るりとうわた

日常をつづる

ハイキング


紅葉の季節、紅葉狩りなどどう?とかつてのパート仲間が声を掛けてくれたので、今日はハイキングに出掛けました。
私たちの住んでいるところから見える山は、丹沢山系です。
大山へ行くか?春に行った戸川公園へ行くか?とちょっと迷ったのですが、しっかり締まり屋さんのSさんの車で出掛けるので、情報通の彼女にお任せしました。
大山へ行くと、ケーブルに乗ったりと、やはりお金を使うことになるので、自分の足で歩こう、無料の談話室も借りれるし、ということでハイキングにして戸川公園へ行きました。
ちょうど5月に行ったので、半年ぶりです。

Sさんはご主人が塗装業で、彼女が営業から集金からして歩き、経理も担当して仕事も取ってくるしっかろ屋さんで、息子さん二人もお父さんと同じ仕事をして、家を二軒も建てたしっかり屋さんです。
後の3人はサラリーマンで、パートをしていてもどこか漏れてる感じが似ていました。(笑)
Sさんの財布にはいつもどこかの割引券がたくさん入っていて、それを細かく記憶していて、いかにそれらを使って俊敏に行動するが計算しつくされています。
そんな彼女におんぶに抱っこが一番スムーズに行くというのは、皆が分かっていることです。(笑)

山の景色が、春とは変わり、美しい日本の秋の訪れを感じさせてくれます。
この間会ったのに、もう半年も経ったなんて驚き、今年も2カ月無いなんて速すぎるわぁ、と言いながら、年金から次の年金支給日までは、あんなに長く感じるのは何故?と異口同音に声を揃えました。
ランチまで1時間ほど歩き回ります。
私と同じ年のMさんの携帯が鳴ります。
ご主人がバイト先から、「今日はどこ?」と連絡です。皆が「仲がいいこと」と言うと、
彼女は毎日出かけているから、今日はどこか?と確認される。
「主人に趣味がないから、いつもついてくるの」と一男二女の子供さんも全員結婚して、それぞれに孫もいて、一番下の娘さんは歩いても15分ぐらいの距離で、今日も犬を預けて来たそうです。
誰かが、「誰かが貴女が一番幸せよ」というと、うちの下の娘としっかり者のSさんの上の息子さんは同級生でいづれも独身です。
Mさんはそんな私に向かって、「一番幸せなのはあなたのところよ」と私に言います。
「結婚すると他人が入るから、大変だわ、結婚しないのは自由に使えて一番いい」と。

別に娘だからと言って、自由になるとも思っていないし、「どっち道、親は先に行くんだから、やはり心配よ」と言うのですが、「絶対的にいい」と言います、(笑)
他人の芝生は青く見えるということかな。(笑)

前回も食べた魚屋さんの経営しているお寿司屋で、1000円のにぎりランチを頂きました。
回転寿司とはまた違っていいよね、と言い合いました。

その後200円のコーヒーも頂きました。
そこから大倉入口までまた歩きます。

道路脇の畑のカボスの実もたわわです。

こちらはゆずです。実りの季節です。

そして戸川公園のつり橋です。
その公園には季節の花が植えられています。

春にはチューリップが植わっていたところに、今はざる菊が壮観です。
こんなに丸くなる性質で、これでも枝は一本ですから、驚きです。

ざる菊と吊り橋の秋らしい景観です。
この近くに会館があり、その二階の和室が、無料の談話室になっています。
そこで、もってきたチョコレートやおかきを出し合って、ペットボトルのお茶で、お茶会です。
趣味の話、旦那の話、経済の話、政治の話で、とくに2世議員に庶民の暮らしは分からないは声を大にして言いたい、特に安倍総理は。と皆の声でした。
後は、健康保険と生活保護と、高齢化社会に向けての話で、嫌でも身近な話題なので、盛り上がりました。
今の医者はすぐに薬を出すから、薬に頼らない健康方法は、歩くのが一番と言う話になりました。
ただ、Mさんは不眠症が治らなく、やはり薬に頼ってしまうといいます、私に「寝れる?」と聞くので、「踊りの会の前の日は、いろいろ考えてしまい寝れなかったけれど、その日は踊り疲れて、すぐ寝れた。今日も疲れて、良く寝れると思う」と言いました。
彼女は「いいわね、私は今日も寝れないと思うわ」と言い、皆が「寝れないと思うから寝れないのよ」
「寝れない日もあれば、寝れる日もあると思っておけばいいでしょう」と、「いやあ、やっぱり寝れないわ、薬に頼ってしまう」と平行線でした。(笑)

これは人それぞれですから、他人にはなれません。
お喋りは尽きないですが、すでに8000歩をクリアです。
命の洗濯も出来たし、また会う約束をして帰途につきました。