るりとうわた

日常をつづる

大根の日


今朝、夫がゴルフのボランティア(穴埋め)に行き、その帰りに、お仲間の畑へ行き、野菜をどっさり掘り上げて、もらって帰ってきました。
写真は大きさが並よりちょっと大きいぐらいですが、青首大根のほうは、もっと大きくて長くてずっしりと重い。
ビニール袋、4袋に他に白菜やカブ、ホウレン草にネギが入って、どれも緑が濃く、生き生きとしています。
お仲間の方が、近所の農家の方が、後を継いでくれる方がいなく、土地を遊ばしていてもということで、貸農園にし、その300坪を借りていろんな野菜を植えておられるそうで、ボランティア終了後昼前に、その方の畑に行ったそうです。
夫が大根を一本抜く間に、その方が、ぼこぼこ抜いて、袋に入れて下さったらしい。

台所の床一杯に野菜入りの袋が広がりました。
この白菜なんて、とびっきり大きくて、手前に家にあった柿を置いてみました、みかんじゃありません。
50cmは言い過ぎですが、40cmは超えている大きさです。(笑)
これで外葉は捨てて来たと言いますから、肥しがいいのでしょうか?

こちらには、サツマイモに小カブにホウレン草があります。
有難いことですが、大根6本は何とかしなくては、鮮度のいいうちに食べるのが一番ですから。
いつも親しく、お母さん、いやお姉さんみたいにしている80代のTさんと、お菓子作り大好きの同じく大阪出身、同じ年のOさんのところへ持って行きました。
そこで、大根談議に花が咲きました。(笑)
「この葉の鮮度の良さ、見るだけで美味しそうとわかる」「JAで、大根の葉を切り落として、ゴミ箱に入っているのを見て、それ下さいと言いたくなるけど、他所の人の分まで言うのははずかしいから、我慢した」とか・・・・
そこでどんな料理方法があるか尋ねると、色々と料理が出て来ました。
やはり「葉はゴマ炒め」「お浸し風」「ぬかづけ」かな・・・
大根は「ふろふき大根」「ブリ大根」「おでん」「鍋物」「即席漬け」「塩もみ」「鶏大根」
そうしたら、年配のTさんが。「大根ステーキもいいわよ」と、「厚切り大根の表面に切り目を入れて、電子レンジで温め、その両面をフライパンで焼いて、ステーキソースを掛けて、頂くそうです」「いけるわよ」というお話でした。
私とOさんは、「大根と言えば、しょう油か、みそ味しか思い浮かばなかった」
「一番年上のTさんが一番若いメニューを知っている」と、言い合いました。
すると、Tさんが、「そうすると孫たちが、良く食べるのよ」とのことでした。今お孫さん達5人が20代です。
「そう言う世代と触れ合っているから、いつも感覚が若いのね!」と、3人で一番年配の彼女が、調理方法まで電子レンジを使いと、若い感覚なのを納得し合いました。(笑)
いつの間にか1時間近くの大根談議になってしまいました。
家に帰って、今度は娘宅へる送る予定の物があるので、その宅急便に、大根を洗って、2本詰め込み、サツマイモと小カブも入れました。
受け取りが夕方になるし、葉は諦めました。
それでも大きな段ボール箱になったので、配送業者まで、車で持って行きました。

2本の青首大根の処理です。
娘分の大根の葉の綺麗な部分をサッとゆで、みじん切りして、ゴマを入れて、ゴマ炒めです。

これはご飯がすすみそうです。

一品完成です。
太い方の青首大根は外側も、色も綺麗なので、皮も使える、即席漬けにします。
4分の1ほど切り取って、測ります。

なんと、これだけで750gもあります、ということは1本で、3kgに近い重さということです。
これを4等分にしていちょう切りの薄切りにし、昆布を切って、柚子と生姜の薄切りを入れて塩もみにします。
その塩加減が、100分の1で、7,5gです。それで測りました、

ボールで軽くもんで、パックに入れて冷蔵庫で保存します。
そして、この分の大根の葉の内側は、茹でで、お浸し風にします。
半分は容器に入れて、冷蔵庫で保存しました。


これで3品です。
豚肉のロース薄切りがあったので、この度は大根との炒め煮です。

大根が飴色になったら、仕上がりです。
お味噌汁も大根の皮と葉入りで、大根尽くしの料理が並びました。
夫の肉体労働には、たんぱく質が足らないというので、急遽卵焼き、ウインナー添えを付けたして夕飯としました。
明日は大根サラダに、すき焼きかな?あの白菜と、ネギを使わなくてはいけません。
新鮮な収穫物で、半日振り回されましたが、緑の濃い、ビタミン食事に大満足です。
お友達の労働にも感謝をして、美味しく頂きました。