るりとうわた

日常をつづる

2度目の豊洲


先週のことですが、二度目の豊洲アラウンド劇場、「髑髏城の7人鳥」を観に行きました。
前回は迷ったりかなり時間が掛かったので、最短距離を検討しましたが、やはり千代田線から有楽町線に乗り換えて、豊洲で、ゆりかもめに乗り、豊洲市場で降りるのが一番簡単だと言うことになりました。
ゆりかもめのアナウンスで、「とよすしじょう」と言われると、どちらですか?となるのですが・・・
豊洲市場」と読むと、「あ〜あの問題のとよすいちばね!」となるのですが、
何故。”しじょうは”余所余所しく聞こえ、自分的に”いちば”と変換すると、庶民の台所と感じるのでしょうか?
築地だって、築地しじょうですよね。
不思議です。
この日はスマホで初撮影です。
その豊洲市場駅のホームのフェンスの間から撮りました。
フェンスが邪魔ですが、まだズームに慣れていないので、そのまま撮りました、駅の横が豊洲市場です。
広すぎて一部分しか取れません。
その先の写真です。

その豊洲市場の先を、下りたゆりかもめ豊洲市場に沿って、カーブして、進んで行くのが写っています。
国際展示場からお台場の方へ向かうのですよね。
その豊洲市場のホームと反対側に、豊洲ラウンド劇場があります。

右側に写っている四角い箱型がこの劇場です。
この劇場では、1年3か月に渡り、新感線の舞台、「髑髏城の7人・花鳥風月」が演じられます。
それぞれ3か月ずつで、すでに花(3月31日から6月12日)が終わり、今は鳥(6月27日から9月1日)が催されています。
私は花は後半に行き、鳥は前半に行くと言うぐあいです。
風は鳥を見てから決めようと思い、まだチケットは取っていません。

これが鳥の看板です。
看板のあるところが、ロビーで其の2階はトイレです。
その後ろ側の大きな四角い建物が、舞台&客席のあるところです。
客席の周りが舞台になっているので、客席から出る時は、一部の舞台上を観客も通ります。
だから、大きい箱の部分は、舞台と客席のみと言うことです。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season鳥 Produced by TBS」

2017年6月27日(火)〜9月1日(金)
東京都 IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

キャスト

捨之介:阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
天魔王:森山未來

極楽太夫松雪泰子

渡京:粟根まこと
兵庫:福田転球
少吉:少路勇介
沙霧:清水葉月

狸穴二郎衛門:梶原善

贋鉄斎:池田成志
ほか

「花」の時の配役が、捨之介:小栗旬 / 無界屋蘭兵衛:山本耕史 / 天魔王:成河 /極楽太夫:りょう /贋鉄斎:古田新
でした。
だいたい捨之介のスタイルが、着流しで颯爽と無界屋蘭兵衛達と、天魔王に対決して殺陣をするシーンが多いのです。
阿部サダヲさんは、どうするんだろう???と言う興味が沸きます。
着流しスタイルで、殺陣に臨むのか?と…(笑)
公演数がちょうど真ん中に来ましたね、ネタバレですが・・・
着流しスタイルでカッコいい殺陣は早乙女太一さんが、引き受けます。
もう第一声から違う、違いが分かるんですね〜
もう、”雀百まで踊り忘れず”かしら、幼少期からの舞台育ち、発声から違いました。
喉ではなく、お腹から出る発声は聞き取りやすいです、殺陣も踊るがごとく、流れるように綺麗でした。
その見せ場は、普天間王の森山未來さんとの殺陣や芝居に惹きつけられます。
森山未來さんは、本当に化けてくれるのですよ、色んな舞台で。
あれは誰?ということになり、やっぱり森山未來だ〜!となるのですが、
それが分かっていても、「あれ誰?」と、また言いたくなるぐらい、役に化けてくれます。
そして、この人はダンスが出来るので、殺陣も凄い跳躍でかわします。

で、前半をピリリと締めてくれるのは、松雪泰子さんの芝居です。
とにかく素晴らしい、声がいい、声で圧倒したり、色気を出したりと、もちろん姿も綺麗ですが、空気を引き締めてくれ、上手いな〜、と感じました。(この3人が持って行きますよね)
でも、阿部サダヲさんの捨之介は人情と笑いがあります。
7人が小粒になった分、リアルに新感線は庶民の味方、のメインテーマがそのままに感じられて、こちらのほうが新感線の舞台らしく感じました。
途中ミュージカルになるの?と感じさせたり、歌と踊りが今回は多いです。
アラウンド舞台で、今回の方が客席もよく回りました。
やる方も観る方も慣れてきたと言う感じです。
面白かったです。

チケット代は13000円と高いし、2つ見れますよね。で「風」は辞めようかな?と、思っていたのですが・・・
ちょっと迷いますね。(笑)