るりとうわた

日常をつづる

晴れの特異日


予報では雨と出ていて、心配した文化の日ですが、やはり晴れましたね。
私たちも市民会館で、文化の日に公民館活動としての発表会(12団体参加ハワイアンも民謡もあり)を始めて早や4年ですが、今までも一度も雨が降ったことはありません。
そうです、いわゆる「文化の日」は「晴れの特異日」と言われているのが間違いない、と実感できる天気でした。
朝から、お弁当を作って、これは毎度同じパターンで、卵焼きにウインナーに野菜炒めに梅干しご飯と決めてあります。
要するに考えるのが面倒で定番化しました、するとちっとも億劫でありませんから。(笑)
市民会館の前にはずらりとテントが並び、バザーや手作り品や食品の出店が並びます。
踊りを始めるまでは、一市民としてそちらに参加し、安い掘り出し物や手作り品を買っていました。
踊りに出るようになってからは、そちらには行けなくなったのが残念です。

会館のすぐ前に展示されている菊花展だけ、見ることが出来ました。
菊薫る文化の日ということで、この日は菊の花が似合います。

昨日のリハーサルは家から着物で行きましたが、今日は着物は持って行きます。
どれだけ頑張って自分で着ても、先生や先輩に着つけてもらうのとは、全然違います。
ほんと様になるのです。
もちろん腰も胸も補正用の布も当てていますが、襟元もピシッと決まるし、おはしょりもすっきり、何しろ着物姿がしゃきりと決まるのです。
うちの先生はこればかりは絶対に妥協しません、これと化粧の最終チェックは先生自身の目を通過(合格)しないと舞台に立てません。

私は午後から受け付けに立つ仕事があったので、余り濃い化粧をしたくありませんでした。
ご近所の方に会うと、恥ずかしいからです。(笑)
着付けの時に、先生に顔を見られて、「後でもう一回見ます」と言われ、目尻に赤を注されてしまいました。
鼻筋に白を入れ、頬紅も紅くと、「客席から見たら、これぐらいしないと映えないでしょう」と言われました。
子供さんはお人形さんの様に可愛いです。

その子供さんのうち二人は、会費から、お着物から、送り迎えまでおばあちゃんのお力で、可愛いお孫さんに投資されているそうです。
若いママたちは英語やピアノ教室に入れたいところを、おばあちゃんが全部持つからと協力して、踊りに通わせられているそうで、そのおばあちゃんたちと私は同世代です。(笑)
うちの孫は男の子ばかりなので、サッカーに夢中で、シューズをプレゼントするぐらいですが、女の子なら、こういう世界もあるのですね。
それに礼儀作法も身につくしという考えのようです。

お子さんの赤色の着物が可愛いくて、首を傾けたり、品を作る動作がまた可愛くて、やはり視線は子供たちに集中です。
その子供たちを見守る、おばあちゃん役に徹した踊りが出来たと思います。
と言って、言っている本人がどんな踊りと、説明できないのですが。(笑)
必要以上に緊張しなくて踊れたかな?というところです。

10人の着付けと帯結びを、先生と一人の先輩で、やりきられたのは本当に凄いことだと感心しました。
そして、解放されてホッとしました、今年の大きな行事はこれでほぼ終了しました。
先生は「来年は楽しみにしていて、ちょっと大きい舞台を考えているから」と最後に報告を、
以前先輩に聞いていた、本格的にカツラをつけて、衣装をつけて踊る、お金のいる会派の踊りのことのようです。
その時こそは用事を見つけて遠慮しておこうかな?(笑)
私には公民館活動のほうが、似合っていると思うので、自主選択です。(笑)