るりとうわた

日常をつづる

梅雨明けと新国立競技場


昨日

関東甲信は広い範囲で晴れ、気象庁は19日午前、「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。関東甲信では午後も気温が上がり内陸を中心に35度以上の猛暑日となるなど厳しい暑さとなっていて、気象庁は、こまめに水分を取るなどして熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

と、梅雨明け宣言がなされました。
ここ雨が降れば、気温は少し下がり、過ごしやすかったのですが、いよいよ梅雨明けともなれば夏本番でしょう。
以前は30℃31℃ともなると「暑い、暑い」と言っていましたが、最近の暑さは、はるかに高く34℃から35℃と言うのが、よくあるようになりました。
涼しく感じる、すだれや風鈴、うちわも、そう言う風流を味わう温度の限界を超えていますね。
余り暑い日は、窓を閉めてクーラーを入れるしかありません。
まだ家の中にある、観葉植物は、少しは涼しく見えるでしょうか。
今日は、家の中の観葉植物の写真を撮ってみました。

靴箱の上のポトスです。
本日は暑い中、踊りのお稽古があったので、行ってきましたが、中々その準備も暑くてはかどりません。
もう夏ですから、浴衣でお稽古をするので、浴衣を着て夫に車で送ってもらいます。
本当に暑くて、クーラーは入っているのでしょうが、動けば汗だくになりました。
汗びっしょりですが、水分補給も大事なので、踊って飲んで、飲んで、という具合でした。(笑)


最近100円で購入した、赤い葉の観葉植物です。
100円なら、もっと買っても良いかも?とは、思うのですが、まずは育ってからです。(笑)

さて新国立競技場の件ですが、
 安倍首相は17日、2020年東京五輪パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設計画について、「白紙に戻す。ゼロベースで計画を見直す決断をした」と述べ、デザインを変更する方針を明言しました。
白紙は喜ぶべきことですが、話し合いはあったのでしょうか・・・(?)
また変更理由については、「五輪は国民皆さんの祭典だ。主役は国民一人ひとり、そしてアスリートで、皆さんに祝福される大会でなければならない」と語った。そうです。(2015年07月17日)

何か安保法案を強行可決しておいて、主役は国民一人一人、とはよく言うわ~と言いたいですね。
そちらに、その自覚があれば、強硬に進めないでしょうが、口とは便利なものですね。(笑)
きっと支持率が、これ以上低下すると困るので、その方策ともとれなくありませんが。
しかし、こちらも迷走気味ですね。
東京新聞にはこんな記事が載っていました。

首相、2年前の五輪演説も白紙? 「独創的スタジアム」「福島統御

東京新聞 2015年7月20日 朝刊
二〇二〇年東京五輪パラリンピックの主会場となる新国立競技場建設計画を、白紙に戻すと表明した安倍晋三首相。二年前の五輪招致演説では、白紙にしたデザインを念頭に、独創的なスタジアムでの開催をアピールし、財政措置を確実に実行すると明言していた。演説では、東京電力福島第一原発の状況について実態と異なる発言をして被災地などから批判を浴びた。演説内容があらためて問われている。 (高山晶一、我那覇圭)


 首相は一三年九月、ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席。英語で招致演説を行い、その後の投票で東京開催が決まった。


 演説では、福島第一原発事故について「私から保証します。状況は統御(アンダー・コントロール)されています」と明言した。しかし、汚染水が海に流出し続けるなど、原発事故は収束には程遠い状況だった。政府は今年六月の廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)改定でも、使用済み核燃料の取り出し開始時期を大幅に遅らせており、現在も原発事故対応をコントロールできているとは言えない。


 招致演説では、競技場について「ほかのどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、確実な実行が(東京で開催すれば)確証される」と断言した。


 新国立競技場は、民主党政権時の一二年十一月に日本スポーツ振興センター(JSC)が選定したデザイン。女性建築家ザハ・ハディド氏による、二本の巨大アーチ構造が特徴だ。このデザインについては一三年八月、世界的建築家の槇(まき)文彦氏が大幅な見直しを求める論文を公表した。首相はその約一カ月後に、新国立競技場を招致の目玉としてアピールした。


 ザハ氏のデザインは、東京五輪開催が決まる「大きな原動力」(菅義偉(すがよしひで)官房長官)になったと政府内では受け止められている。自民党議員は「五輪招致の決定で重みを持ったのは事実」と指摘する。


 首相は「民主党政権時代にザハ案でいくことが決まった」と強調するが、安倍政権も招致に最大限利用したことは否定できない。財政措置をめぐっても、既に確保できたのは五百億円のみ。当初見込んでいた工費千三百億円にも及ばない。


本当に忘れもしない、安倍氏の大嘘=原発事故のアンダーコントロールされている話に、国民は戸惑いました。(世界に向かって、大嘘をついていいのか?と)
で、このオンリンピックは?ということですが・・・
ハコモノ優先の発想は、もう過去の遺物ですよね、維持費さえ大変な費用がいるという悪しき経験は生かされないのでしょうか。

未来の子たちに、ツケを回さず、今の世代で、経済的にも可能な物を造ってもらいたいと思います。