るりとうわた

日常をつづる

事始め


新しい年を迎えましたが、やはりこのブログはInternet Explorerでは写真の表示が出来ず、書くときはGoogle Chromeで入れ、見るときはInternet Explorerで見ています。
年が変われば解決するかもと、思ったのですが残念ながらそういう訳にはいきませんでした。

今週は事始めが続きました。
9日の日には、踊りはじめがあり、毎年は踊り納めと踊り初めには、会服と言って、会でのお揃えの着物を着て行事を行います。
これは便利で、会の集まりの時にも利用しますが、ポリエステルで出来た1万円代の着物で、お高い正絹の着物を持っていなくても参加できるので、良い考えだと思います。
ただ、踊りを始める人は着物好きの方が多く、自分の着物を着て参加したいという方もいらっしゃいます。
私などは、そう言う趣味は無く、ただ親が結婚に際して用意してくれた着物がタンスの中に眠っているのを、申し訳ない、日の目を当てたいと思い、お稽古に通い始めたという動機があります。
お稽古なら、若い、赤い着物でも着て行けるからです。
ただ道中は困りますので、夫に車で送ってもらうか、お仲間に拾ってもらっていきます。

その踊り初めですが、先生が、「新年お気に入りの着たい着物もあるでしょうから、ご自分の着物でOKです。」と提案されました。
そこで選んだ着物のが上の扇面の図柄の着物です。
扇は末広がりで、縁起のよい模様とされていますし、何より扇は”踊りの命”と言われ大切に扱います。
「扇を差したままトイレはダメよ!」と厳しく教えられます。
それでもうっかり、行っちゃうこともありますが。(笑)

帯と合わせるとこんな感じです。
ただ後ろ姿しか披露したくないですね、いにしえの帯と着物です。今の顔を付けたくありません。(笑)
しかし着物って凄いですよね、30年前かな…なんて、てっきり思っていたら、今の年をサバ読んでいます。
正しくは、45年ぐらい前の着物です。
それでも着れる、日本文化の凄いところですね。
この帯は確かおばさん(父の妹さん)が母と仲良しで、自分が使用されたものを下さいました。
ですから、もっと古いです、5〜60年前ではないでしょうか?
でも刺繍も色鮮やかで、全くくたびれていません。
その豪華さで、皆さんの注目となりました。実によいお仕事をされている品ということです。
手刺繍の違いなのかな?現代ではなかなか見られません。

でもこの着物は、私というより上の娘のイメージがあります。
成人式ではありませんが、その頃のお正月に着て撮った写真の印象が強いですし、大学の卒業式に、この着物の上に袴を履いて行った写真もあるからです。
その時の帯はこちらです。、

これは、私にはとても結べない派手さがあります。
う〜んグリーンは難しいですね。

これは着こなせません。
でもこういう着物をリサイクルショップに出しても、2〜300円で良くても500円位でしか取ってくれません。
それを千円や2千円で売るのですから。
私も着物を買ったとことはありませんが、買えないということですが、デパートの着物市で、千円で正絹の古着を買ったことはあります。
充分使える代物ですが、小柄で需要がなくて、とびきり安いと言われました。
それを考えると、お稽古でいいので、着てやることか、生かせる事かな?と、思います。親に感謝をして。(笑)

この日は小春日和という天気で、皆さん思い思いの晴れ着を着て、会場は若返り、その熱気でも汗だくになりました。
そして、81歳の方が入会なさいました。
もう日本舞踊の芸歴は長いから、備わっています、ただ基礎からやりたいと流派を変えられたそうです。
いやあ〜、少し耳が遠いとは仰ったけれど、驚きの若さです。
それから言えば、私なんか小僧ですよ。
これを刺激にLて今年一年も頑張らなくては・・・、最近記憶力が・・・と言いつつ、3月の発表会が怖いです。(笑)

そして、ラジオ体操が11日から始まりました、寒波襲来で、7人や5人といった具合ですが、これもまた続けることに意味があると・・・
今日からはお習字が始まり、暮れの書初めで大会の結果で昇段が決まりました。
これはおまけがあるかも知れないですが、とにかく私は始筆がちゃんと出来ていないのを分かっているので、また一年四苦八苦したいと思います。
それぞれがスタートを切りました。