るりとうわた

日常をつづる

じじばば孝行か?娘孝行か?孫孝行か?

今年の8月はすでに連続19日の雨続きです。
孫たちも余りプールに入っていないと言います。
40年振りの長い雨とか、24年振りの冷夏とか・・・春には今年も猛暑と言っていましたよね、分からないものです。
ただ降ると大雨となり被害が出るほど暴れるのは困りものです。

スマホに変えてから、カメラを持って歩かなくなり、スマホから移動して、孫たちが来た時の話です。
長い夏休みでも、中々予定が合わず、下の子が「メアリと魔女の花」の映画を観たいと言っていたので、娘と来る日に、夫と私の合計5人分のチケットを取り、海老名で待ち合わせにしました。

お盆の間は混むと言うので、娘たちは朝7時半に家を出たら、道路が空いていて8時半には海老名に着いたとか・・・
映画は1時からで、約束は11時半の待ち合わせでした。
もう着くという連絡をもらい私たちも早めに家を出ました。
その待ち時間に相模原の「水と緑の公園」のひまわり畑へ行き、写真撮影をしてきたらしい。
いつも混むのに朝早くて空いていたらしい、早起きは3文の得と言うことでしょう。(笑)

この日気温が低く、その割に、お店はガンガン冷房を効かせてあるので、半袖では寒くなり、スポーツ用品店で長袖を見ることにしました。
娘が頻りに、「値段がね〜」と言うので、
私も、「ここは、丸井だから、近所のスーパーとは違うでしょう」と言います。
「2時間は映画館に居るのだから、ある方がいいでしょう」と、2900円ぐらいのを2枚買ってやりました。
これが下の娘が言う「お姉ちゃんの策略」に引っかかったことになるのでしょう。(笑)
映画はヨーロッパの田舎を丁寧に描いた美しい景色の画像でした。
魔法使いの怖い画面に、下の子は動けなかったようですが、娘はちょっと寝たと言っていました。

娘の車で、皆で我が家に帰り、下の娘が浜寿司に予約を入れておいてくれたので、待つことなく6時に座れました。
ちょうどこの日は自治会のお祭りの日に当たり、住宅内が子供や孫たちの帰省で一番賑わう日でした。
7時過ぎに出かけ、ジュース券や小学生券(おもちゃ)が付き、お菓子やゲームをして、子供会が用意した女の子とじゃんけんをして、二人とも負けた方のお菓子が当たりました。(笑)
じゃんけんに強い女の子を揃えたものです。
そこで、娘は現在はイギリス住まいの同級生にばったり会い、20数年ぶりの再会とかで、お互いの子供の紹介をして、その方はイギリス人のご主人も来られてました。
実はお隣さん(の子供)なのですが、会うのは実に20数年振り、偶然が重なったと話に花を咲かせていました。

翌日、ママが、「混まないうちに早く帰るよ」と言い出したものだから、下の子が猛抗議です。
「そんなら泊まった意味がない」と、論破します。
夏休み前は、1週間、子供たちで来て泊まっていく予定でしたが、現実は子供同士の日程も合わず、当人にしたら、夏休みにも関わらず、「僕は学童で学校へ行き、ママと同じ土日しか休みがない」、お兄ちゃんは昼から塾やサッカーがあるので、午前中は一人で家に居て午後出かけるそうです。
そりゃぁ、弟の方が大変だ!と加勢したいところですが、どうにもならならいことで、様子見です。

おにいちゃんの方は、昨日買った長袖が気に入ったらしく、また上に重ねて着ています。
今年の夏に驚いたことは、私の身長が抜かされてしまいました。
急に伸びたので、あっという間に追い越されました。嬉しいショックです。(笑)
きっと服も追いつかないのでしょう、買ったばかりのゆとりある服が気に入ったそうです。きっと服が気になるのもお年頃なんでしょうね。

で、話は落ち着いて、皆で大山へ行き、娘が美味しいと言うおまんじゅうを買って帰ることになりました。
ここもみなさんの出足は速い、すでに駐車場は満杯で、近所の私設の駐車場に2台止めることが出来ました。

その饅頭屋へ寄ると、今日は予約がいっぱいで、今は出せないと言います。今予約をしたら、2時間後に出来ると言われたので、十個ずつ頼み、その間に見学することにしました。

絵灯篭のお祭りもあるそうです。
ケーブルカーまでの長い階段を上ります、椅子に坐れたのですが、後からたくさんの乗客で一杯になり外の景色は見えなくなりました。

娘は自分の子供の時以来だから、30年振りと言います。
その割には、美味しい饅頭屋さんを知っていたりと、耳情報は豊富なんですね、スマホ情報かな?
孫たちも、じじばばがスマホになったのには感激してくれて、メールを打つのをじっと見て、こうするのがいいと教えてくれるので、「スマホ持ってるの?」と聞くと、「いいや、パパとママのを見て」わかるそうです。
上の子は、我が家のDVD機を動かせます、誰も教えないのに…(笑)

それでも、ママに、悪いところに煙を当てると良くなると言われて、一生懸命に、風の向きが違うのに、煙を浴びようと奮闘中です。
その姿を見て、もう余り「漢字、書けるようになった?」とは言わないでおこうかと思いました。
下の子は、おみくじを引きたいと言うので、「お正月に大吉だったから、一年それで行けるよ」というのに、どうしても引きたいと言うので、200円を渡すと、「吉」と出て、皆に「やっぱり」と言われ、「頑張るからいい」と本人談。
神頼みの兄に、自力で頑張る弟かな。

財布の紐も昨日からゆるっみぱなしで、ケーブルカーの時、細かいお金がなくて娘に建て替えてもらったので、こんにゃくの味噌とのセットをパパのお土産に買うかどうか、子供と相談していたので、「買ってあげる」とレジでお金を出し、ケーブルカー代(往復)として、私と夫の分を2200円払えば良い所を、「はい4000円」と娘(子供500円)のところの分まで出してしまった。
2日間フル我が家持ちになってしまいました。

帰りのケーブルカーは空いていたので、ゆっくり景色を見ながら下りることが出来ました。
それで、お饅頭代850円は娘が出してくれました。
できたてのあつあつでした。

子供も満足したみたいで、このまま帰ると言うので、お昼を引き留めずに、我々も帰ることにしました。
何しろ出すものだしたら、財布も軽くなったし、夫は外食の積りだったようですが、私たちも真直ぐ帰路に着きました。
じじばば孝行なのか、何十年振りかの経験付の娘孝行か?、やはり孫孝行なのか、皆が八ッピーなひと時でした。