るりとうわた

日常をつづる

台風が来る前に帰宅


孫家族とこの3連休は大阪に行っていました。
本日は、最後の京都観光の日でしたが、台風と鉢合わせで、朝のテレビでもしきりに、4時で在来線は運休と決まったニュースを流していました。
朝は雨もなく、ホテルからは青空も見えていました。
京都発夕方の6時半の新幹線のチケットが取れていましたが、これは危なそうですね、急遽取り止めにして、まっすぐ帰ることにしました。
大阪駅で払い戻しをすると、4時までの新幹線はすでに満席で、自由席に並ぶしかありません。
孫たちは明日から学校があるので、元々1時20分ののぞみ号のチケットを取っていたので、これはツアーパックで変更不可だし、まだ大丈夫そうだから、そのまま利用することにしました。

10時半頃に着いた新大阪駅は、凄い人で溢れていました。
11日に小田原を発った時も、さすが行楽の秋の始まりと言うことで、観光客で混んでいました。
海外からの団体さんも多かったです。
その帰りと台風が鉢合わせですから、大混雑で、ホームの自由席の列も長く並んでいます。
私たち夫婦も40分ほど並び、その間に一人はお弁当を探すのですが、売り切れが続出で、下の売店へ夫が買い出しに行きました。
無事お弁当も確保し、12時16分発のひかり号に乗り、京都駅からは通路が一杯になりました。
台風が来る前に大阪脱出が成功となりました。

11日に娘家族と新大阪駅で落ち合い、3連休のうちにこの日のお天気だけは晴れと言う予報でしたから、孫たちにも行きたいところがあればこの日に行きましょうと。連絡しておきました。
私は大阪出身と言っても、すでに40年前のこと、大阪も随分変わり、今回ガイドブックを購入して少々下調べしました。(笑)
でも、やはり大阪城万博公園しか浮かびません。

下の構内の食堂で「ねぎ焼き」を食べて時間待ちです。
お好み焼きは知っていましたが、「ねぎ焼き」ははじめてですが、中がトロトロで美味しかったです。
娘たちと合流すると、やはり万博公園に行きたいということでした。
万博が開催されたのは1970年ですから、娘夫婦は1974年生まれ同士ですから、知りません。

モノレールが近づくと、太陽の搭が次第に大きく見えて、孫たちも大喜びです。
上の写真のように間近で太陽の搭を見るのは、私も初めてです。
岡本太郎さんはまさに天才です、しかし今年の春にメキシコへ行き、国立博物館やらを見学して歩く中で、その岡本さんの太陽の搭の原点となったメキシコの建築や絵画を体験したのは興味深かったです。

やっぱり子供たちが目指すのは遊園地で、海賊船で遊び、お兄ちゃんは少し物足りないと感じたようですが、その先に、大きな滑り台があり、こちらも挑戦してみました。

小一時間ほど遊んだら、5時閉演のほたるのひかりが流れる中、モノレールに戻る人込みも凄かったです。

ホテルにチックインした後は娘たち希望の串かつ屋へ向かいました。
2度づけ禁止のたれが美味しくて、キャベツのお変わりが自由で、シンプルですが食が進みます。
ちくわのチーズ入りだの豚バラ、ロース、つくね、アスパラガス等何十種類もあります。

子供たちは何回も何串もお代りをし、娘と彼は何倍もお酒のお代りをしました。(笑)
私たちは若い人たちと一緒じゃないとできない体験をし、お支払1万2千円を持ちました。(笑)

二日目はメインイベントの七五三のお宮参りです。
実家の両親が袴羽織をプレゼントしてくれ、ひ孫のその成長した姿を見せたいという婿さんの発案で、今回の大阪行が実現しました。

この日もお天気で、早起きもし、すべて順調に進み、皆と合流して、厳かに5歳のお宮まりを終えることが出来ました。
1か月ぐらい早いのですが、私たちの後にも可愛い三歳児の着物姿の御嬢さんが来ていました。

後は家に行き、4世代の大宴会になりました。
そこで、夏の頃には気(け)の字もなかった家を買うことになった経緯を娘夫婦から詳しく聞くことが出来ました。
もちろん七五三で大阪行のチケットを取った時にもそんな話はなく、ここ急に、家を買うと言い出し、ローンの申請中と言う話を聞きました。
来る前日に2つ目の(娘の)ローンが決まり本決まりとなったそうです。
やはり年齢的に40歳が区切りとなり、35年ローンが組める最終年齢ということと、その売り出しの家が校区で子供を転校させなくても良いことが、きっかけと言うか、縁があったということで、とんとん拍子で進んだそうです。
人生で最大の買い物ですが、きっとそういう風に決まる時は決まる縁というものがあるのかも知れません。
しかし35年後は75歳で、今の私たちよりも年上です、そこまで働いているということでしょうか。
70歳定年制も時間の問題でしょうか、勿論払える時に繰り上げていくとは言っていましたが、気の遠くなるぐらい先の話で、大変です。
まあ第一番目に健康でなければ!これに尽きるでしょうね。

そんなこんなで台風が来るにもかかわらず、私たちは大阪では一滴の雨にも濡れず、帰宅することが出来ました。
神奈川に着くと、雨は降り、何よりも気温が低くて寒い寒い。
ぎっくり腰も治り(ほぼ)、イベントも終了につき、衣替え本番です。
その前に、今夜台風が通過します。