講釈を聞いてきた感じがしました。


病室を出たら、妹が「あ〜疲れた。」と言ったのが、何とも可笑しかったです。(笑)
夫は本当に話題の豊富な人だな〜と感心していました。
いつも周りを飽きさせないパフォーマンスが凄いです。

帰りには義弟から、お勧めのお土産を頂きました。気配りも出来る人です。美味しかったです。

また、妹の誕生日祝いは、退院してからと思っていたそうで、このケーキで娘さんと二人で祝えると言っていたので、大成功でした。
義弟は12月が誕生日なので、その頃に家で祝えると、本当にいいですね。