るりとうわた

日常をつづる

庭の紅葉


今年の我が家の玄関前のドウダンツツジは寂しいことに、真ん中が歯抜けになっていて、今夏の猛暑で枯れたのか、それとも40年近くなっているので、寿命かもしれません。
真向かいの、この間花が咲いていたヒラギの木は元気が良く、ご近所の方がリースを使ったけど、ヒラギの枝が足りないと言われたので、「いくらでもあるわよ」と数枝、差し上げました。
その隣には、椿の木がありますが、それも元気です。
夏の水まきが足りなかったのでしょうか、来年はドウダンツツジがどうなるか心配です。

今年は紅葉せずに葉を落とすのかと心配したもみじもようやく紅葉して来ました。
庭には2本のもみじの木があり、その1本は父が植えたものでした。
それを私はてっきり父が実家から持って来て、植えたものだと思っていたら、昨年父が「大山へ連れて行ってもらった時に、持って来て庭に植えたもみじだ」と真実が分かり、何だ地元神奈川の木だったのか、と驚いたことがありました。(笑)

こちらの幹の方が太いので、父が植えた木だと思います。
色が橙から赤へとグラデーションが綺麗です。

うちの娘二人が、この忙しい12月に入ってから転職し、こちらまで煽りを食らって、忙しさに巻きこまれています。(笑)
二人とも、社会情勢に翻弄され、下の娘は学生時代をバブル期で過ごし、就職するときはバブルがはじけて氷河期に入る時期となり、何とか日産系の会社に就職したと思ったら、翌年にゴーンさんが社長に就任し、バッサバッサと関連会社を、日本的血も涙もなく、切り捨て会社ごとIBMに売ってしまいました。
IBMもそんな社員が大勢いるはずもなく、半年後のTOEFLかの英語の検定試験の悪い方から切ると言われ、後ろから何人目かに入り、見事に首になりました。
学生時代に英語をしておけばよかったとは、後の祭りで、就職の時から、ことごとく英語がネックになり、その後今の事務の仕事に就きました。
そこで十数年勤め、その事務では一番の古株のお局的存在になり、社長から残業を頼まれると、ロマンスカー代も付いてくるとある意味優遇というか、頼りにされてきたのですが、2代目に交代するというところで、衝突して出て行った人や、首にされて移動した人たちから、再三、娘にも転職の勧めがありました。
良く飲み会に誘われるので、私は先輩たちが年頃の娘の結婚相手でも紹介してくれれば?と期待したのですが・・・、すべて転職の勧めでした。(笑)
娘も誘われる内が花かな?とも思ったようですが、2代目になろう人が、ぽろっと「社会保険をやめようか」と言った言葉に、娘は切れたようです。
会社への忠誠心が、それで切れてしまったということです。50数人いた社員が、今は30数人、結局社員をそんな風にしか見ていないのか?に心が離れたようです。
私にはどうとは言えないのですが、独身者だから働き続けるしかありませんし、まあ決心するなら30代の内でしょう。夫は今までのキャリアをどう評価してくれるのか?と聞いていました。
娘も雇う方も、30代の方を取りたいでしょうと、一月前に同業種で紹介された会社の面接に受かり、キャリアもお給料(年収)も現状維持で正社員として転職する道を選びました。

友人たち皆には、「12月に転職って?せめてボーナスをもらってから辞めればよいのに?」と言われるそうですが、そのボーナスが出せない状況だということを知っているから辞めたんだということだそうです。

安倍さんよ!。「『三本の矢』の政策によって経済を成長させ、(略)経済の好循環を我々は作り出すことができたわけでございます……」と、 先月26日、「1億総活躍社会」実現に向けた緊急対策が発表された際の発言ですが、どこに景気の回復の兆しが見えるのか?教えて欲しいものです。
娘たち若者たちには、ボーナスももらえない人は沢山います。
ましてや、時間社員扱いで働く人が大勢います。

上の娘は、新居のローンを二人で抱えて、本当はもっと働きたいようですが、子供達とのかかわりも中学生ぐらいまでということもあり、幸い子供たちは保育所学童保育ちでしたが、働く日数を減らして、週三日にして、今少し関わりたいと考えているようです。
住んでいるところが近いと、もっと協力してやれるのですが、まあ、子供に責任持てるのも親しかいないし、環境的にまだまだ専業主婦の多い地域なので、仕方ないことです。
子供はすぐに大きくなるので、手が離れるのも時間の問題ですから、それもいいと思って、応援できることはしてやろうと思っています。

現状は安倍さんの掛け声倒れ?な気がします、どこが好景気でしょうか??
国民の見ると目と、見ているところが違う気がします、生活はマイナスからプラスには転じていません。
選挙のためだけのお年玉(低所得者への3万円)やばら撒きには乗せられません。
その先には憲法改悪が見えるから、絶対に思うままにはさせられません。