るりとうわた

日常をつづる

洋ナシ


先日夫の友人から、「今仙台の道の駅にいるけど、明後日は居る?」と、鹿児島の友人が旅行中で、道の駅から、野菜を送るから受け取ってと言われ、やってきたのがこの箱でした。
新聞に丁寧にまかれた、洋ナシと林檎でした。
河北新聞と仙台の新聞のようです。
ずっしり重い洋ナシはまだ青くて硬い気がしましたが、剥いてみることにしました。
カリカリと青りんごみたいですが、それが何とも堪らなく甘くて、柔らかいよりかこの方が美味しく感じました。

今、スーパーで買うフルーツはみんな柔らかくなって、歯ごたえがありません。
そう言うのばかりが出荷され、こういう硬めなのは道の駅など現地で売られているということでしょうか。
何か硬いのは懐かしいその果物そのままの味がします。
林檎も小さいですが、硬めです。
歯が弱くても薄く切れば大丈夫です。

せっかくの機会だから、そのままでなく、お菓子作りもしたいかな?と思っています。
洋ナシのタルトなんていいですが、生ってわけにはいかないのかな?
未経験です。
白ワインで煮るのもよいし。
サラダもいいですね。

野菜が今びっくりするぐらい高いですよね。
大根なども半分売りで、一本分の値段が付いています。
おでんや鍋を食べるころにはお安くなっていてほしいですよね。

先日御殿場のアウトレットへまた夫の付き合いで出掛けた際、素敵なリュックを見つけ、夫が「あれならいいから、買えばどうだ」と言うのですが、お値段を見て納得、3万7千円でした。
やはり、いいものは高いです。
「我が家は、これにちょっと足した額がうちの1か月の食費よ」と、脳みそが台所勘定から抜けない私は、「まだショルダーで頑張る」と、諦めました。
その時、二人の口から突いて出た言葉が「ボーナスのない生活は辛いね」でした。(笑)
現役時代は、月々一杯でも、ボーナスは全部プラスアルファでしたから・・・
余分なものが買えましたし、生活の余裕になりました。
それに特別出費で、電気製品や家の修理(ペンキ塗や屋根の修理)に使えました。
年金は決まった額しか入らないので、そこから余分なものは出ないし、特別出費は貯蓄から潰すしかありませんから、厳しいです。
これは一昨日の踊りの稽古の日のことですが、お仲間の一人が、これまで化粧品のセールスをしていて退職してお稽古に復帰された方です。
先生がその方の着物を見て、「大島よね、帯も年齢に合っているわよ」とおっしゃって、これまでリサイクルのお店などで、出物があれば連絡を取り合っていたので、いいもを見つけたという具合で話しだしたら。
「新品よ。呉服屋で相談したら、着物何てあってない様な値段だから、と100万円渡して良いようにまとめてもらった」とのこと。
皆目を丸くして聞き、「100万円で着物3着、に帯2本。」「爆買いね」「桁が違う、0一つ多いでしょう」と色々と驚きの声があがりました。
もうそうなると、高いのか安いのか分かりません。
平均しても一つ20万円の勘定です。(やはり着物はお高いです)
私の3万7千円のリュックなんて、夫の1万5千円のパターだって、いくつ買えるかわかりません。(笑)
いや、その方は退職金を当てられたのでしょう、あるところにはあるものです。