るりとうわた

日常をつづる

氷雨かしら?


今日は寒い雨が降りましたね。
気温が低く、風が強く、氷雨という感じでした。
明日から、また春がくるということですが・・・
これで、暑さ寒さも彼岸まで、という具合になるのでしょうか、春がまたれます。
庭のラッパ水仙が膨らみ始めています。元気をもらえる黄色色です。

こちらは玄関前の鉢植にも色が増えました。
こういう時のブルーは差し色と言うのか、中々利いていますね。

3,11から5年が経ち、まだ多くの避難者の方々がおられますが、11日の報道ステーションが取り上げた、子供たちに広がっている甲状腺がんのニュースは衝撃的でした。

甲状腺がん確定は166人だそうです
一巡目の調査で115人が見つかり、さらに2巡目の検査で51人がみつかったということです。
そして、甲状腺ガンの手術をした子どもや親の証言が放送され、親たちの証言で、親が医師に聞くと、「原発事故との関係はない」と断言されたとのことです。
専門家は「放射線の影響は考えにくい」「過剰診断だ」と言っているそうです。
不通は100万人に一人ぐらいだそうですが、調べるから数字が高くなった、普通はそう言う年齢では調べないから?とか、まるで通じない言い訳ですよね。

浪江町では空白の4日間と言われる、国からの避難指導も情報もなく、放射能にさらされ続けた日にちがあります。

このように被爆している人々もいるのに、”関係がない”とは言い切れないはずです。
人災としか言いようがありません。
こういう事や現実を覆いかくして、再稼働にやっきになるのは、ほんとうにおかしいと思います。
何かこの国は国民が大事にされないものを感じてしまいます。

例の「保育園落ちた」と訴えるブログに対する、安倍さんの無記名だとか、事実がどうか分からないと、のらりくらりの逃げ答弁に、それは”国民の、一国民の声!よ”と、TV画面に突っ込んでいました。

毎日新聞によりますと、


都内保育所
.
倍率2倍超 6区の認可園、整備追いつかず

毎日新聞2016年3月13日 09時30分(最終更新 3月13日 15時42分)

東京都23区内で、今年4月からの認可保育所入所を希望する0〜2歳児のうち、杉並区など六つの区で入所倍率が2倍を超えることが毎日新聞の調べで分かった。「保育園落ちた」と訴えるブログを機に、保育所に子どもを入れられない親たちの不満が各地で噴出しているが、背景にある厳しい入所事情が浮き彫りになったかたちだ。ほとんどの区で前年よりも受け入れ枠を増やしているが、それを上回る勢いで入所希望者が増加しており、昨年よりも状況は厳しくなっている。【中村かさね、山田泰蔵】

ほぼ2人に1人が申し込んでも入れない状況となっています。
また、出産後も働き続ける女性が増えているため、対策が現状に追いついていないのが実情だというようです。
たしかに、これでは一億総活躍は出来ませんね、それに少子化から子供を増やすことも無理になります。
復興や原発事故、保育所の増設等、いま大事なところに集中してお金を回して解決する方向に行けないものかと思います。
オリンピックよりも、・・・

氷雨は雨だけにして欲しい。