るりとうわた

日常をつづる

金柑とターサイ


先日の踊りのお稽古の日、彼女の家は農家だそうですが、前庭にある柚子と金柑の実を大袋に3袋ほど持って来て、「もう顔も観たくないから、全部持って行って」と言われ、お店で買うしかない私たちは喜んで頂いてきました。(笑)
もう自分宅でも作ったし、充分過ぎるということでしたが、庭にあるだけでこんなに実るとは、素晴らしいですね。
もう切り取るだけで、大変だったと、彼女の腕はひっかき傷だらけでした。
柑橘類の木は棘があるので、まだ手は手袋をはめますが、腕の方が擦り傷です。

こんなに実るのなら、我が家の庭にも、植えたいと思いましたが、棘のある木は、やはり嫌ですね。
それでバラの木も植えないのですから。
近所の方から頂いた金柑と合わせると、ちょうど一キロになりました。

試食品も作って来てくれたのですが、種も食べれると、種出してしてありませんでした。
私もそれでよいかな?と思い、ヘタの部分だけを取り、そのまま15分煮ることにしました。
金柑の甘露煮を作ります。
金柑は生薬ですから、喉や咳にききそうです。
砂糖350gに大さじ1の酒、大さじ1の醤油、大さじ1のみりんを入れて、湯がいた金柑を入れて15分ぐらい煮ます。

整列した金柑が可愛いですね。(笑)
今回は水は入れません、先ほど湯がいた水を金柑が含んでいるので、ぐつぐつと煮えます、その方が日持ちもするでしょう。

3本分出来ました。
実家から持ってきた、カスピ海ヨーグルトも続いているので、そのトッピングになります。
良い味に出来ましたが、種の縁と言うか袋と言うか、少し口に残りますね。
やはり面倒でも種を出したほうが良かったかな、と思いました。
でも、しばらく楽しめますし、是非、金柑の甘露煮入りのバウンドケーキを作りたいと思っています。
柚子は本柚子と花柚子が混ざっていますが、今度は空き瓶を探して、ジャム作りをします。

写真は農協で見つけたターサイ(ターツァイ)100円を買って来ました。
まるでビニールみたいな葉っぱですが、緑が濃いのでβカロテンもビタミンCも沢山含まれています。
霜が降りると甘みが増すそうで、寒い時期の今が旬です。
半分に切って、最初は卵と炒めましたが、茎の繊維が口に残るので、茎を何等分かに切った方が良かったです。
お味噌汁に入れた方が柔らかくなって食べやすかったので、これは煮物の方が合いそうです。
次の日に、白菜やキャベツ、豚薄肉とターサイを入れてクリーム煮にしましたが、これは甘くて美味しかったです。
葉っぱが地べたに広がっているので、茎に砂が残っているので、良く洗わないといけませんが、これはまた見かけたら、買って来たいと思いました。