るりとうわた

日常をつづる

長月、秋霖


あの猛暑が嘘みたいに、今度は長雨が続きますね。
やはり今年の天気は、冬も春も夏も、極端を行くようで、一日で10度の温度差は、もう普通になってきました。
8月なのに、10月中旬の気温とか??
地球規模で、天気がおかしくなっていますね。
今日から9月です、そして秋の雨を、秋霖とも・・・、綺麗な言葉です。

先日まだ帰って二晩お泊りした下の子を送って行き、昨日はまた、お兄ちゃんの学校の給食が始まらないので、昼の支度をしに、孫宅へ行きました。
夏休みは、すっかり羽を伸ばして、ママが帰る前に、友人宅へ遊びに出掛けと、不規則な生活になったそうなので、規則正しい生活に戻すお手伝いですっ。
もう少し距離が近ければいいのですが、1時間半かかるのは、少し遠いです。

この間ママと沢山残っている宿題をやっている様子が、集中力がなく嫌々で、これは身にも肉にもならない勉強だな〜と感じました。(笑)
それで、この間観た「NARUTO」の映画にかけて、NARUTOの子の「BOTANは、忍法を学ぶのが修行だけど、人間の子は、学校の勉強をするのが修行、分からないことをやっつけなきゃ!」と、この日ドリルを買って行き、孫と勉強をしました。
意外や食いついて来ました。(笑)

ばばにとっては、勉強が出来なくても孫は可愛いし、ばば自身が無理強いして嫌われたくないとも思うし、皆が塾に行っているから、行っていない孫が底辺を支えていても、仕方がない、と思っていました。
ママでは近い存在過ぎて、我儘が出るのでしょうか、ちょっと距離あるばばには素直な感じで、接してくれます。(笑)
掛け算と割り算、漢字と小一時間、集中して勉強が出来ました。
子供たちの世界も厳しいでしょうが、相対的順位よりか、絶対的に本人が理解していればそれでいいことですから・・・、力になれることなら。
その後、「〇〇君と、遊んできていい?」と出掛けて行きました。
娘が「いろんな友達がいることはいいんだけど」と言いますが、それほどいいことはありませんから、安心です。(笑)

そして娘が「隠れ家的喫茶、ローズ亭」と言うところへ連れて行ってくれました。
上の写真はそのお庭の写真です。薔薇も咲いていました。

小さな喫茶店ですが、その外観が変わっています。
お店には、10人ほどの先客があっていっぱいでした。まだ窓席カウンターに4席残っていました。
私が、グレープフルーツジュースとマンゴ-プリンにしました。

娘はコーヒーとスコーンでした。もうデザートは一品ずつしか残っていませんでした。

添加物無しの手作り品で、とても美味しかったです。

その外観が変わっているというのは、この写真です。

この長屋門の向かって右側の部屋の中が喫茶店になっています。
右側の横に入口があります。

長屋門は近世諸大名の武家屋敷門として発生した形式で、江戸時代に多く建てられた。諸大名は、自分の屋敷の周囲に、家臣などのための長屋を建て住まわせていたが、その一部に門を開いて、一棟とした物が長屋門の始まりである。

その後、長屋門は上級武士の住宅の表門の形式として広く利用されるようになっていった。武家屋敷の長屋門では、門の両側部分に門番の部屋や仲間部屋が置かれ、家臣や使用人の居所に利用された。侍屋敷の長屋門武家屋敷のものより小規模であるが、基本的な構成はほぼ同じである。

また郷村武士の家格をもつ家や、苗字帯刀を許された富裕な農家・庄屋でも長屋門は作られた。更に明治以後は他の富農の家屋敷にも作られるようになった。このような長屋門では、門の両側部分は使用人の住居・納屋・作業所などに利用された。

きっとこの地域の庄屋か豪農のお宅だったのでしょう。
珍しいところへ行ってきました。そして娘の奢りでした。(笑)