るりとうわた

日常をつづる

小さい春


芝生の中に咲いた小さいクロッカスの花を見つけました。
三寒四温と言うか、ここ数日の馬鹿陽気で、咲きだした小さい花を踏みつけないように気を付けて歩きます。
以前もう30年ほど前かしら、以前の花壇の縁取りにと、芝生の中に60〜70個ほどの色とりどりのクロッカスの球根を半円形に植えました。
今も地中にはそのままあるのですが、隔年に咲いたり、咲かなかったり、と予想することが出来ず、思わぬところから花が出て来て、驚くこともあります。

通路に咲いたこの場所が、一番日当たりがよいのでしょうか・・・


約一月近くかかっている公園の工事もほぼ完成に近づきました。
どこからそう言う要望が上がったのかは?未だ疑問ですが、花壇の縁取りを新しくし、公園の土を総入れ替えです。
以前は水はけが悪く、あちこちに水たまりがあったのですが、水はけのよい土に入れ替えられ、凍らない様に、塩化カルシュウムが沢山撒かれましたが、散歩の犬などに害はないのかしら?と、思いました。
真ん中が高くなり、水が入口の方に流れ、その入り口の下に水が溜められる配管が埋めてあります。

今まではラジオ体操で、ジャンプすると、その場所だけ水が浮いて来たりしましたが、そういうことも無くなるし、塩化カルシュウムは除草剤でもあるので、春の草取りはしなくても良いかも知れません。
でも、そこまでお金を掛けなくても、先に古くなった道路のコンクリートのむき出しに、ヒールが挟まるので、そっちを先に直して欲しいと思ったり・・・
駅までの道ですから、多くの人が利用しますしね。(笑)

また、近所の友人とは、川崎の中学1年生の子の殺害に関して、悲しくて、可哀そうで堪らないと話しています。
同じ神奈川県民なのですが、その友人も我が家と同じく、男の子の孫が2人いるので、その子達が中学生になった時に、どんな社会や環境になっているのかが、心配でなりません。
まるで、無法地帯じゃありませんか。
TVに映る少年の笑顔を、たった13年で終わらせたのは誰か?
義務教育で、1月から学校に行けていないと分かっていて、教育を受ける義務と権利は誰が守ってやらなければいけなかったのか?
もっとそれに敏感であれば、殺されるまで、いかなかったのでは??

今となってはすべて遅いことだけど、

小学6年の夏まで暮らした島根県隠岐(おき)諸島の西ノ島(西ノ島町)は、日本海に浮かぶ人口約3000人の小島だ。UターンやIターンも多く、島民が家族のように暮らす島では、明るい性格で誰からも慕われた上村さんの死に動揺が広がっている。

 「ありがとう」

 「元気でね」

 2013年7月。西ノ島で唯一、フェリーが乗り入れる別府(べっぷ)港には、そう書かれた横断幕が掲げられ、上村さんとの別れを惜しむ島民が約70〜80人も集まった。「見たことがないぐらい盛大だった」。上村さんが通っていた町立西ノ島小の金築(かねつき)康治校長は振り返る。

 仲間とバスケットボールと釣りを楽しむのが好き。両親が小3進級時に離婚し、生活には窮していたとされるが、周囲を笑わせ、下のきょうだい3人の面倒をよく見た。ある商店主は「妹たちと毎日買い物に来ていた。おやつを買ったり母親のおつかいをしたり。身内みたいなものだった」と涙を流した。
上村さんは川崎に引っ越した翌月、夏休みで西ノ島に来た。「中学生になったら帰ってきたい。それが無理でも遊びに来たい」。そう話していたという。【小野まなみ】

この町の違いに涙が出ます。

どうして大人たちが見て、守ってやれなかったのか、こんな無法地帯が都会にあるということが怖いです。
子供たちの心を傷つけるだけでなく、命まで奪う子供社会、大人が目をつぶっているから、そうなるのではないでしょうか・・・