るりとうわた

日常をつづる

体験学習


連休中は本当に良い天気が続きましたね。
これは5日の日のことですが、まさに屋根より高いこいのぼり・・・、面白そうに泳いでる、姿です。
孫たちを送って行く日、娘が住んでいる地域の公園で、子供の日の行事があり、3時までだけど、竹の子も売っているらしい、と言う情報だったので、間に合わせて参加することにしました。

この公園は体験学習が出来る公園で、周りには畑が耕され、稲(田植えした)や、枝豆や、サツマイモが植えてありました。

孫たちの新居の裏に川が流れていて、その川沿いをたどって行くと、この公園に着きます。
古くからある土地に5〜6戸ぐらいずつ新居が建ち、そこに若い世代が交わるようになったようで、私たちが住んでいる地域と同じく高齢化が進んでいるようです。
でも孫たちには嬉しい企画で、ここで行事があれば参加しているようです。
もう使わなくなったこいのぼりでしょうか、たくさん集められて、大空を泳いでいました。

その世話役をしてくださっている方達が、私たちと同世代です。
そして、孫を連れて同じ世代の人間が参加し、子供の日なのに、子供の数は少なく、圧倒的にシニア世代が幅を利かしていました。
まるで日本の縮図のようです。

まずシャボン玉作りをして遊びます。
これもコツがあって、静かに輪をシャボン液につけ、そ〜っと針金を立てて、それから動かすと、次から次とシャボン玉が作れます。
おじさんの手ほどきで、孫たちも、そのうちに上手く、シャボン玉を飛ばせるようになりました。
まさに体験学習の場です。
次に、竹馬に挑戦です。
夫もお手の物と、挑戦したのですが、寄る年波には勝てぬでしょうか、軽快に動くことは出来ませんでした。
やはり年月を重ねましたね。
孫もママに前を持ってもらい挑戦しましたが、中々要領を得ませんでした。こつがあるみたいです。
それから会館の五月人形の展示物を見て回ると、ポップコーンがもらえると言うので、孫たちは手を洗ってから、中に入りました。

兜や弓飾り、五月人形と沢山飾ってあり、コーナーには兜の前に金色の座布団が敷いてあり、そこで、兜をかぶって、刀を持って撮影が出来る場所がありました。
写真館みたいと、親が熱心に子供たちを座らせるので、ここだけ順番待ちが出来ました。
これも、体験学習の一つですね、武将になったつもりで、いや、兜がずれないように、頭を動かさないように緊張していました。

この前で、撮りました。
そしてシニア世代の手作りのポップコーンを頂いて、満足そうな孫でした。
本当にありがたい行事だと思いました。
当番でおられる方達も、孫を連れている私たちも同世代で、すぐ苦労話に花が咲きます。
そこで言われたことは、畑をこうして作っていても、収穫の頃に車で若い家族連れが来て、ごっそり持って行こうとする、注意をすると、「ここは公園でしょう、みんなの物でしょう」と答えたそうです。
そんな屁理屈が通用すると思っているのでしょうか、呆れました。
最近、スイカを収穫前にごっそり持って行かれたり、サクランボの収穫前に取られたりと、言うニュースを見かけますが、悪い泥棒です。
手塩にかけて苦労する労働をなんだと思っているのでしょうか、許せないです。

昨今は人間同士の縦の繋がり、横の繋がりが切れて来ていますよね。
それで、人を思いやる心が育たないのでしょう。
こういう地域の行事はしてくださる方があればこそ、成り立つのですから、大いに孫たちも参加して、体験し、また次の世代に繋がるといいなぁ、と思いました。
竹の子は残念でした午前中に売れてしまったそうです。

帰りはその川沿いに帰りましたが、河原は草ぼうぼうになっていました。
と言うか、草を刈らないそうです、もう蛍の幼虫が育っているそうで、わざと生やしてあるそうです。
6月にもなれば、蛍が飛び交うとか・・・、是非見に行かなくては、楽しみが出来ました。

娘宅のベランダから蛍の光を鑑賞できるかもです、上の子の初節句に贈ったこいのぼりも泳いでいました。
この下がその川になっています。