るりとうわた

日常をつづる

立冬すぎて


昨日は立冬で、早くも暦の上では冬ですが、暖かい日が続きます。
10月上旬には、12月かと言う気温があり、ストーブを点けた日もあり、その日は富士山も北側半分が雪で真っ白でしたが、今は雪もなく夏富士のままです。
本当に変な天気ですね。

それでも、11月は菊の季節で、庭の小菊が咲き出しました。
菊の苗を買った記憶はないので、ご近所の友人宅から交換しながら、差し芽で増やした菊です。

6日の日には、通常の踊りのお稽古があり、スマホで5人や9人で撮った写真をプリントして持って行ったら、
「へ〜、どうしたの!」
「あれ、スマホだったよね?」
「自分でプリントしたの?」
「えっ〜、そんなことが出来るの!」
と驚かれてしまいました。
スマホから、ぴっーと送信してやるのと勘違いされているのかと思い、ギャラリーに保存して、メールに添付してパソコンに送り、それでプリントしたと言うと。
「へ〜、それができるのと、驚いているの」と言われました。

あ〜なるほどと思いました。(笑)
まだスマホは十分に扱えないですがパソコンなら、親戚とのホームページを作ったり、旅行記を作ったりで、少し出来ます。
娘もいますけど、通勤時間が掛かるので、夜遅くないといませんし、もうIT産業勤めでもないので、質問しても、「私も解らない」とさっぱり答えてくれません。
それでわからないことは、すべて検索して、謎解きのごとく、試して解明しています。

スマホに関しては、娘に聞くこともあります。


先日の日曜日に、娘によると、こんな話が合ったそうです。

遅くに起きた娘は、日ごろは帰宅が遅すぎてお店も開いていなくて、その日は昼過ぎに友人とショッピングに出かけました。

門を出たところで、異様な音が鳴るのでなんだろうと後ろを向くと、おばさんと目が合い、「お願いします」と駆け寄ってこられたそうです。
その手に持った携帯電話のアラームがけたたましく鳴っていたそうです。
「主人が今日はいなくて、止められない」「止めて下さい」「おじさんを呼んでもらえないか?」と言うことで、
「いや〜、父を呼んでも、出来ませんから」と言い、その方が過呼吸気味だったので、
「大丈夫ですか?」「座りますか?」と尋ねたが、いいとのことだったそうです。

そのうち、我が家と一軒置いた家から、出て来られ、親しくしている友人ですが、
その方にも「ご主人おられますか?」と聞かれ、
友人は「主人も分からないです」と言うことで、
娘がその携帯を手にして、設定をみようとしたら、自分と違うauで、8ケタのパスワードを入れるところが出てきたので、パスワードを聞いても分からなくて、
生年月日や電話番号を入れてもダメで、充電を見ると満杯になっているから、鳴り続けるしかないので、
「じゃ電池を抜きますよ」と承諾を得て、シールが貼ってあったけど電池を抜いて、音が鳴りやんだそうです。

私も夫も、娘に「行ってらっしゃい」と言ったものの、家の前の通りで、そういう騒動が起こっていたなんてつゆ知らずでTVをみていました。(笑)
この界隈も高齢化が進み、何人束になって出て来ても解決できなかったかもしれません。
「若者いないか〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」と探して歩くようです。(笑)

娘は、「私を知っている人かしら?」この通りの向こう側から走って来たけど・・・
年齢は?と聞くと、私より3つぐらい上で、そりゃ生年月日を聞いたぐらいだから、それは分かるわね、それで、おかっぱ頭に白髪交じりと、聞いて。
あっあの人かも?と浮かびました、通りの端で、我が家とは端と端で遠いですが、ラジオ体操を始めたころ数か月来られていた方です。
その時「お宅の美人姉妹(お世辞)どうされた?中学生か高校生の制服着て、出て行かれたの見ていたから」と言われ、
「一人は 結婚したけど、まだ下の娘が家に居ます」と話したことがありました。
子供さんの年齢が、上の娘とも3つ以上離れているので、娘はそのおばさんを知らなくて、向こうは「まだ家に娘がいる」と言うので、我が家の娘と判ったのでしょう。

アラームが止まったら、その方が友人に「また腰の手術をするのよ」と話かけられ、娘まで「私もお付き合いしないといけないのかしら?」と思ったそうですが、
友人が「○○ちゃん、出掛けるのでしょう」と話を振ってくれたので、行くことが出来たそうです。
その友人(上の娘と同級生のお母さん)と娘が顔を合わせたのも、10年ぶりぐらいのことです。(笑)

でも、どうしてアラームが鳴りだしたのか?
訳が分からないから、どこでも触ってしまうのですよね。
また、アラームが鳴っても、本番で誰も出て来ないのも大変ですから、予行演習になったかしら?
そのご主人は理解されているということかしら?
スマホにも、もう少し詳しくなりたいですね。
もうすぐ、5年後には日本は5人に一人が75歳以上です。